ミッドナイト・スターの全盛期、もちろん83年のO Parking On The Dance Floorのリリース時とファンならそう言うはずです。正にそのアルバム収録曲のほぼ全てをライブ・ヴァージョンで収録したタイトル、プロショット映像DVDR、とサウンドボード音源CDRの両方で楽しめるタイトルです。フューチャリスティックなステージングは他のソーラー・レーベルのアーティストに比べてかなり前を行っている感じで、一方ボーカル・アンド・インストルメンタルのグループにはお約束の派手なコスチュームも、ある意味前衛的だったプリンスも真っ青となりそうな、つなぎのタンクトップでのメンバーの姿は斬新です。一方紅一点のベリンダ・リップスコムはコスチュームより美声で勝負。ベイビーフェイス作のSlow Jamではハモリが実は上手いというのがわかったりします。サウンドを担うキャロウェイ兄弟もいます。最後の観客と一体となったエレクトロ・ファンク・ジャムは唯一無二で、これがミッドナイト・スター、否ソーラー・レーベルのグループのライブの最高峰と言えるでしょう。
Electricity
Playmates
Slow Jam
Wet My Wistle
Night Rider
No Parking On The Dance Floor
Freak-A-Zoid
Live at Los Angeles 1983
*映像と音はセットリストが同じです。