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メイヴィス・ステイプルス / Come Go With Me! (1BRDR)

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常に変化し、観客を鼓舞し続ける、メイヴィス・ステイプルスのセットリストが異なるライブ二つを収録したブルーレイが、お求めやすいNice Lineシリーズからリリース!

ステイプル・シンガーズ、家長であるローバック・"ポップス"・ステイプルズ(14年12月28日 - 00年12月19日)が、子供たちクレオサ(34年4月11日 - 13年2月21日)、パーヴィス(35年11月18日 - 2021年5月6日)、メイヴィス(39年7月10日生まれ)とともにグループを結成。イヴォンヌ(37年10月23日 - 18年4月10日)は、兄がアメリカ陸軍に徴兵された際に代わり、70年に加入しました。彼らは70年代に「Respect Yourself」、「I'll Take You There」、「If You're Ready (Come Go with Me)」、「Let's Do It Again」をリリースしヒット曲を世に送り出しました。

52年に彼らは最初のプロ契約を結びます。初期のキャリアでは、アコースティックなゴスペル・フォーク・スタイルで、ユナイテッド・レコード、ヴィージェイ・レコード、チェッカー・レコード、リバーサイド・レコード、そして65年にはエピック・レコードと、様々なレーベルでレコーディングを行いました。その中でも「Uncloudy Day」はボブ・ディランの初期に影響を与えた曲で、15年に彼はこの曲について「今まで聴いた中で最もミステリアスな曲だった...学校の机に座っている時でさえ彼らのことを考えていた...メイヴィスの写真(「Uncloudy Day」のジャケより)では彼女は私と同じくらいの年齢に見えた...彼女の歌声には圧倒された...そしてメイヴィスは素晴らしい歌手で、奥深くミステリアスだった。そして若い頃から、人生そのものがミステリーだと感じていた」と語っています。

エピックでは、ビリー・シェリルがプロデュースした教会でのライブ・アルバム『Freedome Highway』を含む一連のアルバムをリリース、そのアルバムのタイトル・トラックは、ポップスが書いた公民権運動の抗議歌でした。ステイプル・シンガーズは、エピックで「Why (Am I Treated So Bad)」や「For What It's Worth」(スティーヴン・スティルス作) など、メイン・ストリームの聴衆に受け入れられやすい音楽スタイルを確立しました。68年にスタックス・レコードと契約し、スティーヴ・クロッパーと2枚のアルバム『Soul Folk in Action』と『We'll Get Over』をリリース。クロッパーがスタックスを去ると、今度はアル・ベルがプロデュースし、有名なマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオでリズムセッションを指揮し、メンフィスのアーデント・スタジオでエンジニア/ミュージシャンのテリー・マニングと、ファンク/ソウル傾向を強めていきます。
最初のスタックス・ヒットは71年初頭の「Heavy Makes You Happy (Sha-Na-Boom-Boom)」で、1971年後半にルーサー・イングラムとマック・ライス作曲の「Respect Yourself」は、ビルボードR&Bチャートで2位、ビルボード・ホット100で12位となります(後にスパイク・リーの94年の映画『Crooklyn』のサウンドトラックで使用されます)。この曲のテーマである自己啓発は、60年代の激しいアメリカ公民権運動の直後にリリースされたため、普遍的な魅力を持っていました。72年、「I'll Take You There」はビルボードの両チャートでトップの大ヒット73年、「If You're Ready (Come Go With Me)」はホット100で9位、R&Bチャートで1位となっています。75年のスタックス倒産後は、カーティス・メイフィールドのレーベル、カートム・レコードと契約し、カーティスがプロデュースした「Let's Do It Again」をリリース、ステイプル・シンガーズの2番目のナンバーワン・ポップ・ヒットとなり、アルバムもヒットしました。76年、彼らはザ・バンドの映画『ラスト・ワルツ』でコラボレーションし、「The Weight」を演奏しています(この曲をスタックスのファースト・アルバムでカバーしていました)。84年のアルバム『Turning Point 』ではトーキング・ヘッズの「Slippery People」のカバーが収録され、ダンス・チャートのトップ5にランクインしています。

メイヴィス・ステイプルスは、エピック・レコードでステイプル・シンガーズで活動していた60年代後半にソロ名義での初めてのシングル「Crying in the Chapel」、69年にはスタックスからセルフタイトルのアルバム、70年にセカンド『Only for the Lonely』をリリースしています。カーティス・メイフィールドのカートム・レーベルからの映画『A Piece of the Action』のサントラへの参加、79年にサード・アルバム『Oh What a Feeling 』をリリース後、メイヴィスのソロ名義のアルバムは89年のプリンスがプロデュースの『Time Waits For No One』までありませんでした。そして93年に再度プリンス・プロデュースで『The Voice』をリリースしています。
96年のラッキー・ピーターソンとの『Spirituals & Gospel: Dedicated to Mahalia Jackson』がありますが、メイヴィスは、04年にジム・トゥリオのプロデュース『Have a Little Faith』をシカゴのアリゲーター・レコードから出して、復活を遂げます。このアルバムには、一部セミアコースティックを含むスピリチュアルな音楽が収録されています。ブルース・ミュージック・アワーズでアルバム・オブ・ザ・イヤー他4つの賞を獲得しました。そして友人のボブ・ディランの『Gotta Serve Somebody: The Gospel Songs of Bob Dylan』収録の「Gonna Change My Way of Thinking」でデュエット、04年のグラミー賞の「最優秀ポップ・コラボレーション・ウィズ・ヴォーカル」部門にノミネートされました。05年には生涯功労賞を受賞。07年アンチ・レコードよりライ・クーダーがプロデュースの『We'll Never Turn Back』は公民権運動のゴスペルソングに焦点を合わせており、クーダーによる新しいオリジナル曲2曲も収録されています。
そして10年、8枚目となるウィルコのリーダー、ジェフ・トゥイーディのプロデュースで『You Are Not Alone』がグラミーのベスト・アメリカーナ・アルバムを受賞します。そしてやはりジェフのプロデュースの13年の『One True Vine』でもノミーネート。16年『Livin' on a High Note』、17年『If All I Was Was Black』、19年『We Get By』、22年にリヴォン・ヘルムとの『Carry Me Home』と順調にスタジオ・アルバムをリリースして現在に至ります。

このようにメイヴィス・ステイプルスにはステイプル・シンガーズでの多くのヒット曲に加え、そしてソロ名義、特に04年以降の充実した一連のアルバムからの楽曲があり、多くのライブ演奏のためのレパートリーが存在するのです。

そんな彼女の素晴らしいプロショット・ライブを二つ、1080PのHDハイクオリティーでブルーレイに収録しています。

まずメイヴィスの誕生日に行われた14年7月11日のNorth Sea Jazz Festivalでのライブ。前年にアルバム『One True Vine』をリリースしています。オープニングはステイプル・シンガーズのHot100で9位、ソウル・チャートではナンバーワンのヒット「If You're Ready (Come Go with Me)」。そしてバッファロー・スプリングフィールドの「For What It's Worth」、トーキング・ヘッズの「Slippery People」、ファンカデリックの「Can You Get To That」といったカバー、「自分に誇りを持てなかったら、悪巧みさえ出来ねえぞ」、そう鼓舞する問答無用の名曲「Respect Yourself」もプレイ。そして名盤『You Are Not Alone』のタイトル曲、そしてそのアルバムに収録の「Creep Along Moses」、「We're Gonna Make It」。メイヴィスのお父さんポップス・ステイプルス名義の「Freedom Highway」、カーティス・メイフィールド作の「Let's Do It Again」、そしてプリンスもカバーするステイプル・シンガーズの大ヒット「I'll Take You There」の貫禄のライブでクローズします。

そして地元シカゴでの23年2月4日のライブ。バックにメイヴィスの妹イヴォンヌはおりませんが、25年の来日時と同じラインナップでのプレイです。こちらは「For What It's Worth」がオープニング曲、そしてシングル「I'll Take You There」のB面曲「I'm Just Another Soldier」が歌われています。このライブでは「I'll Take You There」こそ入っていませんが、それが収録された名盤『Be Altitude: Respect Yourself』から「Respect Yourself」、そして「Are You Sure」も演奏しており、嬉しい選曲と言えるでしょう。19年の『We Get By』からバンド・リーダーでギターのリック・ホームストロムのカッティングがファンキーな
「Brothers and Sisters」、そして「まずこの土地から変えよう」という内容のベン・ハーパーが作詞した「Change」を披露。ザ・ステイプルス名義の78年の『Unlock Your Mind』収録の快活な「Hand Writing on the Wall」、スタックス最後のアルバムのタイトル曲「City In The Sky」、『One True Vine』から「Far Celestial Shore」、更に71年の『Staple Swingers』から「Heavy Makes You Happy」も素晴らしい演奏です。ボビー・ブルームが70年にリリースし、後にグラディス・ナイト&ザ・ピップスもカバーした名曲です。17年のアルバム『If All I Was Was Black』から「Who Told You That」、「涙を流す暇などない、やるべきことがあるんだ」と聴き手を煽る「No Time For Crying」を最後にプレイ。

メイヴィスには19年にリリースされたライブ・アルバム『Live In London』がありますが、それとはまたセットリストが異なり、常に何が演奏されるかわからない、そしてそれぞれのライブで観客はあらゆる角度から鼓舞され、感動を得ることが出来るのです。

If You're Ready (Come Go with Me)
For What It's Worth
Slippery People
Can You Get To That
Respect Yourself
You're Not Alone
Creep Along Moses
Everything Is Everything
Freedom Highway
We're Gonna Make It
Jam
Jam 2
Let's Do It Again
I'll Take You There

Ahoy Hall, Rotterdam, The Netherlands, July 11, 2014

For What It's Worth
I'm Just Another Soldier
Brothers And Sisters
Hand Writing on the Wall
Who Told You That
Can You Get To That
City in the Sky
Respect Yourself
Change
Slippery People
Are You Sure
Far Celestial Shore
Heavy Makes You Happy
Let's Do It Again
No Time For Crying

Symphony Center, Chicago, IL, USA, Feb 4, 2023

Pro-Shot
151min.

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