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マイケル・ジャクソン / Sunset Driver (1CDR)
¥990
もし『Off The Wall』と『Thriller』の間にもう一つマイケル・ジャクソン名義のアルバムがリリースされていたとしたら。そういうコンセプトで作られた2LPアルバム『Sunset Driver』。二つのアルバムには未収録のナンバー且つ未発表曲、オルタネイト・バージョンによって構成されており、マイケル・ジャクソンの新たなる多くの驚きを発見することでしょう。 SIDE A 1. Shake Your Lovely One 2. Sunset Driver 3. Hot Street 4. She's Trouble 5. Carousel SIDE B 6. Somebody Watching Me 7. Got The Hots 8. Who Do You Know 9. Love Never Felt So Good SIDE C 10. Nite Line 11. Wondering Who 12. Say Say Say SIDE D 13. Someone In The Dark 14. For All Time 15. Behind The Mask 16. Out Of The Rain 1曲目の「Shake Your Lovely One」はジャクソンズの「Lovely One」と「Shake Your Body (Down To The Ground)」を巧妙にマッシュアップした斬新なダンス・ナンバーです。 2曲目はアルバム・タイトル曲「Sunset Driver」。マイケルのプロデュースで78年11月から79年4月にかけてヘイヴェンハーストにてアルバム『Off the Wall』用に録音されていましたが完成せず、82年8月にウェストレイク・レコーディング・スタジオで『Thriller』用にさらにオーバーダブを行って作り直しされました。マイケルの公式ウェッブとビル・ボットレルが知るメモによると「Sunset Driver」は86年5月30日から31日にかけてビルとマイケルで『Bad』アルバム用に再検討され録音、しかし最終的に完成しなかったとされています。 ここに収録されているものはリリースされた、79年と82年、それぞれのデモを使ったアップデート・ミックスです(『Thriller 40』からのデモは79年『Off The Wall』用だったという説もあります。また曲の終わり近くで、マイケルが「That's it Janet」と言っているのが聞こえますが、これは間違いなく、レコーディングセッションに同席していたと思われるジャネット・ジャクソンのことです)。 3曲目「Hot Street」はロッド テンパートン作、クインシー・ジョーンズのプロデュースで、82年8月から9月にかけてウェストレイク・レコーディング・スタジオで行われた『Thriller』セッション中に録音されました。当初「Slapstick」というタイトルで、歌詞はまったく異なっていました。マイケルはこの曲を大変気に入り、レコードに収録したいと考えていましたが、収録するほどの力強さがないと結局判断されました。マイケルは次のように語っています。「うん「Hot Street」は好きだよ。あの曲は大好きだ。クインシーとロッドは十分良いとは思わなかったんだけど、僕は素晴らしいと思った」。 4曲目は「She's Trouble」。ビル・リヴシー、スー・シフリン、テリー・ブリテンによって書かれ、81年秋にマイケルによって録音されましたがボツとなり、後にスコット・ベイオのアルバム『The Boys Are Out Tonight』に、またミュージカル・ユースのアルバム『Different Style』にも提供されました。09年に未完成の歌詞とつぶやきが収録された初期のデモが流出、後に「She's Trouble」が『Thriller 40』に収録されます。 今回のバージョンはデモと最終版をミックスしたものです。結果最終版の完成された歌詞、そのボーカルのクオリティと、デモが持つファンキーなインストルメンタルさ、二つが巧妙なバランスでミックスされています。また曲の単調さを軽減するために、アドリブもいくつか独自に追加しています。 5曲目「Carousel」。マイケル・センベロとドン・フリーマンが共同で作曲し、クインシー・ジョーンズがプロデュース、82年8月から9月にかけて録音されました。この曲は『Thriller』の候補曲でしたが、結局「Human Nature」にその座を譲ることとなりました。「素晴らしい曲だよ。マイケル・センベロのあのスローな曲は美しい。でも歌詞的には、そしてその時点では、アルバムが向かう方向はそうではなかったようだ」とロッド・テンパートンが『Thriller Special Edition』のインタビューで語っています。 尚ここに収録のものは、イントロを編集し、ラスト辺りのマイケルのボーカルを加え長くして、より曲として成立させているバージョンとなっています。 6曲目「Somebody's Watching Me」はロックウェルが歌っている部分をほとんどを削除し、マイケル中心の曲となったバージョンです。なおコーラスにジャーメイン・ジャクソンが参加しています。ロックウェルが作曲し、カーティス・アンソニー・ノーレンがプロデュース、83年に録音されました。ロックウェルの父でありモータウンのCEOであるベリー・ゴーディは、当初はデモに満足していませんでしたが、ジャクソン兄弟をフィーチャーさせることでこれならヒットすると思ったそうです。 7曲目「Got The Hots」はマイケル・ジャクソン、クインシー・ジョーンズ、ロッド・テンパートンの作曲、プロデュースで、81年秋に録音されましたが『Thriller』ではボツとなりました。後にシーダ・ギャレットに渡され、彼女はこの曲を書き直して「Baby's Got It Bad」と改名し、彼女のアルバム『Kiss Of Life』に収録されました。他に同様の扱いとなった曲に「Groove Of Midnight」があります。 8曲目「Who Do You Know」。マイケルは、『Thriller』セッション前の80年にこの曲制作を開始、アルバム・セッション中81年秋にヘイヴェンハーストで、更にウェストレイクで82年2月まで曲作りが続けられましたが、最終的に完成には至りませんでした。そして『Victory』セッション中にマイケルによって作り直され、アルバム収録が検討されましたが、「State Of Shock」、「Be Not Always」、「The Hurt」という他の3曲への関与だけとなりました。マイケルは93年のメキシコでの証言でこの曲の存在を認めていますが、詳細は語りませんでした。「Who Do You Know」は、マイケルが2年前に去ったという女性への悲しみと、彼女を見つけたいという思いを表現した曲です。78年というとダイアナ・ロス、そしてテイタム・オニールがマイケルの恋人としての候補になりますが、「Remember The Time」がダイアナを思って歌っていることもあり、「Who Do You Know」もそうではないでしょうか。 今回収録のものは曲を少しエディットし、最後のコーラスの箇所にオープニングにあったギターを追加しています。 9曲目「Love Never Felt So Good」は (80's Mix)となっています。 「Love Never Felt So Good」は、マイケル・ジャクソンの未発表曲で、死後2枚目となる最後のアルバム『Xscape』の1曲目としてリリースされました。14年5月2日にシングルとしてリリースされ、アルバムのリードシングルとなりました。ジャスティン・ティンバーレイクとのデュエット、ソロリミックス、オリジナルデモの3つのバージョンがリリースされました。マイケルとポール・アンカとの共同作曲、共同プロデュースで、80年に録音されました。他の2曲 (「It Don't Matter To Me」と「I Never Heard」) と同様に、このコラボレーション曲はアンカの83 年のアルバム「Walk a Fine Line」に収録される予定でしたが採用されず、1年後のジョニー・マティスの「A Special Part Of Me」で日の目を見ました。収録されました。10年マイケルのアルバムのために保管庫から取り出され、ジョン・マクレインとジョルジオ・トゥインフォートによってプロデュースで作られましたが、未発表、ですが同年、高音質の音源が流出、最終的に10年のとまったく同じ再録音バージョンが『Xscape』に収録されました。ソロバージョンの他に、ティンバランドとJロックがプロデュースしたマイケルとジャスティン・ティンバーレイクのデュエット・リミックスが作られ、マイケルのディスコグラフィーの中でも最大のヒット曲の1つとなっています。 10曲目「Nite Line」はグレン・バラード、ブリー・ハワード、デイヴィー・ファラガーによって書かれ、クインシー・ジョーンズがプロデュース、82年8月の『Thriller』セッション中に録音されました。しかし採用されず、ポインター・シスターズへ提供、『Break Out』で「Nightline」と名前を変更し、収録されました。この曲は『Thriller 25』への収録も検討されましたが、未発表のままです。 今回テンポが遅い不要な冒頭をカット、ピアノやシンセなどの楽器を更にエクステンドさせたリミックスとなっています。 11曲目「Wondering Who」はジャクソンズの「Triumph」に収録されていますが、今回マイケルの未発表のボーカルが21年にリークしたことにより、マイケルのアドリブとバック・ボーカルを追加したバージョンにして、マイケル・ジャクソンのソロとしての仕上がりにしています。 12曲目「Say Say Say」。81年4月から5月の間にレコーディングされました。「The Girl Is Mine」のセッションの1年前になります。82年にリリースされたポール・マッカートニーの『Tug of War』に収録される予定でした。マイケルは主にフックを歌っていますが、アドリブもいくつか入っています。2人が『Pipes of Peace』に収録すべく録音したもう1つのコラボレーション曲「The Man」では、マイケルとポールのリードがバランスよくフィーチャーされています。そして15年オルタネイト・バージョン2015 Remixがリリースされ、マイケルの新しいボーカルがスリリングにフィーチャーされています。オリジナルと比べてポールとマイケルのボーカルパートが入れ替わっている様に聴こえます。 今回そのオルタネイト・バージョンを使用、マイケルがメインに歌っている形、マイケルのアルバムとしての収録に最適となります。 13曲目「Someone In the Dark」はマイケルが E.T. the Extra-Terrestrialのオーディオブックのプロモーション・シングルとしてリリースされた曲です。このトラックは、「Opening Version」と「Closing Version」の2つのパートに分かれています。クインシー・ジョーンズ・プロダクションのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ゼネラル マネージャーであるエド・エクスタインは、ドキュメンタリー『スリラー40』の約46分25秒あたりで、クインシー・ジョーンズがスティーブン・スピルバーグと友人になったと述べています。スピルバーグがE.T.の制作に取り組んでいる間、クインシーとマイケルは撮影現場に招待されました。そこでスピルバーグはクインシーに一緒に何かレコードを作ろうと言ったのです。クインシーはマイケルに、物語を話し、曲を書き歌うというE.T. のストーリーブック・アルバム制作のアイデアを提案しました。マイケルは、そのアイデアを了承。82年の夏、エピック・レコードは、マイケルがストーリーブック・アルバム (新曲「Someone in the Dark」を含む) を(映画のサントラをリリースしている)MCAで録音することを許可しましたが、2つの条件を提示しました。MCAは、マイケルの新しいアルバム『Thriller』と競合しないように、82年のクリスマスまで保留にすること。そして「Someone in the Dark」をシングルとしてリリースしないこと。しかしMCAは82年11月にアルバムをリリースしますが、更にラジオ局に「Someone In the Dark」のプロモーション・コピーを配ってしまいます。それはアメリカ国内で両方の条件に違反したことになります。特に問題だったのはユニバーサル/MCAからのこのリリースについて当時のエピック・レコード社長、ウォルター・イェトニコフに連絡を取らなかったことでした。イェトニコフはマイケルに「怪物にキスするのをやめろ」と伝えるよう指示しています。訴訟の結果、MCAはアルバムを撤回し、この曲をシングルとしてリリースすることも禁じられました。こうして、マイケルの最も希少で最も人気のあるプロモーション・シングルの1つが誕生し、コピーは1,000ポンド以上で取引されたのです。『スリラー40』のドキュメンタリーでジョン・ブランカが語ったところによると、マイケルはイェトニコフに腹を立てていたそうです。イェトニコフは状況を改善するために何をすべきか考えました。結果マイケル・ジャクソンは『Off The Wall』からその後のリリースまで、すべてのマスターを所有することになったのです。廃盤となった90年代のコンピレーション・アルバム「Decade」に収録される予定だった「Someone In The Dark」、これは「Opening Version」でした。その後『Thriller 25』等に収録されていますが、それらは全て「Opening Version」です。プロモに収録の「Closing Version」とは歌詞が異なります。 ここでの収録はE.T.の声を取り除き、より原曲に近い形での収録です。 14曲目「For All Time」は80's Mixとなっています。尚この曲に関してはこのタイトルで詳しく書かれていますので、ご参照ください。 マイケル・ジャクソン / Great Works With Steve Porcaro (1CDR) https://purpletown.buyshop.jp/items/96253807 15曲目「Behind The Mask」は、イエロー・マジック・オーケストラのインストゥルメンタル曲のカバーとして、81年10月の『Thriller』セッション中に初めて録音されました。制作は1年後まで続きましたが、ボツとなり、後にグレッグ・フィリゲインズとエリック・クラプトンに渡され『Pulse』に収録されました。その後アルバム『マイケル』のために、ジョン・マクレインがインスト部分を完全に作り直し収録(そのバージョンは、バース2がバース3に置き換えられ、サックスのソロが含まれています)。アルバムからの3番目で最後のシングルとしてリリースされています。11年4月16日のレコード・ストア・デイで7インチ・ビニール盤(プレス枚数はわずか4000枚)同年、ポーランドで限定プロモーションCDが発売されています。「Behind The Mask」は坂本龍一作曲で79年9月25日の『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァ―』に収録されています。海外でYMOが演奏すると観客がこの曲だけロックンロールだと叫んだそうです。なぜ評価が高いのか、それは一般的なテクノ・ポップよりもテンポが遅いこと。「リフ」に特徴があること。ギターで演奏した場合は指の動きが少ないことスライドするだけで演奏できること(坂本はそのように意識して作りました)。リフの3拍目の後半に休符が入ることにより緩急が付くこと。コード進行がブルースに似ているため、歌いやすいこと。Bメロにおけるベースラインがリズム・アンド・ブルースに似ていること。これらがあげられます。 ここでの収録は「A cappella」を基本ボーカルとし、「The Magical Mix」(KaiMakesMusic2) と「Stranger's Remix」(The Stranger's Remix) 二つのインストのリミックスをマッシュアップして作られたものです。 16曲目「Out Of The Rain」。元は「You Can't Win」という曲でチャーリー・スモールズが作曲し、クインシー・ジョーンズがプロデュース、74年にボルチモアで上演されたミュージカル『ザ・ウィズ』のために作られました。ですがブロードウェイの公式オープニングからカットされ、映画『ザ・ウィズ』の制作が始まるまで演奏されることはありませんでした。映画の制作中、マイケルが歌うこととなり、77年11月から78年1月にかけて録音され、「I Was Born On The Day Before Yesterday」の代わりにマイケルが演じた案山子の際に使われました。オリジナルのサウンドトラックを録音した後、マイケルはクインシー・ジョーンズと共にスタジオに戻り、78年夏『Off The Wall』風のプロダクションでこの曲を再録音しました。最終的に79年1月11日にシングルとしてリリースされ、モータウンを去ったマイケルの最初のソロシングルとなりました。「You Can't Win」は2部構成の曲となっています。前半は正式なヴァースとコーラス、後半はアドリブとバックボーカルの構成となっています(04年の『Ultimate Collection』に収録のものは7分の1曲にまとめられたバージョンが収録されています)。82年10月 18日、「You Can't Win」(Part 2)の再録音版「Can't Get Outta The Rain」がシングル「The Girl Is Mine」のB面としてリリースされました。しかしそれは基本的に元曲のパート2なのですが、「you can't get outta the game」の歌詞が「you can't get outta the rain」に置き換えられ、オーバーダブもいくつか追加されています。そして作曲クレジットにチャーリー・スモールズの名は無く、クインシーとマイケルのみとなっています。 ここに収録のバージョンは「Can't Get Outta The Rain」を独自エディットしたものです。
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オーティス・レディングと仲間達 / Video Anthology 1966-1967 (2DVDR)
¥1,490
南部メンフィスに拠点を置き、サザン・ソウルという音楽スタイルに大いに貢献したレコード・レーベル、スタックス。そこに名実共に中心となった人物がいます。オーティス・レディングです。 彼のバンドのギターだったジョニー・ジェンキンスが仕事でスタックスのスタジオに行く際に運転手として連れて行かれ、空き時間で少しだけ歌わせてもらったオーティス、その才能にスタッフ皆が惚れ込んでしまいます。62年デビュー、ジョニーはその後脱退しますが、多くの名曲をオーティスと共作するギター・リスト、スティーブ・クロッパーが在籍する、スタックスのメイン・バンド、ブッカー・TとMG's、彼らをバックに録音。遂に65年の『Otis Blue』でオーティスはR&Bナンバーワンを獲得します。 そんなビッグ・オーことオーティス・レディングの66年から67年、全盛期の映像コンピレーションDVDRです。そしてオーティスのコンピレーションであると同時に、共にツアーに出たサム&ディブ(映画『ブルース・ブラザース』で使われた少し待って、今そこへ助けに行くからと歌う「Hold On! I'm Comin'」のパフォはハゲヤバ)、アーサー・コンリー(ソウルの代表曲をオーティスと作ります)、エディー・フロイド(彼とスティーブ・クロッパーでオーティス用に作曲したものの、エディのバージョンの方が採用され結果R&Bナンバー・ワンとなった「Knock On Wood」のライブ・バージョン、プリンスもカバーしています)、ブッカーTとMG's...スタックスの、否この時期のR&Bを総括しているといっても過言ではない映像集になっています。 DVD1はローリング・ストーンズのカバー「Satisfaction」のミュージック・ビデオで始まり、カラーとは珍しいHy-Lit Show、そして後にアレサ・フランクリンがカバーする「Respect」や初期スライがプレイする「I Can't Turn You Loose」のオーティスによるパフォが観れる有名なReady Steady Goが最高です。当時の雰囲気を伝えるファンキーなイントロを含んだThe Beatもカラー映像で収録、よってDVD1は初期にも拘らず白黒映像が殆どありません。ローリング・ストーンズもカバーした「I've Been Loving You Too Long」の嬉しい演奏他、名曲目白押しです。 DVD2、まず67年スタックス・ヴォルト・レビューがロング・バージョンですが画質の悪いものと(オーティスと共作したソウル代表曲アーサー・コンリーの「Sweet Soul Music」の演奏最高!)放送されたエディット・バージョンの二つを収録しています。大名盤『Otis Blue』から圧巻のガッタガッタ(しなきゃしなきゃ!))が繰り出される「Shake」、バッキングはモータウンのファンク・ブラザースに忠実ですがオーティスのたっぷり味わいのある喉に酔い痴れられる「My Girl」のパフォを画質が綺麗な形で観れるのは嬉しい限りです。MG'sのメンバーもはっきりわかります(彼らの「Green Onion」の演奏はこの時が一番ですよ)。そしてオーティスの最後のテレビ・ショウ、Upbeatでは、ブレがありますが当時のオンエアされたままのコンプリート・バージョンと、生前最後となるアルバム『ソウル辞典』に収録、オーティスがカバーして皆に認知されることとなったガッタガッタが迫力の再放送され画質向上した「Try A Little Tenderness」のカバー、2種映像を収録しています。「Knock On Wood」ではブルー・アイド・ソウルのミッチ・ライダーと提供されるはずだったオーティスがこれまたガッタガッタを織り交ぜて凄いことになる壮絶デュエットを披露しています。 そしてUpbeat出演後、67年12月10日、26歳のオーティスは次の興行の為バックバンドのザ・バーケイズと共に、気候不順で警報が出ているにもかかわらずウイスコンシンへ向かうべく移動用セスナに乗り込みます...。スティーブとの共作で新境地となろうバラード「(Sittin' On) The Dog Of The Bay」を12月7日に完成させていました。そのシングルは68年1月に発売され全米ナンバー・ワンを、そして68年2月の追悼盤『The Dog Of The Bay』はオーティスのアルバムで最高位となる全米ポップ・アルバム・チャート4位を記録しました。 DVD1 92min. Satisfaction (MV 1966) Satisfaction Try A Little Tenderness Shake / Land of 1000 Dances ●Hy-Lit Show 1966 Introduction Satisfaction My Girl Respect Hold On! I'm Comin' (Eric Burdon) It's A Man's Man's Man's World (Chris Farlowe) Pain In My Heart I Can't Turn You Loose Shake (w/ Eric & Chris) Land Of 1000 Dances (w/ Eric & Chris) ●Ready Steady Go, London, UK Sep 16, 1966 Introduction - Mr. Pitiful Induction - I Take What I Want (Sam & Dave) - Outroduction ●The!!!! Beat October 14, 1966 Hey Gyp (Eric Burdon & The Animals) I'm Gonna Forget About You (Intro) (Arthur Conley) Phiily Dog (The Mar-Keys) - Sweet Soul Music (Arthur Conley) Knock On Wood (Eddie Floyd) Soothe Me (Sam & Dave) Hold On I'm Coming (Sam & Dave) I've Been Loving You Too Long (Ike & Tina Turner) Respect My Girl Shake I've Been Loving You Too Long Satisfaction Try A Little Tenderness I'm Gonna Forget About You (Arthur Conley) ●Sweet Soul Music...Live From The Round House + Hammersmith Odeon & More 1967 DVD2 95min. Green Onions (Booker T & The Mg's) Philly Dog (The Mar-Keys) Grab This Thing (The Mar-Keys) Last Night (The Mar-Keys) Sweet Soul Music (Arthur Conley) Raise Your Hand (Eddie Floyd) Soothe Me (Sam & Dave) When Something Is Wrong With My Baby (Sam & Dave) Hold On! I'm Comin' (Sam & Dave) My Girl Shake Satisfaction Try A Little Tenderness ●Stax/Volt Review 1967 Unedit Long Version Shake My Girl Green Onions (Booker T & The Mg's) When Something Is Wrong With My Baby (Sam & Dave) Hold On! I'm Comin' (Sam & Dave) Satisfaction Try A Little Tenderness ●Stax/Volt Review 1967 -80's Edit Ver.- Respect - Interview Try A Little Tenderness Knock On Wood (W/ Mitch Ryder) ●Upbeat 1967 Original Onair Version Try A Little Tenderness ●Upbeat (Upgraded Version) Pro-Shot
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シーラ・E / Yokohama 1990 (1CDR)
¥990
シーラ・Eの幻の時期の来日公演が発掘されました!90年7月17日の横浜アリーナでのライブを超上質オーディエンス録音で収録。ラブセクシー・ツアー後プリンスのバンドが解散となり、シーラは4枚目のアルバムをプリンスと完成させていましたが、お蔵入りとなってしまいました。シーラは体調を崩し静養していましたが、その頃にキリンギグスというフェスに参加していました。その時のライブ音源です。ライブ・バージョンはここでしか聴けない「Love On A Blue Train」、そして「A Love Bizarre」は「Batdance」のギター・カッティングがイントロとなっていて衝撃です。そしてプリンスのパレード・ツアー辺りのアレンジを取り入れつつも独自の展開を魅せ、最高の演奏になっています。サード・アルバムのファースト・シングル「Hold Me」はプリンス作ではありませんが、演奏されるのはレアで、ピュアなメロウR&Bを聴かせてくれます。「Holly Rock」女性コーラスが入ってソウルフル、そしてサックスやギター・カッティングもいつもとは少し異なっていて、とても新鮮なライブ・バージョンとなっています。そしてロング・バージョンとも言える「The Glamorous Life」は終わるかと思わせてまた始める焦らしがあります。フェスの最初に登場したシーラですが、かなり観客を盛り上げたのは聴けばきっとわかっていただけるでしょう。 プリンスの助けを借りないで作ったシーラの4枚目のアルバム『Sex Cymbal』は91年4月のリリースですが、90年にはマイケル・ピーター、J.P.チャールズ、スクリッティ・ポリッティの要デヴィッド・ガムソンらとスタジオで曲作りを初めていました。それでもライブではまだまだ披露できる程曲は完成しておらず、結果このようなプリンス作の楽曲が多くセットリストに入っています。 Kirin Gigs, Yokohama , Yokohama Arena July 17, 1990 Intro Love On A Blue Train Erotic City A Love Bizarre Hold Me Merci For The Speed Of A Mad Clown In Summer Holly Rock The Glamorous Life
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スライ&ザ・ファミリー・ストーン / Time For Changing (1CDR+1DVDR)
¥1,490
グレッグ・エリコ、ラリー・グラハム、二人の重要なオリジナルのリズム・セクションが失われ、スライのコカイン使用がエスカレートしたにもかかわらず、『Fresh』は73年にリリースされました。この頃までに、スライのサウンドはよりシンプルになり、シンコペーションが効き、リズムが複雑になっていました。 スライは『暴動』と同じように、マスターを執拗にオーバーダビングしました。このレコードはリリース時に賛否両論の評価で、バンドの以前の作品ほどの注目を集めることはなかったのですが、史上最も重要なファンク アルバムの1つとして『Fresh』は認められるようになります。ローズ・ストーンはドリス デイの「Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be)」のゴスペル風カバーでリード・ボーカルを務め、シングル「If You Want Me to Stay」はアメリカでトップ20ヒットとなりました。 74年にリリースされた『Small Talk』も同様の賛否両論の評価を受け、売り上げは低調でした。最初のシングル「Time For Livin'」は、バンドの最後のトップ40ヒットシングルとなります。2枚目のシングル「Loose Booty」は84位でした。しかしこの2曲のファンクネスは評価されてしかるべしです。 70年代にスライや他のバンドメンバーは、ギグを欠席したり、演奏を拒否したり、薬物使用で意識を失ったりすることがよくあり、ライブの予約に影響を及ぼしました。 スライが演奏を終える前に退場したりすると、観客が暴動を起こしたこともあったのです。結果バンドの仕事が少なくなります。そのためケン・ロバーツがプロモーターとなり(後にゼネラルマネージャー)、75年1月、スライ達はラジオシティミュージックホールで自ら公演を行うことになったのです。しかし有名なミュージックホールにもかかわらず観客は8分の1しか埋まらず、スライ達は帰国するためにお金をかき集めなければなりませんでした。その公演後、バンドは解散することになります。 ローズ・ストーンは、当時夫だったババ・バンクスによってバンドから引き抜かれます。彼女はソロ活動を開始し、76年にローズ・バンクス名義でモータウン風のアルバムをレコーディングしました。フレディ・ストーンは、ラリー・グラハムのグループ、グラハム・セントラル・ステーションにしばらく参加。79年に最後にコラボレーションした『Back On The Right Track』の後、音楽業界から引退し、最終的にヴァレーホのエヴァンジェリスト・テンプル・フェローシップ・センターの牧師になりました。リトル・シスターも解散し、メアリー・マクレアリーはレオン・ラッセルと結婚、音楽プロジェクトで彼と協力しました。 アンディ・ニューマークは、ロキシー・ミュージック、ピンク・フロイド、B.B.キング、スティーヴ・ウィンウッドなどと演奏し、成功したセッションドラマーとなっています。尚シンシア・ロビンソンはスライとの間に娘のファン・ロビンソン・ストーンが居ます。 さて、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのテレビ放送、ラジオ、そしてサウンドボード音源を徹底的にコンパイルした究極のCDRタイトル、その第四弾のリリースです。インタビューを排し、基本演奏部分のみを収録しており、純粋なパフォが楽しめるライブ音源集です。 74年マイク・ダグラス・ショウの後半、スライの息子ブッハとの「Small Talk」の演奏がレア且つ素敵です。そしてこのCDの肝、74年11月9日カンサス公演。サウンドボードでノイズ等殆どなく素晴らしい。ただボーカルがややオフ気味なのですが、アンディ・ニューマークの凄い壮絶なドラミングで演奏の疾走感が半端なく、異次元のファンクを繰り広げているのが衝撃です。ホーンが鋭く嘶き猪突猛進する暴発リズム隊と新機軸のファンク・ロック・ギターがスリリング過ぎる「Thank You」はこのツアーのために用意しただろうジャムがあり、ラリー・グラハムより伝授のプリンスはこの展開をカバーしていないはず。最高にファンキーです。シド・ペイジの早急なバイオリンがドキドキする「M'Lady」はコーラスも異なり、ハープも入り新鮮。音合わせのようなジャムから気が付くと繰り出されているナンバー・ワン・ヒット「Family Affair」のホーンを中心としたアレンジがファンキー且つ斬新。「Don't Call Me Nigger , Whitey」もハモンドとホーンの哀愁さがあるこの時だけの独特なライブ・バージョンです。ドラムが思わせるんでしょうけどロックさがある「If You Want Me To Stay」はフルートが入り、ライブ・バージョンの「The Ballad Of Dorothy Parker」を思わせます。ハイパーな「Stand!」も衝撃で、スライのアジテーション中に凄いファンクをしているバッキング。壮絶イントロからの「Dance To The Music」、ハイテンションの「Music Lover」はどこか初期サンタナを思わせる暴れん坊ぶりです。そしてここで終わりそうになるのになんと新曲「Time For Livin'」。ドラムとホーンが盆踊り的能天気さがあるライブ・アレンジ。そして大団円の如き「Loose Booty」、ヴァイオリンの音色をここまでファンクさせたスライの功績を是非知って欲しい。アンディのドラミング、リトル・シスターのコーラス、ホーン、どれもこれもも改めて素敵だと言っておきます。その勢いで更なる高み「I Want To Take You Higher」へ。こんな悶絶モノのライブをしていたなんで知っている人はどれだけいることでしょう。この後75年のラジオシティーが最後のライブとなりますが、このような演奏を披露していたはずです。これを聴くと悔しくて仕方がなくなります。クスリは本当に恐ろしいです。 そして74年のマイク・ダグラス・ショウを焦点とした映像集DVDRが付きます。可能な限り上質な現存のフルレングス映像を収録させたため、インタビューが多いですが、モハメド・アリやリチャード・ブライヤーらの著名人との会話なので資料的に重要です。そして肝心のスライらのパフォも口パクではないため、本気の演奏が楽しめます。ライブならではのアレンジなら「Stand!」でのバイオリンの使い方が絶妙で、プリンスもこれは真似してません。また「Loose Booty」、「Mother Beautiful」のレアな曲の動く彼らが見えるのは大感動です。「Que Sera, Sera」ではマイク・ダグラスが朗々とした声で歌い、スライ達はコーラスに回っていますが、ある種の酔いどれ感がスライ・マナーで最高です。「Small Talk」では赤ちゃんの息子ブッハの口に手を当てて強引に声を出させ演奏に参加するよう促すスライが居ます。声が出ないといよいよわかるとブッハの頭にチョップするゼスチャーをしてキャシーに手渡します。そして最後11月の「If You Want Me To Stay 」では黒人差別を逆手に取った卑語を使う黒人スタンダップ・コメディアンのピカソ、リチャード・プライヤーとの掛け合い、そして彼がドラムで「If You Want Me To Stay」をスライが最初ギターを弾こうとしますが、合わないかなと返却、ピアノにて披露しています。 CDR 1.Small Talk 2.I Want To Take You Higher ●Mike Douglas Show July 19, 1974 3.tune up intro 4.Thank You 5.M'Lady 6.Band Intros 7.Family Affair 8.Don't Call Me Nigger, Whitey 9.Sing A Simple Song 10.If You Want Me To Stay 11.Stand! 12.Dance To The Music 13.Music Lover 14.Time For Livin' 15.Loose Booty 16.I Want To Take You Higher ●Hoch Auditorium, Lawrence, Kansas, November 9, 1974 17.If You Want Me To Stay (with Richard Pryor) ●Mike Douglas Show November 27, 1974 18.Thank You 19.M'Lady ●ABC's In Concert December 6, 1974 DVDR ●May 10, 1974 - Mike Douglas Show (S13E180): Interview If You Want Me To Stay ●July 16, 1974 - Mike Douglas Show (S13E217): Interview with Peter Marshall ●July 17, 1974 Mike Douglas Show (S13E218) with Muhammad Ali, Rocky Graziano & Congressman Wayne Hays Interview Stand! introducing the members I Want To Take You Higher ●July 18, 1974 Mike Douglas Show (S13E219 Interview Loose Booty Mother Beautiful Everyday People Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be) (with Mike Douglas) ●July 19, 1974 Mike Douglas Show (S13E220) Interview Small Talk I Want To Take You Higher ●November 27, 1974 Mike Douglas Show (S14E263) Interview (with Richard Pryor) If You Want Me To Stay (with Richard Pryor) Pro-shot 145min.
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スライ&ザ・ファミリー・ストーン / Letting Me Be Myself Again (1CDR+1DVDR)
¥1,490
スライは名声と成功を得た一方多くの問題が生じることになります。バンド内の関係がまず悪化、特にストーン兄弟とラリー・グラハムの間には軋轢がありました。そしてエピックは売れる作品を要求します。ブラックパンサー党は、スライにグレッグ・エリコとジェリー・マルティーニを黒人の楽器奏者に変えるよう圧力をかけます。69年秋にLAに引っ越した後、スライ・ストーンと彼のバンド仲間は違法薬物、主にコカインとPCPのヘビーユーザーとなってしまいます(スライはどこへ行くにも違法薬物でいっぱいのバイオリンケースを持ち歩いていたそうです)。その結果レコーディングは大幅に遅れることに。69年の夏から71年の秋にかけて、バンドは69年12月にリリースされた「Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)」/「Everybody Is a Star」のわずか1枚のシングルしかリリースしませんでした。それでも「Thank You」は70年2月にBillboard Hot 100のトップに躍り出ます。 70年スライは起きている時間のほとんどをドラッグに費やしました。彼は不安定で気分屋になり、その年のバンドのコンサートの3分の1近くを欠席しています。しかしテレビのトーク番組へのライブ出演には良いものが沢山あります。一方スライはストリートに精通した仲間ハンプ・ババ・バンクスとJ.B.ブラウンを個人マネージャーとして、次にエドワード・エディ・チン・エリオットやマフィアのJ.R.ヴァルトラノなどのギャングをスライのボディーガードとして雇いました。これらの人物にスライは商取引の処理、麻薬の回収、そして彼が敵とみなした人々(その中にはバンド仲間やスタッフもいました)から身を守るよう依頼します。結果スライとバンドの他のメンバーの間に亀裂が生じ、71年初頭ドラマーのグレッグ・エリコがバンドを離れた、その最初の人物となりました。その後次々とドラマーは交代し、ジェリー・ギブソンに一応落ち着きますが、1年しかバンドに残らず、73年にアンディ・ニューマークに交代します。 ファンの新曲の需要を満たすため、エピックは素材の再リリースを開始、『A Whole New Thing』は新しいジャケとなり、最初のグレイテスト・ヒッツ・アルバムをリリース、それはビルボード200で2位を獲得しました。この時期にスライはアトランティック レコードとプロダクション契約を結び、自身のレーベル、ストーン・フラワー・プロダクションを設立しました。ストーン・フラワーは、R&Bアーティストのジョー ヒックス、6IX というグループのシングル、リトル・シスターによるポップトップ40/R&Bトップ10シングル「You're the One」と「Somebody's Watching You」(「Stand!」 のカバー) の2曲を含む4枚のシングルをリリースしました。理由は不明ですが、スライは徐々にストーン・フラワーから手を引くようになり、レーベルは71年に閉鎖されます。リトル・シスターの「Somebody's Watching You」は、リズム トラックにドラム・マシンを使用した最初の曲です。 71年、シングル「Family Affair」で復帰、ビルボード・ホット100で1位を獲得します。この曲は待望のアルバム『暴動 There's A Riot Goin' On』のリードシングルでした。60年代の作品の特徴であった楽観的でロック調のソウルではなく『暴動』はアーバンなブルースで、ダークなサウンド、フィルターを通したくごもったドラムマシンのトラック、そして70年代初頭にスライや他の多くの人々が感じていた絶望感を表現する哀愁漂うボーカルで満たされていました。 このアルバムは制作中にスライが何度も再録音やオーバーダビングを行った結果、かなりの量のヒスノイズがテープに入ってしまったことですっきりとしていないサウンドになっています。そしてアルバムの楽器演奏のほとんどはスライ1人で行っており(メンバーが同時に演奏することを拒んだためという説があります)、追加の楽器パートにはファミリー・ストーンのメンバーの他、ビリー・プレストン、アイク・ターナー、ボビー・ウーマックなどの友人たちが参加しています。「(You Caught Me) Smilin'」と「Runnin' Away」もシングルとしてリリースされ、チャートで好成績を収めました。 『暴動』のリリース後、さらにメンバー構成が変更されます。72年初頭、ジェリー・マルティーニがバンドの収益の取り分について詮索したことを受けて、スライはサックス奏者のパット・リッツォを代わりのメンバーとして雇いましたが、結局2人ともバンドに残ります。そしてその年の後半スライ・ストーンとラリー・グラハムの間の緊張は最高潮に達します。コンサート後、グラハムとスライの取り巻きの間で乱闘が勃発。ババ・バンクスとエディ・チンは、ラリー・グラハムが殺し屋を雇ってスライを殺害しようとしていると聞き、ラリーの仲間を襲撃しました。ラリーと妻はホテルの窓から脱出し、パット・リッツォが彼らを安全な場所まで避難させました。最早スライと仕事を続けることができなくなったラリー・グラハムは、すぐにファミリー・ストーンを脱退し、グラハム・セントラル・ステーションを結成します。その間、ラリーの代わりにボビー・ウーマックが加入するも、その後19歳のラスティ・アレンがメンバーとなりました。 さて、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのテレビ放送、ラジオ、そしてサウンドボード音源を徹底的にコンパイルした究極のCDRタイトル、その第三弾のリリースです。インタビューを排し、基本演奏部分のみを収録しており、純粋なパフォが楽しめるライブ音源集です。 73年はDon Kirshner's Rock Concertが素晴らしい演奏を聴かせてくれます。テレビ映像からのリッピングで一部ノイズがありますが、これが一番良い音質です。そしてマイク・ダグラス・ショウも演奏部分のみを収録。可能な限りリマスタリング激レア曲「Mother Beautiful」、マイク・ダグラスとの「Que Sera, Sera」はここだけのプレイです。「Everybody Is A Star」も嬉しいプレイです。 そして映像集DVDRが付きます。まずABC's Rockin' USA Special Summer Jam 1974。73年『Fresh』のリリース前にドラムがアンディー・ニューマーク、ベースにラスティー・アレンになっており、新生ファミリー・ストーンの映像となります。「M'Lady」ではシド・ペイジのバイオリンが効果的に入ってスタジオ録音に忠実ながら優雅さも含むバージョンになっています。そして衝撃の演奏シーン、この時の「Thank You」のアレンジ、是非プリンスに聴かせたい!スライがリズムギターを弾くし、いつも以上にギターで活躍しています。さすが元ギターリストです。また重要な下半身系のプレイヤーをガラッと変えたことで、ロックさが希薄になった洗練された音になっています。「Everybody Is A Star」は前半がスライドのようにバンドメンバーを映して後半から演奏風景となりますが、かなりダレダレ。フレディーもちょっと酔っ払ったような声を出しています。ラスティーも緊張気味の歌。しかしこの曲のライブバージョンは貴重です。そしてバイオリンのイントロに変に嬉しがるスライ、もう薬入っているんでしょうけど、そこから強引に始まる「I Want To Take You Higher」がまたある意味らしい流れで、グルービーなアレンジとなっています。少し心配な演奏ではありますが、強引に突き進む、これを観た人はやはり噂どおりスライは薬やってるけどそれでもかっこいいと思ってしまうことでしょう。 そしてIn Concert 1973、ここでもスライはギターを弾いています。時折ハードに聴かせてくれたりするプレイ、しかしあくまで効果音的にですが。「Thank You」でリトル・シスターの女性コーラスが入ってソウルフルなアレンジになっています。スライがだらだら歌っている感じですが、そのダウナーな感じがステキ。アンディーのツッツカーの乾いたドラミングも効きます。「M`Lady」はタンバリンも入ってパーティーライクな演奏となっていますが、ラスティーが歌うパートになるとちょっとトーンが低くなるように感じられます。ラリーのあの何オクターブだか歌える喉を失ったのはやはり痛い。しかしグルービーなベースプレイで演奏の要は果たしています。そして73年10月26日のThe Midnight Special。部分収録で「If You Want Me To Stay」、「Dance To The Music」が収録されています。 73年の「Music Lover」もレアですが、この映像が肝となるでしょう、萌えーな少女が「Sly…I love him.」とつぶやくイントロ、そう、あの有名なD.K.R.C.の映像です。このライブでスライが示したソウル・ファンクショーとは何かを知ることが出来ます。ここではかなり綺麗な映像になっています。1曲目の「You Are The One」はバックでも歌っているLittle Sisiterへの提供曲。この一曲でソウル・ショウのイメージを観客に叩き込みます。『暴動』のスタジオでのワン・マン振りが有名なスライですが、ステージでのバンマスとしての手練手管を知るには格好のパフォーマンスです。この時の「Stand!」も彼女らがいて雰囲気が違い「Somebody Watching You」のライブ・バージョンはこんな感じに演奏されていたのかと夢想します。ベースも跳ねていませんがラスティ、屋台骨たるプレイで良しです。「If You Want Me To Stay」、この哀愁のホーン、しゃがれた歌い方。この曲があったからこそプリンスは「The Ballad Of Dorothy Parker」を作れたと言えるでしょう。ドラムはまだアンディーでそれも嬉しい。ラスティーはここではうねるベースを弾いています。「Thank You」はフレディーが安定したカッティングを聴かせる中スライが効果音的ギターを入れる、それがもう絶妙で、ギターソロも入るしで最高。そしてそのソロの雰囲気まんまにジャムへ突入します。スライのギターによるヘタウマ・ファンク、その典型を十二分に堪能できます。そして「Dance To The Music」、ここでもベースとドラムの下半身部隊は良い仕事をしており、スライもフリーキーにキーボード、そしてハーモニカとプレイしていきます。全演奏中最も黒い「Dance To The Music」と言っても過言じゃないはずです。そして「Music Lover」にもその黒さは染み渡っています。例の「Higher」の儀式がナレーションで潰れてしまうのは残念ですが、それだけ。後は文句なしのライブとなっています。 続いて74年6月5日MSGの結婚式の映像。相手は当然『Small Talk』に写っている女優キャシー・シルヴァ。この日のライブは満員御礼状態で、そのライブ前に牧師を呼んで挙げました。これがテレビで放送されたわけですからツクヅク目立ちたがり屋だし、人気者だったということになります。その後のパーティーの映像ではアンディー・ウォーフォールの顔が映されています。また二人の間にブッハという男の子が生まれますが、5か月後に離婚してしまいます。 74年のMike Douglasショウはインタビュー中心。モハメド・アリのキリスト否定、アラー神信仰の下ブラックピープルの権利を主張する毒舌トークを、スライは時には擁護し時には雰囲気を見て白人のコメンテーターと諍いになるのをわかったよブラザーとアリを諌めたりして取り持ちます。そして最後に歌われるゆったりアレンジの「Stand!」の主張はかなりの説得力を持って迫ってきます。でもここで「Everyday People」が歌われていたらアリはびっくりしてスライをパンチしていたかもしれないですね。「Don`t Call Me Nigger, Whitey」だったらとか。続いてAmerican Music Awards 1975の「Loose Booty」、この曲のライブ映像、観たかったはず!「I Want To Take You Higher」とメドレーになっています。この時期だともうボーカルは弱いのかなと思わされますが、スライは演奏せずボーカルに専念することで克服しています。そしてバックがガラッと変わっています。シンシアとフレディー、リトル・シスター、その辺以外はドラムもビル・ローダン、そしてベースがボビー・ベガ。しかしその一体感のあるファンクネスは唯一無二で、まだまだスライマジックがそこにはあります。そして最後のアルバム『Ain`t But The One Way』で何度目かの復活を遂げる頃のドキュメンタリー。インタビュアーに一体どうしちゃたんですか?最近は?と突っ込まれますが、リラックスしてるのさ、と一体いつまで?と聞きたくなるような受け答えをします。でもニューアルバムのレコーディングはしていると言って、ギターを爪弾いたりスタジオに入ったりまだまだ音楽をやってます的映像で健気にアピールしていますが、もう隠居爺のような老け顔が涙を誘います。しかし「Love City」の演奏となるとしっかりしていて、フレディーやローズ、シンシアのバックにいて、おっ、これなら大丈夫と思わせますが。否待てよ、ラリーがいるみたいだ。もしかすると昔の映像?実は70年くらいのライブ映像です。それじゃー凄いわけですね。そしてBill Graham Specialは86年に放送された映像、演奏時期もその頃でしょう。とにかくバンド・メンバーはスライ以外ファミリー・ストーンが不在。声も出ていますが、バックとかみ合っていません。86年はジェシー・ジョンソンの「Crazey」で客演した頃。でもこの曲のスライは最高にカッコよく、声も出ていて、復帰するとしたらこれがある意味最後のチャンスだったのかもしれません。 CDR 1.Music Lover ●TV Concert 1973 2.You're The One 3.Stand! 4.If You Want Me To Stay 5.Thank You 6.Dance To The Music 7.Music Lover ●Don Kirshner's Rock Concert 1973 8.If You Want Me To Stay ●Mike Douglas Show May 10, 1974 9.M'Lady 10.Thank You 11.Everybody Is A Star 12.I Want Take You Higher ●ABC's Rockin' USA Special Summer Jam 1974 13.Stand! 14.I Want To Take You Higher ●Mike Douglas Show July 17, 1974 15.Loose Booty 16.Mother Beautiful 17.Everyday People 18.Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be) (with Mike Douglas) ●Mike Douglas Show July 18, 1974 DVDR M'Lady Thank You Everybody Is A Star I Want Take You Higher ●ABC's Rockin' USA Special Summer Jam 1974 Thank You M'Lady ●ABC's In Concert December 6, 1974 If You Want Me To Stay Dance To The Music TV Concert 1973 Music Lover ●The Midnight Special 26 Octorber 1973 You're The One Stand! If You Want Me To Stay Thank You Dance To The Music-Music Lover ●Don Kirshner's Rock Concert 1973 Wedding Ceremony/Reception ●Madison Square Garden June 5, 1974 Interview (With Muhammad Ali) Stand! ●Mike Douglas Show July 17, 1974 Loose Booty ●American Music Awards 1975 Interview (Documentary) Love City ●TV Documentary 80's I Want To Take You Higher ●Bill Graham Special Live At Fillmore 1986 Pro-shot 118min.
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スライ&ザ・ファミリー・ストーン / We Got To Live Together (1CDR+1DVDR)
¥1,490
68年後半スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンはシングル「Everyday People」をリリース、これがバンド初のNo.1ヒットとなりました。「Everyday People」はあらゆる種類の偏見に対する抗議であり、「皆人それぞれなんだ」というキャッチフレーズを広めました。 B面の「Sing A Simple Song」と共に、この曲はバンドの4枚目のアルバム『Stand!』のリード・シングルとなり、アルバムは最終的に300万枚以上を売り上げ、タイトル曲はアメリカで22位にまで上り詰めます。「Stand!」はバンドのキャリアにおける芸術的ハイライトの1つとされる名曲です。そして「I Want to Take You Higher」(「Stand!」シングルのB面)、「Don't Call Me Nigger, Whitey」、「Sex Machine」、「You Can Make It If You Try」などバンドを代表するナンバーが数多く収録されています。69年バンドはウッドストック・フェスティバル含めた夏のコンサートを連続でこなし、8月アルバム未収録のニュー・シングル「Hot Fun In The Summer Time」をリリース、10月USポップチャートで2位になります。 スライ&ザ・ファミリー・ストーンのテレビ放送、ラジオ、そしてサウンドボード音源を徹底的にコンパイルした究極のCDRタイトル、その第ニ弾のリリースです。インタビューを排し、基本演奏部分のみを収録しており、純粋なパフォが楽しめるライブ音源集です。 コンピレーションCDには未収録がちなLeslie Uggams Show 1969、リリース直後の「Hot Fun In The Summertime」、やや長めな「Everyday People」、Kraft Music Hall 1969は発掘映像を使った音質がより良いものを収録。ワイト島のライブ音源、「I Want To Take You Higher」は演奏されていません。「Music Lover」の中の「Higher」のフレーズが誤解されているだけです。なのでセトリにはその表記にしてあります。70年9月13日ロンドンはラスト3分(それでも一応良好サウンドボード)以外新発掘の素晴らしいサウンドボード録音となっています。70年Dick Cavett Showの「Thank You」は新発掘映像からのリッピングで既存より音質が向上しています。71年Dick Cavett Show「I Want To Take You Higher」もリマスタリングしてあります。 そして映像集DVDRが付きます。こちらはパフォだけでなく、インタビュー等も含まれ可能な限り存在する映像を収録しています。ホストのLeslie Uggamasの歌も含んでいます。そして動くスライ達がメドレーではなくしっかり演奏しての「Hot Fun In The Summertime」と「Everyday People」がとにかく嬉しいです。一方Kraft Music Hall 1969はより良い画質のものが発掘されたのでそれを収録。「Everyday People」と「Everyday People」と「Dance To The Music」そして「Hot Fun In The Summertime」から「I Want To Take You Higher」までそれぞれメドレーで目まぐるしく曲が変化していき、飽きさせないパフォになっています。前半観客をステージに上げる彼らはプリンスを思い出せます。絶好調のスライ、黒い衣装のラリー・グラハムの勇士、堪りません。 そして絶頂期のライブ映像、70年9月13日ロンドン公演。WDRの秘蔵のものですが、今までは音声部分の品質が悪いものでした。しかし最後の3分を除いて素晴らしいサウンドボード音源があり、今回それとリンクさせての収録です。アップが多くそれがとても迫力です。スライのピアノ裁きとアジテーション、ラリーの超絶ベース、シンシアの強烈なトランペットの吹きっぷり。演奏が一部編集されており、この映像だけで大満足とは言えないものの、絶対必要なマテリアルです。バックステージの映像と合わせてメンバー紹介をしたり、「Dance To The Music」でのファンクに特化したアレンジは、ラリーが結構主軸になっていて、それがプリンスに派生していく、そんな架け橋的な映像とも言えます。「I Want To Take You Higer」のラスト3分は既存のパンチがない音(それでもサウンドボード)になります。 そして70年Dick Cavett Show、ここでのもう悶絶モノのカッコよさ「Thank You」。この曲でラリー・グラハムがスラップ・ベースを発明した、ということになっていますが、そのライブ演奏が素晴らしいクオリティーの映像を発掘。画質も向上していますが、音も向上、最高です。これは『My Music Lover』とは別のタイムコードがない上質映像を重ねて収録しています。本編ではタイムコード付きの映像を使ってますが、『My Music Lover』にあったノイズを取り除いています(その除去はほんの一瞬ですが映像部分も取っています、しかしほぼ違和感はありません)同様71年Dick Cavett Show、Andy Williams Show 1971も同じ除去処理をしています。 CDR 1.Hot Fun In The Summertime 2.Everyday People Leslie Uggams Show 1969 3.Everyday People 4.Dance To The Music 5.Hot Fun In The Summertime 6.Don't Call Me Nigger, Whity 7.I Want Take You Higher Kraft Music Hall, October 20, 1969 8.Stand! 9.You Can Make It If You Try 10.Dance To The Music 11.Music Lover Afton Down, Freshwater, England August 29, 1970 12.My Lady 13.Sing A Simple Song 14.Introducing The Members 15.Stand! 16.You Can Make It If You Try (cut) 17.Everyday People 18.Dance To The Music 19.Music Lover 20.I Want To Take You Higher The Lyceum, London September 13, 1970 21.Thank You Dick Cavett Show July 13, 1970 22.I Want To Take You Higher Dick Cavett Show June 8, 1971 DVDR Put A Little Love In Your Heart (Leslie Uggamas) Hot Fun In The Summertime Everyday People ●Leslie Uggams Show 1969 Everyday People Dance To The Music Hot Fun In The Summertime Don't Call Me Nigger, Whity I Want To Take You Higher ●Kraft Music Hall 1969 My Lady Sing A Simple Song Introducing The Members Stand! You Can Make It If You Try (cut) Everyday People Dance To The Music Music Lover / I Want To Take You Higher ●The Lyceum, London September 13, 1970 Thank You ●Dick Cavett Show July 13, 1970 I Want To Take You Higher ●Dick Cavett Show June 8, 1971 Thank You ●Andy Williams Show 1971 Pro-Shot 88min.
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スライ&ザ・ファミリー・ストーン / My Music Lover (1CDR+1DVDR)
¥1,490
スライ&ザ・ファミリー・ストーンは、66年にカリフォルニア州サンフランシスコで結成され、83年まで活動していたアメリカのファンク・バンドです。ファンク、ソウル、R&B、ロック、サイケデリックミュージックの発展において極めて重要な役割を果たしました。シンガー・ソングライター、レコード・プロデューサー、マルチ楽器プレイヤーのスライ・ストーンがリーダー、そしてスライの弟でシンガー/ギターのフレディ・ストーン、妹でシンガー・キーボードのローズ・ストーン、トランペットのシンシア・ロビンソン、ドラマーのグレッグ・エリコ、サックスのジェリー・マルティーニ、ベーシストのラリー・グラハム。彼らは人種的に統合された男女混合のラインナップを持つ最初のアメリカのロック・グループでもあり、多種多様な音楽ジャンルを融合し、新たな「サイケデリック・ソウル」サウンドの先駆的バンドとなりました。音楽評論家のジョエル・セルヴィンは「黒人音楽には2つの種類がある。スライ・ストーン以前の黒人音楽と、スライ・ストーン以降の黒人音楽だ」と記しています。 64年シルベスター・スチュワートはスライ・ストーンという名でサンマテオのR&Bラジオ局KSOL のDJとなり、ビートルズやローリング・ストーンズなどの白人アーティストもプレイリストに含めました。同時期にオータム・レコードのレコード プロデューサーとしても働き、ボー・ブランメルズやモジョ・メンなどのサンフランシスコ地域のバンドのプロデュースを担当。66年スライは、トランペットの知り合いシンシア・ロビンソンを含むスライ&ザ・ストーナーズというバンドを結成します。同じ頃、弟フレディは、ドラムのグレッグ エリコとサックスのロニー クロフォードを含むフレディ&ザ・ストーン・ソウルズを結成。ジェリー・マルティーニの提案で、スライとフレディはバンドを統合し、66年11月にスライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンとなりました。正確には当初スライ・ブラザーズ・アンド・シスターズと呼ばれていましたが、レッドウッドシティのナイトクラブ、ウィンチェスター大聖堂での最初のライブの後、名前をスライ&ザ・ファミリー・ストーンに変更しました。スライとフレディはどちらもギタリストだったため、スライはフレディをファミリー・ストーンの公式ギタリストに、電子オルガンを独学で習得しました。スライはまた、シンシア・ロビンソンのいとこであるラリー・グラハムをベースギター奏者として採用しています。そしてスライの妹ヴァエッタ・スチュワート、彼女と友人のメアリー・マクリアリー、エルバ・ムートンはヘブンリー・トーンズというゴスペルグループを結成していましたが、スライは高校を卒業したばかりの10代の女性たちを、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのバックボーカル、リトル・シスターとして採用しました。 ウィンチェスター大聖堂でのライブの後、CBSレコードの重役デビッド・カプラリックは、このグループをCBSのエピックレコードレーベルと契約させます。ファースト・アルバム『A Whole New Thing』は67年にリリースされ、特にモーズ・アリソンやトニー・ベネットなどのミュージシャンから高い評価を受けました。しかしアルバムの売り上げが振るわなかったため、演奏場所は小さなクラブに限られ、クライヴ・デイヴィスとレコードレーベルが介入することになります。デイヴィスはスライにレコードの作曲と録音をするよう依頼、彼とバンドはシングル「Dance to the Music」を提供します。 68年2月にリリースされた「Dance To The Music」は画期的なヒットとなり、バンド初のチャート入りシングルとなり、ビルボードホット100で8位に達しました。そのリリース直前に、ローズ・ストーンがボーカリスト兼キーボード奏者としてバンドに加わっています。アルバム『DanceTo The Music』はまずまずの売り上げを記録しましたが、続く『Life』は商業的にはそれほど成功しませんでした。68年9月バンドは初の海外ツアーに乗り出し、イギリスに向かいます。しかしラリー・グラハムがマリファナ所持で逮捕され、コンサートプロモーターとの意見の相違によりツアーは中止されることになります。 そんなスライ&ザ・ファミリー・ストーンのテレビ放送、ラジオ、そしてサウンドボード音源を徹底的にコンパイルした究極のCDRタイトル、その第一弾のリリースです。インタビューを排し、基本演奏部分のみを収録しており、純粋なパフォが楽しめるライブ音源集です。 68年のブルックリン、NBCスタジオでのKraft Music Hallのテレビ放送を既存の音寄れのないしっかりとしたサウンドボード音源で収録。そして68年9月3日のコロンバスのState Fair、そして既存では未完成収録だったEd Sullivanショウも全て収録。そしてテキサス・ポップ・フェスもリマスタリングを施し、映像DVDRよりも長い、コンプリート・サウンドボード収録しています。 そして映像集DVDRが付きます。こちらはパフォだけでなく、インタビュー等も含まれ可能な限り存在する映像を収録しています。タイムコードが付いているのが多いですが、それだけ貴重だと言えます。一部ノイズが入る箇所がありますが、当時としては超上質映像と言えるでしょう。まず断片を含むミュージック・ビデオ4つ、内「Dance To The Music」ではスポ刈りのスライがキーボード弾いている姿を観る事が出来ます。その「Dance To The Music」はバンドメンバー全てが右に左に体を振って、統一したグルーブ感を演出しているのがとてもカッコよいです。「Sing A Simple Song」は指揮者のようにスティックを振っているドラムのグレッグ・エリコが中心となったショットで異色です。「Everyday People #1」もバンドを上手く捉えています。次の「Everyday People #2」では演奏シーンが無く、バンド・メンバーがドライブしたり、動物園のシーン等、かなりのんびりした映像です。 そしてKraft Music Hall 1968、これが動くスライ、口パクではないスライの最古のライブ映像です。「Life」を最初に演奏していますが、この曲は「Dance To The Music」のヒットに比べたら全く売れなかった曲で、この頃より前に「Dance To The Music」ヒット当時の映像もあってもおかしくないのですが、残念ながら発掘されていません。そんな脚光を浴びない「Life」、エレピ演奏を終わらせ、はにかみながらボーカルを取るスライは前述のスポ刈から少し伸びたような髪型で、最高のがなりを聴かせてくれ、度胸のあるバンマス然としたスライとなっていてとてもカッコイイです。続く「Dance To The Music」は更に動きが激しくなり、煌びやかなステージングに滑稽なバックのダンス、この時点でもうスライのステージはスライだけにしか出来ない異色さに彩られています「Music Lover」へとメドレー形式に入るのはアルバム『Dance To The Music』の形でもあり、この曲のライブ中の基本的流れです。そこに“I Want To Take You Higher!”の掛け声も入ります。これはアルバム『Dance To The Music』収録の「Higher」での使い方であり、所謂有名な「I Want To Take You Higher」ではありません。結構この二つの曲を混同しているセットリストが多いですが、使い分けたい所です。 Ohio State Music Fair 1968、「Dance To The Music」の二番煎じ的な「M`Lady」も決して売れたシングルではありませんが、この曲のライブバージョンはとても素晴らしいです。そして「Music Lover」に入る部分のジャム、ここでのスライの踊りが物凄いことになってます。音に合ってないんですが、強引さで押し切ります(でもこの踊りは後にいろいろな部分で登場し波乱を呼ぶことになります)。そしてラリーとフレディーもグワングワン動いています。そしてI Want To Take You Higher!のコール&レスポンスがあります。でもその前にL.O.V.Eなんていって、俊ちゃんみたいなことを叫びますが、スライだからこそ全然許せてしまいます(これも結構他の映像でもやっています)。最後にまたステージに呼ばれてバンドが喝采を浴びるその部分も収録。次のKraft Music Show 1969、70年という説がありますが、69年10月20日が正解です。「Hot Fun In The Summertime」を演奏、バンドの衣装も突然垢抜けています。ウッドストックの時の衣装と互角か、それ以上の派手さ、サイケさです。当然ここでの演奏は完成形とも言えるスライのステージになっていますが、やはり「Hot Fun In The Summertime」のライブバージョンが観れる事が嬉しいです。「Don`t Call Me Nigger, Whitey」も嬉しい演奏。グレッグ・エリコのドラムの面白い叩き方はスライ・ビートの実は核であり、垣根を超えたそのバンド性のキーとなるプレイヤーです。「I Want To Take You Higher」の独特のタメを持たせたスライのこぶしの効いたボーカルワークは成功を経た余裕から来るものでしょうかとてもゾクゾクさせられます。観客に白人も多くいて、ヒット驀進はそんな彼らが聴いていてくれたおかげだとわかります。でも彼らが反応しての踊りはあまり上手くありません。それでもここでの「I Want To Take You Higher」は例外無くクロージングとしても、盛り上げる曲としても、バンドの切り札的楽曲として成立しています。そして時代が少し戻ってのEd Sulivan Show。ここでイキナリ平和主義的MCをスライが言って、変則的に始まる「Everyday People」は鳥肌が立ちます。お茶の間の白人もびっくりした事でしょう。その「Everyday People」も殆どイントロって感じで終わります。全曲メドレーですが、Ohio State Music Fair 1968を発展させた演奏です。あの強引なスライの踊りも披露されています。それもステージを降りて白人の隣で。そしてグレッグ・エリコ。かっこいい、ルーク・スカイウォーカーのようにハンサムなので、カメラもちらちら写してます。一方従兄弟のジェリー・マルティニの方はなぜか控えめです。そして「Love City」は、グレッグ・エリコのカウント風のドラミングからパンして、スライとローズの仲良しデュエットで始まります。茶色いコケティッシュな帽子がかわいいスライ。ハーモニカもスライがさらっと披露しています。あの恥ずかしいL.O.V.E.を白人観客にやらせますが、あっさり終わらせています。しかしその演奏はもうタイトにグイグイ行ってます。そしてTexas International Pop Fesの映像、テレビ放送ではないので、多少乱れもありますが、これが現時点の最高画質です。これがライブの醍醐味、と大感動間違いなし。カメラも複数使っています。観客はそれほど多くないですが、気持ちはウッドストック、という感じです。「You Can Make It If You Try」、ここでのスライのエレピのイントロも悪くないですが、中半のギターとベースとドラムのジャムから、テンポがゆったりとなって、歪んだベースが鳴りながら混沌としていく様が黒いです。「Everyday People」はスライもシンシアも丁寧に歌っているのがメッセージとしてこの曲を成立させるためなのでしょう、しかし長く演奏せず「Dance To The Music」のファンキーな世界へとまた雪崩れ込みます。「Music Lover」からあの「Higher」とウッドストックを彷彿とさせる展開があります。そしてアンコールにスライは真の「I Want To Take You Higher」を披露します。この醍醐味!尚CDの方は映像よりも長く収録されています。そして70年7月13日のDick Cavett Showは完全にファンクバンドのカッコよさを前面に出し、ラリー・グラハムなんかこれぞファンクと言った格好でチョッパーをぶちかまします。スライの黒で決めたコスチュームもイカしているし、ギターを弾いています。「Thank You」を演奏するためです。この曲がチャートのトップを飾った頃のプレイなのですから悪いはずがありません。さらに71年のDick Cavett Showになると、69年Kraft Music Showの「I Want To Take You Higher」より更なる加速度を増して黒々しく迫ります。特にフレディー・ストーンのギターはワウで黒さを助長し、ラリーもその頭何とかして!と言いたい位のむさいアフロになってもはや黒いキリストです。スライもどこか別の世界に行ってしまったかのような恍惚のダンスとボーカルを魅せ、最後にバンドがスライを残して去っていくシーンは必見です。インタビューでタンバリンを叩きすぎて腕が折れたなんて言っているくらいのアグレッシブな演奏です。バンドのピークはこの辺りではないでしょうか。そしてレコードコレクターズ誌で小倉エージさんが当時観たとしているAndy Williams Show 1971。「Thank You」を披露しています。お茶の間の衝撃度は凄かったそうですが、その伝説の映像となります。口パクで、アングルとかもスライ中心ですが、結構随所に映画チックな撮影になっていて、この映像を流した当時はそういった部分でもセンセーションだったはずです。スライの勇姿はとにかく眩いです。 CDR 1.Life 2.Dance To The Music 3.Music Lover Kraft Music Hall 1968 4.M'Lady 5.Music Lover Ohio State Fair 1968 6.Everyday People 7.Dance To The Music 8.Sing A Simple Song chant 9.M'Lady 10.Music Lover 11.Love City Ed Sullivan Show 1969 12.M'Lady 13.Sing A Simple Song 14.You Can Make It If You Try 15.Stand 16.Love City 17.Everyday People 18.Dance To The Music 19.Music Lover 20.I Want To Take You Higher Texas International Pop Festival 1969 DVDR Dance To The Music Sing A Simple Song Everyday People V1 Everyday People V2 ●Music Videos Life Dance To The Music - Music Lover ●Kraft Music Hall 1968 M'Lady - Music Lover ●Ohio State Fair 1968 Everyday People - Dance To The Music Hot Fun In The Summertime - Don't Call Me Nigger, Whity - I Want Take You Higher ●Kraft Music Hall 1969 Everyday People - Dance To The Music - Sing A Simple Song chant - M'Lady - Music Lover Love City ●Ed Sullivan Show 1969 M'Lady Sing A Simple Song You Can Make It If You Try Everyday People Dance To The Music - Music Lover I Want To Take You Higher ●Texas International Pop Festival 1969 Thank You Interview ●Dick Cavette Show 1970 I Want To Take You Higher Interview ●Dick Cavette Show 1971 Thank You ●Andy Williams Show 1971 Pro-Shot 128min.
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マイケル・ジャクソン / Alternate Off The Wall Version 2 (2CDR)
¥1,490
ブラコンの大傑作、マイケル・ジャクソンの『Off The Wall』のレア音源を多く含むオルタネイト・バージョンは既にリリースされています。 マイケル・ジャクソン/Alternate Off The Wall (1CDR) https://purpletown.buyshop.jp/items/27380993 またその頃のコラボレーション、アウトテイク等を集めたタイトルもございます。 マイケル・ジャクソン/The Complete Outtakes, Duets & Collaborations 1978-1982 (2CDR) https://purpletown.buyshop.jp/items/27490128 上記のリリース以降、10年代後半から、更に発掘されたマイケル・ジャクソン関連の音源をリリースしていきます。その第2弾はどんどん出てきた『Off The Wall』リリース前後の音源を2枚組に収録です。 まずDisc 1は『Off The Wall』のエクスパンデッド・エディションと呼ぶべきタイトルです。既に『Alternate Off The Wall』のリリースがありますが、それとは被らない音源で構成されたものです。スタジオ・デモを使ってロング・バージョンにした「Don't Stop 'Til You Get Enough」、発掘された「Rock With You」のデモ、そしてスタジオ・デモを使ってのロング・バージョン「Workin' Day And Night」、ドラムが大きく、異なるリズムギターの「Get On The Floor」のオリジナル・バージョン、ギターカッティングが心地よいファンメイドですがどこかインコグニートの前身ライト・オブ・ザ・ワールドを思わせる「Off The Wall(Soulful French Tour Remix)」、「Girlfriend」の素敵なエクステンド・ミックス、発掘された「She's Out Of My Life」のデモ。そして衝撃の「I Can't Help It」の79年のデモ、『Alternate Off The Wall』は78年のデモなので異なります。明らかにスティービー・ワンダーによるよりライブ感のあるピアノ・ワーク、ジョン・ロビンソンのジャストなドラミング、そしてマイケルの一生懸命なボーカル、素敵過ぎます。そして11分なのに飽きさせない「It's The Falling In Love」、楽器演奏がしっかり伸びてこれぞの「Burn This Disco Out」のエクステンド・バージョンとここまでアナザー・ワールドの『Off The Wall』を堪能できます。しかしこれで終わりません。更にアウトテイクと言える「Sunset Driver」、そのファンメイドながら素敵なエクステンド・バージョン、そして初登場の「Don't Matter To Me」のマイケルのソロ・バージョン、そして「Love Never Felt So Good」の元デモとレアな3曲が付いて更に『Off The Wall』の魅力の深みへと邁進します。 Disc 2はまず「This Is It」のマキシ・シングル再現です。この 曲は『Off The Wall』リリース直後80年にマイケルとポール・アンカによって書かれ、元は「I Never Heard」というタイトルで録音されていました。アンカのアルバム『Walk a Fine Line』に収録される予定でしたが、2人による他のコラボレーション曲「Love Never Felt So Good」や「It Don't Matter To Me」とともにお蔵入りとなりました。マイケルはアンカから曲のカセットテープを無断で持ち去ったため、アンカは録音が返還されなければ法的措置を取ると脅しました。マイケル・バージョンの「This Is It」はマイケルの声とピアノ伴奏のみが入ったテープが入った箱から見つかったと伝えられており、この曲は必要最低限の録音だったと説明されています。それがわずか23秒なのでスニペットですが、Disc 2の1曲目のデモです。マイケルはその後テープを返却しましたが、アンカはマイケルが「I Never Heard」の録音をコピーし、マイケルの歌のみで曲名を「This Is It」に改名したと主張しました。一方90年アンカはプエルトリコのR&Bアーティスト、サファイアに「This Is It」の録音を許可し、彼女はこれをオリジナルのタイトル「I Never Heard」で91年の2枚目のスタジオアルバム「I Wasn't Born Yesterday」に収録しました。その音源は以下のタイトルに収録されています。 マイケル・ジャクソン/The Complete Outtakes, Duets & Collaborations 1989-1992 (2CDR) https://purpletown.buyshop.jp/items/27668471 後に映画『This Is It』の際にジョン・マクレインとマーヴィン・ウォーレンによって作り直され、ジャクソン兄弟がバックボーカルを担当しました。この時の09年の「This Is It」は映画『This Is It』とは全く関係はないのですが、プロモーション用に使用さることとなりました。一方アンカはこの曲をリメイクし、アップビートなインストゥルメンタルに『I Never Heard』のこれまで聞いたことのないボーカルを入れて、13年のアルバム『Duets』に収録されました。今回アルバム『This Is It』にも未収録のフル・バージョンを含む既存音源を全て収録、「This Is It」の全貌に迫ります。 そして『Off The Wall』関連のレア音源、『Alternate Off The Wall』リリース以降、更に発掘されたものを収録しています。「Rock With You」のストリングスがバッキングのバージョン、そしてファンが作ったとても優雅なスロウ・バージョン。そして作者ロッド・テンパートンのデモですが、歌詞が殆ど完成しておらず(恐らくタイトルもまだ決まっていなかったはず)、しかし彼のバンド、ヒートウエイブのサウンドにかなり酷似したカッティングが入っていてよりファンキーになっているのが大変興味深いです。ポール・マッカートニー作の「Girlfriend」のデモとウイングスのバージョン、そして作者キャロル・ベイヤー・セイガーの「It's Falling In Love」。そして「Burn This Disco Out」の別のファンメイドのエクステンド・バージョン、こちらも原曲に忠実で楽しめます。そして(Disc 1に収録してあるのはこの曲のマイケルのボーカル・パートが聴けるものでした)ドレイクの「Don't Matter To Me」。セカンド・アルバム『Scorpion』に収録されています。マイケルとポール・アンカの80年のレコーディングのテープをどうやって入手出来たのか不明なのですが、とにかくドレイクはそれを使った疑似デュエット曲を作りました。元々ピアノをバッキングにマイケルが歌っているデモが存在するとのことで、もしかするとDisc 1の音源がそれなのかもしれませんが、不明です。そして最後はこれはフェイクの可能性が高いのですが、『Off The Wall』時期のアウトテイク「A Baby Smiles」のインスト。スイング・アウト・シスターの「Breakout」を思い出させる点、結果先んじていることになるのですが、果たして。 Disc 1 1.Don't Stop 'Till You Get Enough (Studio Demo Reconstruction) 7:25 2.Rock With You (Demo) 4:40 3.Workin' Day And Night (Studio Demo Reconstruction) 9:34 4.Get On The Floor (Original Version) 4:46 5.Off The Wall (Soulful French Touch Remix) 7:45 6.Girlfriend (Extended Mix) 5:56 7.She's Out Of My Life (Demo) 3:18 8.I Can't Help It (1979 Demo) 4:43 9.It's The Falling In Love (Extended Version) 11:20 10.Burn This Disco Out (Extended Version #1) 8:22 11.Sunset Driver (Extended Disco Mix) 5:24 12.Don't Matter To Me (Michael Jackson Solo Mix) 3:13 13.Love Never Felt So Good (Demo 2010) 3:17 Disc 2 1.I Never Heard (Demo) 0:24 2.This Is It (Single Version) 3:37 3.This Is It (Full Version) 4:42 4.This Is It (Orchestra Version) 4:55 5.This Is It (I Never Heard) (Duet with Paul Anka) 4:11 6.Don't Stop 'Til You Get Enough (Original Home Demo) 4:39 7.Rock With You (String Version) 4:27 8.Rock With You (Rod Temperton Demo) 4:40 9.Rock With You (Classical Slow Mix) 5:20 10.Workin' Day And Night (Original Home Demo) 4:20 11.Off The Wall (Deluxe Dance Mix) 6:39 12.Girlfriend (Paul McCartney's Demo) 2:34 13.Girlfriend (Original Wings Version) 4:39 14.It's The Falling In Love (Original Carole Bayer Sager Version) 3:56 15.Burn This Disc Out (Extended Version #2) 5:43 16.Don't Matter To Me (Drake Version) 4:06 17.A Baby Smiles (instrumental) 3:35
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サンタナ / Santana III Outtakes And Rehearsals (2CDR)
¥1,490
71年リリースのサンタナのマスターピース、そのアルバムのアウトテイクス、リハーサルを収録した2枚組です。ほんの一部に音切れ等ありますが、素晴らしいサウンドボード録音です。 CDR 1 Sessions at Wally Heider Studios, San Francisco, Nov 1970 JUNGLE STRUT (ALTERNATE TAKE) 5:07 EVERYBODYS EVERYTHING (INST.JAM) 4:17 BALLIN (OUTTAKE) 6:12 FOLSOM STREET (OUTTAKE) 8:30 FRIEDNECKBONES & HOME FRIES (OUTTAKE) 5:16 GUAJIRA (DEMO) 5:26 TUNE IN (REHEARSAL) 3:16 BLUES JAM 5:58 EVERYTHING IS COMING OUR WAY (INST.) 3:26 BATUKA (JAM WITH BLUES) 6:42 REHEARSAL JAM 1 22:35 CDR 2 Sessions at Columbia Studios, San Francisco Jan 24 1971 REHEARSAL JAM 2 6:29 JUNGLE STRUT (EXPANDED) 6:12 BALLIN (EXPANDED) 8:38 FOLSOM STREET (EXPANDED) 6:26 GUMBO (ALTERNATE TAKE) 4.29 JUNGLE STRUT (ALTERNATE TAKE 2) 5.29 TOUSSANT L'OVERTURE (ALTERNATE TAKE) 4.39 以下はこのタイトルに関連するジム・マッカーシーのレビュー、を抜粋抄訳しました。 『サンタナ3』、または単にサード・アルバムとも呼ばれ、決まった名が無くちょっと厄介なアルバムは、その実サンタナの最高の音楽が詰まった傑作です。アンサンブルの演奏はより自由で流動的になり、バンドはより暗く、より深く、より神秘的なグルーヴを獲得しています。サンタナのサンフランシスコを拠点とする音楽には類似点がなく、サルサでも、バガルーでも、ストレート・アヘッド、ブルースでもロックでもありません。このアルバムにはこれらすべての音楽の要素が含まれており、完全に独自の世界に存在し、それまでのラテン音楽 (モンゴ・サンタマリア、レイ・バレット、リッチー・ヴァレンス、カル・ジェイダーなど) を再定義し、新しく出現したラテン文化の先駆者となることの意味を現代的な形に定義しました。『サンタナ3』はオリジナル・バンドが音楽シーンにもたらした3部作のその最終作です。69年のウッドストック・フェスティバルでの見事な出演と、それに続く最初のレコーディング・アルバム『サンタナ』のリリースで、彼らは急速に名声を高め、フェスティバルの観客を熱狂させ、ラテン・リズムを世界地図上に載せただけでなく、アメリカの音楽史において、若く野心的なラテン系アメリカ人を代表する強力なメインの音楽勢力として、自らの地位を確立しました。 グループの中核メンバーは、カルロス・サンタナ (ギター、ボーカル)、グレッグ・ローリー (キーボード、ボーカル)、デビッド・ブラウン (ベース)、マイク・カラベロ (コンガ)、ホセ・チェピート・エリアス (ティンバレス、コンガ)、マイケル シュリーブ (ドラム) 。ゲストを歓迎し、他の人にもスポットライトを当てるサンタナの姿勢は、2人の更なる重要メンバーの加入をもたらしました。まずは15歳のギターの名手、ニール ショーンです。シュリーブとローリーは、パロアルトのポピーコック・クラブでオールドデイビスというバンドで演奏していた情熱的なショーンを発見しました。既にカルロスはギター界の天才として確立されていましたが、若いショーンが加入することに対して不安を感じてはいませんでした。実際2人は一緒になってお互いを新たな高みへと押し上げたのです。シュリーブは次のように回想します。「カルロスと一緒にサンタナバンドに入ったニールの気持ちは神のみぞ知るだ。ニールは若い情熱をバンドに持ち込み、カルロスのメロディックさも吸収した。ニールは情熱的で、物事を本当に盛り上げることができた。カルロスとニールは多くの点で同じ才能を共有していたんだ」。 アンサンブルに新たに加わったもう1人の新人、トーマス・コーク・エスコヴェドはパーカッショニスト(元々はピート・エスコヴェドとエスコヴェド・ブラザーズとして演奏していました)でした。71年初頭、ダイナミックで信じられないほど才能のあるニカラグアのティンバレス奏者、ホセ・チェピート・エリアスが突然脳動脈瘤を患ったため、コークはバンドとのツアーに同行するよう依頼されたのです。コークがバンドに加わったのは、ニューヨークのスパニッシュ・ハーレム出身のパーカッショニスト兼バンドリーダーで、サンタナ・グループに大きな影響を与え、71年2月にアフリカのガーナのアクラで行われたソウル・トゥ・ソウル独立記念日コンサートで最初の大ヒット曲「Evil Ways」を提供したウィリー・ボボをメンバーにと打診した後のことでした。 レコーディングは主にサンフランシスコのフォルサム・ストリートに新しくオープンしたコロンビア・スタジオで夜間に始まりました。サンタナはスタジオBを陣取り、長時間のジャム・セッションや、より構造化された方法で作られた曲などから、レコーディングが形になっていきました。セッションに参加したチェピート・エリアスは奇跡的に回復し、驚異的な音楽的才能を保ったまま再び参加。バンドがスーパースターの座に上り詰めるにつれ、騒々しい時代の音楽シーンに伴う過剰さも共に加わっていったのです。 『サンタナ3』があまりにも首尾一貫していて音楽的にまとまっていることは、このグループのユニークな音楽的相性を物語っています。 「Batuka」はファンキーなオープニング・カットで、ニール・ショーンのギター・ワークの野性的な側面を惜しげもなく披露しています。カルロス、グレッグ、デイヴィッドのアンサンブルを受け流す後ろで、浸透するリズム・セクションがカウベル主導のパターンを作り、ショーンの野性的なギター・ワークを導きます。 グレッグ・ローリーが回想しています「ベル・テレフォン・TV・アワーで、ズービン メータとロサンゼルス フィルハーモニックと一緒に「Batuka」を演奏したんだ。彼らはレナード・バーンスタインの曲を習うためにテープに録音したものを送ってくれたんだよ」。 コークとカラベロは、「No One To Depend On」という曲のパートをバンドに持ち込みました。これは、ウィリー・ボボの曲「Spanish Grease」にいくつかの要素が絡んいるサウンドでした。彼らはローリーのミルバレーの自宅でコラボレーションします。ローリーは雷鳴のような中間部分を書きましたが、うねるファンク・ロックのリフが満載で、すぐに観客のお気に入りとなりました。これは2枚目のシングルとなり、サンタナのチャチャチャに対する独自の解釈を示しています。「Taboo」は、グレッグ・ロリーがリハーサルで頻繁に演奏していた曲で、バンドはこの官能的な曲を雰囲気のあるアンビエントなレコーディングへと最終的に発展させました。カルロスのギターとローリーのボーカル、アウトロもニール・ショーンの鋭いフレット・ワークがあるおかげで焼けつくようなクライマックスに達し、優美さと絡み合った秀逸な演奏となっています。ここでは、サンタナがスタジオを聴覚的な楽器として扱っていることがわかります。 「No One To Depend On」 はディレイされた逆方向のエコーで終わり、「Taboo」は力強い大きな音でクライマックスに突入します。サウンドは強化され、よりオープンになり、スタジオ・エフェクトが統合的に使用されています。 ジミ・ヘンドリックスのプロデューサーとして密接に協力したエディ・クレイマーがいくつかの曲のエンジニアリングを担当しましたが、クレジットにはグレンコロトキンとサンタナのミュージシャンとなっています。 「Toussant L'Overture」(過激なピアニスト、アルベルト・ジャンキントがハイチの革命家にちなんでそう名付けました)は、サンタナのレコーディング史上の頂点となろう曲です。 最初のアルバムの頃からジャムセッションされて培われ完成したサウンドで、 激しく煙を上げる中、熱烈なイントロにおいてカルロスの恍惚としたソロをフィーチャーし、その後カラベロとチェピートの熱いパーカッション・ブレイクが続きます。フィナーレは、ロリー、ショーン、サンタナによる泣き叫ぶようなブレイクで盛り上がり、突然終了します。耳をつんざくような静寂が残り、音楽の偉大さのみが響き渡ります。 「Everybody's Everything」は最初のシングルで、ソウルベースの雰囲気を纏っており、ソウル・ファンク好きには堪らない楽曲です。イーストベイのタワー・オブ・パワーのホーン・セクションが参加しているのも特筆です。また、ショーンの狂ったワウワウペダルを駆使したソロが、チェピートの泡立つドラムをさらに引き立てているのも特徴的です。 「Guajira」はサンタナのまたもやの名曲の一つで、シュリーブはここでの美しく鋭いギターを奏でるカルロスを愛していました。チェピートのベースのイントロから始まり、4/4から6/8に変化する中でのカルロスの演奏は絶妙です。お隣さんのリコ・レイエスが、心に残るソウルフルなスペイン語のボーカルを提供しています。彼はハワイでデビッド・ブラウン、チェピートと共作しています。「Guajira」において、グレッグ・ローリーは、もう一人の熟練したラテン系ミュージシャンであるマリオ・オチョアが提供したサルサ的ピアノ・ソロを導入しています。 「Jungle Strut」は、当時のヒップなファンク・ドラマー、バーナード・パーディが参加した、ジーン・アモンズの今聴いてもオシャレーなサックス・ソウル・ジャズ・インストゥルメンタルが元です。シュリーブはデヴィッド・ガリバルディ(タワー・オブ・パワーのドラマー、プリンスも彼のドラムをサンプリングしたことがあります)と共にファンクの限界を探求し、サンタナはそれを沸騰するパーカッション・セクション上において、マルチ・ソロの別の手段として使用しました。 実験的なサンタナ・バンドのさらなるスナップショット、「Gumbo」は、2元的ギターファンクのインタールードを備えた観客を熱狂させ得るに違いない曲で、ステージではカラベロとデヴィッド・ブラウンがタンバリンで踊ったりしています。尚マイク・カラベロは、「Gumbo」がスライ・ストーンとドクター・ジョンの『Gris Gris』の両方から影響を受けていると証言しています。 レコーディングを締めくくる最後から2番目のトラックは、カルロス作の繊細曲「Everything Is Coming Our Way」で、これまでのすべての音楽とは対照的でありながら、それらを補完するものでもあります。カルロスの指示を受けたグレッグ・ローリーは、カルロス自身の痛むボーカルを解消するのに役立つ渦巻くハモンド・オルガン・ソロを入れています。 コーク・エスコベートはティト・プエンテの「Para Los Rumberos」のフレーズを導入、激しいパフォーマンスの中にルイス・ガスカが熱いトランペットの華麗な音色を奏で、アルバムを最高の状態で締めくくっています。 「Folsom Street」は新しく作られたコロンビア・スタジオの場所にちなんで名付けられましたが、実はライブで演奏されたことはありません。ゆったりとしたリズムと堅実なバンド演奏が特徴のレア曲です。 サンタナはその後すぐに問題に遭遇し、絶え間ないツアーと経営不行き届き、それに続く音楽の方向性に関する意見の不一致が、偉大な音楽グループの1つを台無しにすることとなります。 これらの音楽革命家にとって、時代の移り変わりは、わずか3年ほど続いたジェットコースターのような生活となって翻弄されていきました。しかしその年月はオリジナルのサンタナの遺産にとって素晴らしき時間であり、彼らのインスピレーションに満ちた音楽は時代を超えて時の試練に耐え続けています。
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アヴェレージ・ホワイト・バンド / Live Compilaion 1973-1979 (1DVDR)
¥990
アヴェレージ・ホワイト・バンドの黄金期、73年から79年までの映像コンピレーションの登場です。73年Old Grey Whistel Testの「Put It Where You Want It」、時代なのか個々のメンバーは殆ど髭を生やしており、アラン・ゴーリーは既に親父の風格があります。骨太ファンクネスは結成して間もない時期でもちゃんとプレイしていたとわかる、そんな超上質映像です。77年のミッドナイト・スペシャル、画質が落ち、曲がコンプリート演奏されずある種ダイジェストとなっていますが、でもアイズレーより軽やかな「Work To Do」、そして「Star In The Ghetto」、これはベンEキングとのコラボレーション・アルバム77年『Benny & Us』収録曲で(後にBen E King単独で78年『Make It Last』再収録されます)この時期ならではの貴重且つ素晴らしい演奏が楽しめます。そして主軸となる79年『Rock Goes To College』映像、76年『Soul Searching』から79年『Feel No Fret』まで70年代後半の楽曲のライブ演奏で攻めるセトリがまたどれもこれも素晴らしい出来です。 'Old Grey Whistle Test' London, England 10 July 1973 Put It Where You Want It 'Midnight Special' Montreux, Switzerland 09/10 July 1977 W/ Sammy Figueroa (Congas) Pick Up The Pieces Work To Do Star In The Ghetto W/ Ben E. King (Voc) 'Rock Goes To College' The University Of Surrey, Guildford, England 1979 When Will You Be Mine Interlude Atlantic Avenue A Love Of Your Own I'm The One Walk On By Feel No Fret Alan Gorrie (B, G, Voc) Onnie Mcintire (G, Voc) Steve Ferrone (Dr, Perc) Roger Ball (Kbds, As) Malcolm 'Molly' Duncan (Ts) Hamish Stuart (G, Voc) Pro-Shot 56min.
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ザ・デルズ / SOUL! 1972 (1DVDR)
¥990
ディープなバリトンのマービン・ジュニア、そしてシルクのような滑らかさを持つファルセットが和ませるジョニー・カーターの二人の相対性が持ち味のデルズ。そんな彼らの72年のライブをプロショット収録。つまりソウル期のデルズの映像ということになります。50年代はドゥーワップ・グループとしてキャリアをスタートさせ、56年に「Oh, What A Nite」が大ヒット。典型的なドゥーワップですが、当時としてはかなりソフィスティケイトした楽曲で、後のソウル・ミュージックの台頭を予見させるサウンドでした。そしてその通り、ソウル・ミュージックが60年代猛威を振るうと、ドゥーワップのスタイルは衰退してしまいますが、どっこいデルズはヒットを多く世に送り出します。見事ソウル・ミュージックの波に乗るのです。60年代中期にヒットを大量生産したデルズの地位はその後も揺るぐことなく、ソウルのフレッシュなサウンドをうまく取り入れながらドゥーワップのマンネリズムを振り払った曲を次々と発表し、ヒットを重ねます。このライブは72年、特にこの頃は前述の2枚看板が前面に出て、それは素晴らしいソウルフルさを響かせてくれます。アルバムではチャールズ・ステップニーがプロデュースをしていた時期。その頃の傑作「The Love WE Had」が最後に演奏されるのが特に素晴らしいです。60年代のヒット「Stay In My Corner」等、少ない演奏曲ですが、50年から70年にかけてのデルズのベスト曲をライブで観る事が出来、R&Bファンは絶対必携です。1時間の映像なのは、イントロダクションを含め、曲間で、デルズのプロフィールを朗読形式で紹介しているため。しかし彼らのライブのダイナミックスさと優美さを損ねてはいません。事実80年代、90年代も活躍する長い息のグループながら、こんな最高の時期の映像が存在するなんて感激です。 Introduction Oh, What A Nite Always Together Stay In My Corner It's All Up To You The Love We Had (Stays On My Mind) Pro-shot 58min.
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マイケル・ジャクソン / Captain EO (1DVDR)
¥990
嘗てディズニー・ランドのみで上映されていたCaptain EO、そのフルスクリーンとワイドスクリーン、2バージョンを収録。共に日本語字幕付き、オン、オフで切り替えられます。色彩を全く失った暗黒の星へとたどり着いたマイケル・ジャクソン扮する“キャプテンEO”と落ちこぼれの仲間たち。美しい色を取り戻すため、歌とダンスと彼らの持つ光の力を使って、暗黒の女王とその軍隊を相手に闘いを挑みます。収録している曲は名曲Another Part Of Me、ここだけのメインテーマ曲We Are Here To Change The World!更にThe Making Of Captain EO、Another Part Of MeのPVも併録!(3D仕様ではございません。ご了承ください) Fullscreen Version Widescreen Version The Making Of Captain EO Another Part Of Me (Music Video) 63min. Pro-shot
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マーヴィン・ゲイ / Motown On Showtime (1DVDR)
¥990
『The Real Thing: In Performance 1964-1981』に未収録の映像が収録されているドキュメンタリーの登場です。スモーキー・ロビンソンが進行役として登場、ベリー・ゴーディーやアンナ・ゴーディ・ゲイ(泥沼離婚となった最初の奥さん)、ジャン・ゲイ(二人目の奥さん)、アシュフォード・シンプソン夫妻等のインタビューを交えつつレアなマービンのパフォーマンス映像が織り込まれます。その映像が多少インタビュー音声が被ったりしてしまいますが、ほほ完全に収録されているので見逃せません。67年のタミー・テリルとの仲睦ましい「Ain`t No Mountain High Enough」、65年のティナ・ターナとの「I`ll Be Doggone/Money」のメドレー、83年グラディス・ナイト&ザ・ピップスと歌った「悲しいうわさ」と客演映像の収録が素晴らしいです。また前述のアシュフォード・シンプソン夫妻が当時のマービンとの作曲を振り返りながら演奏される「Ain't Nothing Like The Real Thing」、「Your Precious Love」、「You Are All I Need To Get By」も涙をそそります。そしてこの映像のハイライトシーンと呼べる83年のNBAオールスターゲームでの「The Star-Spangled Banner」の独唱はとにかく圧巻の一言で、この伝説のパフォーマンスを確認するためにもこのDVDRを購入することをオススメします。これで日本語字幕だったら。それでもマービンの65年~83年迄の貴重な映像を観ているだけでも十二分にマービンの素晴らしさを堪能できるはずです。 the songs are played on this dvdr; How Sweet It Is I'll Be Doggone / Money Featuring ? Tina Turner Stubborn Kind Of Fellow Pride And Joy Can I Get A Witness Take This Heart Of Mine Quiet Nights, Quiet Stars Why Did I Choose You Hitchrike Ain't That Peculiar Ain't No Mountain High Enough Featuring ? Tammi Tarrell* Ain't Nothing Like The Real Thing Baby / Your Precious Love / You're All I Need To Get By : Lead Vocals ? Ashford & Simpson I Heard It Through The Grapevine Featuring ? Gladys Knight And The Pips What's Going On Let's Get It On I Want You Distant Lover / The Lord's Prayer Star Spangled Banner Sexual Healing What's Going On Pro-Shot 59min
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ヴァリアス・アーティスツ / Motown Legacy (2DVDR)
¥1,490
この240分という大ボリューム!2枚組でたっぷりモータウン関連映像を楽しめる映像集の登場です。全て日本語の字幕入りなのがありがたいです。 まずは65年モータータウン・レビューとも言えるレディー・ステディー・ゴー。 ダスティー・スプリングフィールドが企画から構成にまで関わっている大変アーティスティックな映像です。イギリスでのモータウンの人気の凄さが伺える最高の内容となっています。スプリームスがいよいよヒットを連発しはじめる時期、ダイアナ・ロスも素晴らしいですが、冠動脈血栓で32歳の若さで亡くなってしまうフローレンス・バラードが可愛いです。そしてスモーキー・ロビンソン&ミラクルズ(新曲として歌われる「Ooo Baby Baby」の素敵なこと!)、そしてマービン・ゲイも大々的にフィーチャーされています。ラストの「Mickey's Monkey」ではシュープリームスがコーラスで参加、15歳のスティービー・ワンダーのハーモニカもフィーチャーされ、彼の天才ぶりも楽しめます。 そして83年のモータウン設立25周年記念コンサート『Motown 25』である。 当時MCAがレーベルを買収する、そんなガタガタの時期に行われた黒人音楽最大のコンサートです。ベリーゴーディーも起死回生、モータウン出身の大スター達が一堂に会した凄いイベントです。マイケル・ジャクスンがジャクソン・ファイヴを一夜限り再結成させたことでも有名ですね。「Never Can Say Goodbye」を歌うマイケル、ジャーメインとの「I'll Be There」。そして新曲ではなくヒット曲を披露する場所であるのに、マイケルは「Billie Jean」を披露、そしてそこで見せた最初のムーンウォークは...伝説です。パフォーマーのMCやリチャード・プライヤーやビリー・コスビー等のコメディアンのナレーション、モータウンの作曲者達のお喋りが字幕付きなので理解でき、楽しめるのが嬉しいです。歌詞にも字幕が付き、フォートップスとテンプス、二つのグループが互いのヒット曲を掛け合って歌う様がどのような内容かとてもよくわかります。マービン・ゲイの「What's Goin' On」の大感動、ライオネル・リッチーの「You Mean More To Me」は泣けます。モータウン・サウンドとは何か、その答えもたぶん教えてくれます。後一枚も売れなかったモータウンの歌も教えてくれます。デバージとハイエナジーのパフォもレアです。スモーキー・ロビンソンとリンダ・ロンスタットの嬉しいデュエット、ラストにダイアナ・ロス&シュープリームスも復活(メアリー・ウィルソン、シンディ・バードソングの黄金期メンバー、後にダイアナとメアリーが不仲となりこれが唯一の実現となりました)、そしてスモーキー、マイケル、マービン、スティービー、更にベリーゴーディーも壇上に上がっての「Someday We`ll Be Together」を歌うシーンは圧巻の一言です。 そして85年、アポロシアター創立50周年を記念して行われたイベント『Return To The Apollo』より、モータウン関連の映像を抜粋して収録しています。セットリストを見ればわかると思いますが、これほどの素晴しい音楽の偉人が一堂に会することは、もう絶対ありません...音楽ファンなら一度は観て欲しい。マストなDVDRです。 DVD ONE :"READY STEADY GO!" ON REDIFFUSION TV,LONDON, UK, 18-MAR 1965 (B/W) 1.Introduction 2.Medley : Baby Love / The Supremes - You've Really Got A Hold On Me / Smokey Robinson & The Miracles - I Call It Pretty Music But The Old People Call It The Blues / Stevie Wonder - The Way You Do The Things You Do / The Temptations - (Love Is Like A) Heatwave / Martha Reeves & The Vandellas - You Lost The Sweetest Boy / Dusty Springfield 3.Ooo Baby Baby / Smokey Robinson & The Miracles 4.Wishin' And Hopin' / Dusty Springfield Feat. Martha Reeves & The Vandellas 5.It's Growing / The Temptations 6.Shake / The Supremes 7.No Where To Run / Martha Reeves & The Vandellas 8.Kiss Me Baby / Stevie Wonder 9.How Sweet It Is (To Be Loved By You) / Marvin Gaye 10.Can I Get A Witness / Marvin Gaye 11.Can't Hear You No More / Dusty Springfield Feat. Martha Reeves & The Vandellas 12.Stop! In The Name Of Love / The Supremes 13.My Girl / The Temptations 14.Dancing In The Street / Martha Reeves & The Vandellas 15.Shop Around / Smokey Robinson & The Miracles 16.Where Did Our Love Go / The Supremes 17.Mickey's Monkey / Smokey Robinson & The Miracles "MOTOWN 25 YESTERDAY, TODAY, FOREVER"ON NBC TV, USA, 25-MAR-1983 18.Show Opening - Dancing In The Street 19.Smokey Robinson / Richard Pryor Intro 20.Medley : Shop Around - You've Really Got A Hold On Me - Tears Of A Clown - Going To A Go-Go / Smokey Robinson & The Miracles 21.Dick Clark Intro 22.I Wish - Uptight (Everything's Alright) - Signed, Sealed, Delivered, I'm Yours - My Cherie Amour - Sir Duke - You Are The Sunshine Of My Life / Stevie Wonder 23.Richard Intro - Motown Song Writers' Discussion - Reach Out (I'll Be There) - For Once In My Life - Song Writers' Discussion - Money (That's What I Want) 24.Smokey Intro 25.Medley : Reach Out (I'll Be There) - Get Ready - It's The Same Old Song - Ain't Too Proud To Beg - Baby I Need Your Loving - My Girl - I Can't Get Next To You - I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch) - (I Know) I'm Losing You / The Four Tops & The Temptations 26.Yesterday, Today & Forever - What's Going On / Marvin Gaye 27.Richard Intro - Howard Tim DJ - Medley : - (Love Is Like A) Heat Wave / Martha Reeves - My Guy / Mary Wells - Shotgun / Jr. Walker - Brick House / Commodores 28.Devil In The Bottle / T.G. Sheppard 29.Lonely Teardrops / Jose Feliciano 30.Where Did Our Love Go / Adam Ant 31.You Mean More To Me / Lionel Ritchie DVD2 :"MOTOWN 25 YESTERDAY, TODAY, FOREVER"ON NBC TV, USA, 25-MAR-1983 1.Richard Intro 2.Medley : I Want You Back - The Love You Save 3.Never Can Say Goodbye - I'll Be There / The Jackson 4.Billie Jean / Michael Jackson 5.I Want You / Dancers 6.Billy Dee Williams - Richard Intro 7.All This Love - He's A Pretender - Can't Stop / DeBarge & High Energy 8.Bustin' Out / Rick James 9.Ooo Baby Baby 10.Tracks Of My Tears / Smokey Robinson & Linda Ronstadt 11.Medley : Being With You - Cruisin' / Smokey Robinson 12.A Fairy Tale / Richard Pryor 13.Ain't No Mountain High Enough / Diana Ross 14.Someday We'll Be Together / Diana Ross & The Supremes w/ Full Cast 15.Reach Out And Touch (Somebody's Hand) "MOTOWN RETURNS TO THE APOLLO"ON NBC TV, USA, 04-MAY 1985 (EDIT VERSION) 16.Introduction - Rhythm Of The Night / El DeBarge 17.Bill Cosby Intro - Careless Whisper / George Michael & Smokey Robinson 18.Medley : Superstar - Something About You - Papa Was A Rolling Stone - Baby I Need Your Loving - I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch) - (I Know) I'm Losing You - Higher & Higher / The Temptations, The Four Tops, The Manhattans & The Drifters 19.Motortown Revue 1963 Archive 20.Two Lovers / Mary Wells 21.Bernadette / The Four Tops 22.No Where To Run / Martha Reeves 23.Finger Tips / Stevie Wonder 24.You Can Depend On Me - Going To A Go-Go / Smokey Robinson & Bill Cosby 25.Sir Duke / Stevie Wonder 26.Cool It Now / New Edition 27.Part-Time Lover / Stevie Wonder & Boy George 28.What Becomes Of The Brokenhearted / Luther Vandross & Boy George 29.Nightshift / Medley : Lonely Teardrops - Try A Little Tenderness - You Send Me - How Sweet It Is (To Be Loved By You) / Commodores, El DeBarge, Billy Preston, Lou Rawls & Luther Vandross 30.Love's In Need Of Love Today / Stevie Wonder & George Michael 31.I Want To Know What Love Is / Diana Rosss w/full cast 240min. Pro-shot
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プリンス / 2 Guest Appearances in 1983 (1CDR)
¥990
プリンスが83年にゲスト出演した二つのショウを収録したタイトルです。まずはジェームス・ブラウンとB.B.キングのライブをサウンドボード収録しています。音も良く素晴らしい演奏が楽しめますが、このステージにマイケル・ジャクソン、そしてプリンスがJBに呼ばれパフォーマンスしているのです。ジェームス・ブラウンは後に、「プリンスはその時ギターを弾いていた。でもちょっと緊張していたな。マイケルの方は俺のことをずっと何年も研究しているからフィットしてた。でもプリンスもこれからそうやって研究すれば本当に良くなると思うよ」と語っています。 そしてパブリック・イメージ・リミテッドのベース、ジャー・ウォブルのライブにプリンスが客演していた、その時のオーディエンス録音です。確かにプリンスの指示するような声と「Cloreen Bacon Skin」的サウンドが曲の序盤展開されます。プリンスがカウントして演奏が始まり、ジャーのベースの意外にファンキーなベースが飛び込んできます。アニー・ホワイトヘッドのトロンボーンのフレーズがカッコよく、ネヴィルのパーカッションもシーラ・Eを思わせますが、この二つの楽器はプリンスのバンドには当時使用していませんでした。結果ここでしか味わえない独特のプリンスを含んだ演奏となっています。 James Brown & B.B. King - Beverly Theatre, Los Angeles : 20th August 1983 (Soundboard Recording) 1. James Brown Introduces BB King 2. Let The Good Times Roll 3. Guess Who 4. The Thrill Is Gone 5. Danny Ray Introduces James Brown 6. The Payback 7. Doing It To Death 8. Prisoner Of Love 9. Georgia 10. Get On The Good Foot 11. I Got The Feelin' 12. It's A Man's World (w/ Michael Jackson & Prince) 13. Medley 14. Sweet Little Angel 15. Jam 80 16. Doing It To Death Jah Wobble - First Avenue, Minneapolis : 16th May 1983 (Audience Recording) 17. Prince Announced 18. Cloreen Bacon Skin Jah Wobble: bass Neville Murray: percussion Ollie Marland: keyboards Annie Whitehead: trombone Dave "Animal" Maltby: guitar Lee Partis: drums
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シーラ・E / Live Compilation 1984 - 1985 (1CDR)
¥990
シーラ・Eの初期ライブ・コンピレーションの登場です。プリンスのプロデュースで颯爽と登場し、『The Glamorous Life』をリリースしたのが84年6月4日。LAのThe Palaceでのライブ、ウエスト・ウッドワンの放送ディスクをリマスタリングしての収録、シーラ・Eとして最初期のサウンドボード音源です。緊張などなく、既にシーラの魅力、バンドの演奏力が全開となった最高の演奏です。 そしてシーラ・Eがドラムとボーカル、プリンスがベースとボーカル、たった二人だけで繰り広げるファンク・ジャムがサウンドボード収録。「Girls And Boys」でプリンスが歌いながらブリブリとベースを鳴らします。そして「Holy Rock」もプリンスが同様歌いますが、シーラもハモらずユニゾンで歌う箇所があります。プリンスがグッガ等の指示をすると演奏がストップ・アンド・ゴーする手練手管が最高です。プリンス作なので当然ですが、「Holy Rock」はラップです。この時の観客はプリンスがラップしている、と驚いたのではないでしょうか。尚この音源は4Dafunkのマスターがあり、それをVersion 1として収録。しかしその音源は最初の部分に難があり、昔のブートCD『MPLS』に入っていた音源をヒスノイズ除去するリマスタリングを施して、ピッチを正常にした音源Version 2も収録しています。 そしてセカンドからのシングル「A Love Bizarre」がリリースされた頃の85年10月16日のSaturaday Night Liveから2曲。その「A Love Bizarre」ですが、プリンスは居ません。よってボーカルはシーラ、そしてギターのStephan Birnbaumです。ステファンがプリンスの歌い方を真似しているのですが、プリンスじゃないとわかるものの、特徴を捉えていて面白いです。実際の曲「A Love Bizarre」にステファンはバックボーカルで参加しているので、もしかするとプリンスの声だと思えた所もステファンが歌っている、なんてことがあるかもしれませんね。 The Palace, Los Angeles : 26th July 1984 1. Westwood One Intro 2. Shortberry Strawcake 3. The Belle Of St. Mark 4. Noon Rendezvous 5. Oliver's House 6. Too Sexy 7. Next Time Wipe The Lipstick Off Your Collar 8. The Glamorous Life 7th Street Entry, Minneapolis : 11th July 1985 (Version 1) 9. Sheila E & Prince Announced 10. Girls And Boys (Feat. Prince) 11. Holly Rock (Feat. Prince) 7th Street Entry, Minneapolis : 11th July 1985 (Version 2) 12. Sheila E & Prince Announced 13. Girls And Boys (Feat. Prince) 14. Holly Rock (Feat. Prince) Saturday Night Live : 16th October 1985 15. A Love Bizarre 16. Holly Rock
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ヴァリアス・アーティスツ / Don Kirshner Rock Concert Soul Compilation 1974-1982 (2DVDR)
¥1,490
アメリカの音楽番組、Don Kirshner Rock ConcertのR&B、ファンクにフォーカスして集めた2DVDR。それそれの完全収録を目指いし、タイムコードが入っているものもありますが、可能な限り良質映像を集めました。全盛期のオージェイズ、ビリー・プレストンのライブは観たらもうオッタマゲーです。アル・ウィルソンのヒット「Show & Tell」、アイク&ティナ・ターナーの圧巻のライブ・ステージ、激ファンクのキャメオ、アイズレーのギター、マンドリルの土着ファンク、コモドアーズの主軸ライオネル・リッチーのキーボード・ワークと歌声、スモーキー・ロビンソンの名曲Ooh Baby, Babyのライブ演奏には感涙しかありません。タワー・オブ・パワーの若い姿と繰り出されるファンクの数々、一方TOPの人気ボーカルのレニー・ウィリアムスのソウルフルさも堪りません。ヤーブロウ&ピープルズのヤマタツを思わせる爽快チューン「You're My Song」の演奏は全部収録されていませんが魅力は十分伝わってきます。そしてロース・ロイスの全盛期パフォ映像はここでしか観れないはず。あとプリンスが20Tenのツアー時にカバーしたシルヴェスター「Dance Disco Heat」そのパフォ、プリンスは絶対これを観ている、そう確信します。全4時間20分。ファンクソウル好きはきっと大満足しますよ。 DVDR 1 The Ojays Backstabbers Put Your Hands Together For The Love Of Money When The World Is At Peace Hues Corporation Rock the Boat Commodores Machine Gun Graham Central Station Can You Handle It/ Release Yourself Kool and the Gang Hollywood Swinging Jungle Boogie Billy Preston We're Gonna Make It Will It Go Round In Circles I Wrote a Simple Song Everybody Likes Some Kind of Music You're So Unique Outta-Space Al Wilson Show & Tell Ike & Tina Turner Oh My My (Can You Boogie) Sexy Ida Baby Get It On Only Women Bleed I Want To Take You Higher (fade out) Cameo Cameosis I just Want to Be . . . On the One Shake Your Pants DVDR 2 Mandrill Git It All I Wanna Be Your Lover Isley Brothers Ohio It's Too Late Commodores Machine Gun I Feel Sanctified Slipping When Wet Smokey Robinson Ooh Baby, Baby Tower Of Power Ying Yang Thang You Ought To Be Havin' Fun What Is Hip? You're Still A Young Man Ain't Nothin' Stop Us Now Rose Royce Car Wash Ooh Boy I Love You So Do Your Dance Make You Feel Like Dancin Yarbrough & Peoples You're My Song Lenny Williams You Got Me Running I Love You Sylvester Dance Disco Heat Billy Preston That's The Way God Planned It Nothing From Nothing Commodores Sail On, Easy Celebrate Midnight Magic Pro-Shot Total 260min.
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ザ・ブラック・アルバム・バンド / The Black Album (1CDR)
¥990
嘗て『The Black Album』がお蔵入りとなってしまい、そのブートレッグが『Lovesexy』のリリース頃に出回りました。アナログが先に登場しましたが、それには音飛びがあり、ピッチも高いものでした。「When 2r In Love」が『Lovesexy』で聴けるので、その曲のピッチに合わせて調整した方もいたと思います。ブートレッグCDもありましたが、ラブセクシーと同じコンセプトのアルバムという謎の噂から、IDが打たれていない1曲のクレジットのCDがリリースされていたりしました。これらのブートレッグの中に『The Black Album』というタイトルのCDがリリースされていました。しかし聴いてびっくり、ボーカルがプリンスではありません。騙された!と当時購入した方は思ったことでしょう。その『The Black Album』のカバー・バンドによるアルバムCDをCDR化しました。 まずプリンスとボーカルは似ていません。ややこしい表現で恐縮ですが、ポール・ピーターソンとスザンナ・メルボワンらのザ・ファミリー、そのコピーバンドが『The Black Album』をカバーしてみた、という感じでしょうか。バッキングは70%くらい似ていますが、エフェクトやフレーズ、音の質感、これらを完全に模倣しきれず、結果80年代ミネアポリス・サウンド・マナーを強く感じさせます。当時は二度と聴くものか、と思った人が殆どだと思いますが、今改めて聴いてみると結構カッコいいって思えたりします。 果たしてこのバンド、いったい何者なのか?ということが気になりますね。盤に(Ralf Thomasという人によるレーベル)TNT Enterprises、そしてプロデュースはRTP、RTPによるオリジナル・レコーディングとクレジットされています。TNT Enterprisesではこの他にもリリースがされていて、半分ブートレッグのセックス・ピストルズのアウトテイク集なんかも出していました。その会社のスタジオ・ミュージシャン達が演奏しているのですが、プログラミングとディレクターがBenny Braunという、テレンス・トレント・ダービーが80年代初期に在籍していたThe Touchのメンバーの一人によるものなのです。The Black Album Band、その担い手がテレンス・トレント・ダービーと関わりがある、素人によるものでは決してなかったのです。 尚ジャケットは当初「SuperFunkyCaliFragiSexy」のスマッシュ・ヒット入りと書かれたステッカーが貼られていました。実際そのシングルもリリースされていたようですが、後にザ・ブラック・アルバム・バンドによるRoyal Cover-Versionというステッカーが貼られた際に、そのスマッシュ・ヒットの部分がバツ印で消されています。Royalは公式、御用達という意味を感じさせますが、王室の、が正式で、そこから高貴な、という訳になり、プリンスがこのカバーを認めているわけではありません、当然ですが。
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シーラE Feat. プリンス&ザ・レボリューション/Live Romance 1600 From LD (1DVDR+1CDR)
¥1,490
シーラEのベスト映像は?の答えに誰もがこれを上げる、Live Romace 1600、今回それをLDよりダイレクトにリッピングした決定盤の登場。音声部分もそのLDからリマスターして収録!颯爽としたシーラらの興奮沸点のSister Fateで始まり、最早自分の曲としたErotic City、そしてToy Boxでのパジャマを着たシーラ達の寸劇、後のプリンス・バンドに参加するリーヴァイ・シーサーの若きチョッパーベース、ここでしか聴けないラテン大会のS Car Go、アルバム・バージョンとは異なるアレンジのHolly Rock、エディーMらのサブイボサックスが炸裂するベスト・パフォーマンスのThe Glamorous Life、そしてここまでのシーラの最高のライブ展開を完全にハイジャックしてプリンスとレボリューション、フィーチャリング・シーラEと化す大興奮のA Love Bizarre!そうです、あのプリンスらが最後に登場するのです!これこそ伝説の映像なのです! DVDR Intro Sister Fate Erotic City Toy Box S Car Go Holly Rock Merci For The Speed Of A Mad Clown In Summer The Glamorous Life A Love Bizarre Outro CDR Sister Fate Erotic City Toy Box S Car Go Holly Rock Merci For The Speed Of A Mad Clown In Summer The Glamorous Life A Love Bizarre Outro Warfield Theatre, San Francisco, CA, USA March 8, 1986
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ディアンジェロ / Voodoo And James River Rarities (2CDR)
¥1,490
NLシリーズになって、お求めやすい価格に! プリンスとは異なり寡作ながら間違いなく音楽の天才であるディアンジェロ。大傑作Voodooをリリース後、まさか14年もニューアルバムが出ないという事態が起こるも、披露されたそのアルバムは前作を超える大大傑作であったから流石です。その空白の時間を埋めるアウトテイクス集の登場です。当時ニューアルバムはブラックメサイアではなく、James Riverというタイトルだとされていました。ある意味ディアンジェロは一度アルバムを完全放棄して新しい別のアルバムをコンパイルした、とも言えます。その試行錯誤がこの2枚組みには封入されています。ディアンジェロを支える同じプリンスファンのクエストラブがリークした音源を中心に、小出しにしたスタジオ音源、そして影響を受けていることを伺わせるカバー曲、よりディアンジェロを深く知るに是非ゲットして欲しいタイトルです。 Disc 1 1. Joe Texan (w/ James & Pino) 2. Hard To Earn 3. If You Got Funk You Got Style 4. Funky Drummer (w/ Christian McBride) 5. Pete Rock 6. Ex To The Next (w/ James & Pino) 7. More Pride & Vanity 8. Aint Saying Nothin New 9. Bobby Hutchinson #1-9 from mp3s posted on Questlove's swift.fm page in January 2010 10. Speak Ya Clout 11. Chaos 12. 10 Vs Quest 13. Everbody Loves Sunshine 14. One Mo' Gin (Live In LA) 15. Brown Sugar (Live In LA) Disc 2 1. Spanish Joint (Piano Version) 2. Africa (Piano Version) 3. Soliloquoy of Chaos 4. Fair But So Uncool 5. Superman Lover 6. Go Back 2 The Thing (posted on Quest's myspace early 2006) 7. Really Love (demo) (played on Australian radio in early 2007 by ?uestlove,) 8. 1000 Deaths (demo) (from James River project, leaked in 2007) 9. Give Me Your Love (live from 1996) 10. Mothership Connection (live from 1996) 11. I Found My Smile Again (original version, myspace stream rip 2008) 12. Girl You Need A Change of Mind (from The Best So Far... 2008) 13. Black Hole Sun (Soundgarden cover circa 2004ish, leaked in 2012)
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1セットのみ!Sale! モーリス・デイ & ザ・タイム / Remixes And Rarities Vol.1&2 (2CDR+2CDR)
¥2,290
ザ・タイム、そしてそのフロントマン、モーリス・デイのリミックス、レアリティー集が超お求めやすい価格で登場!The StickのNPG MCバージョン、そして激レアFishnetの7インチシングルB面(ジミージャムとテリールイス作、リミックスの12インチには未収録)、90年代のレアアルバムのシングルリミックス等モーリス・デイのコレクター垂涎の音源も!サントラ音源含む全網羅のトータル4枚組を2枚組価格で! Remixes And Rarities Vol.1 (2CDR) Disc 1 1.The Stick - NPG MC Version 2.Grace 3.Tricky 4.The Bird - Remix 5.The Oak Tree - Extended Dance Version 6.The Oak Tree - Acappella Vocal 7.The Oak Tree - Instrumental Dance Version 8.Color Of Success - 12 Inch Mix 9.Color Of Success - Instrumental 10.The Character - Instrumental Dance 11.Love Sign - 12Inch Version 12.Love Sign - Dub 13.Love Sign - Instrumental 14.Love Sign - A Capella 15.Fishnet - Big Leg Mix 16.Fishnet - A Capplella 17.Fishnet - LA Club Dub Mix 18.Maybe Disc 2 1.Fishnet - Instrumental 2.Daydreaming - Def House Mix 3.Daydreaming - 12 Inch Dance Mix 4.Daydreaming - Pop A Dub Mix 5.Are You Ready - Rough and Ready Club Mix 6.Are You Ready - Dub To Go Mix 7.Are You Ready - Minneapolis Mix 8.Jerk Out - Sexy Mix 9.Jerk Out - Sexy Edit 10.Jerk Out - A Caplella 11.Jerk Out - Sexy Dub 12.Jerk Out - Mo' Jerk Out Remixes And Rarities Vol.2 (2CDR) Disc 3 1.Jerk Out - Sexy Instrumental 2.Chocolate - 7 Inch Remix/Edit 3.Chocolate - 12 Inch Remix 4.Chocolate - Tootsie Roll Club Mix 5.Chocolate - Instrumental 6.Chocolate - Percapella 7.Shake - Extended Mix 8.Shake - Battle Mix 9.Shake - Funky House Mix 10.Shake - Boom Mix 11.The Latest Fashion - Remix 12.Gimme Whatcha Got - B's Getto Blaster 13.Gimme Whatcha Got - The Getto Disc 4 1.Gimme Whatcha Got - The Party 2.Gimme Whatcha Got - B's Getto Beats 3.Gimme Whatcha Got - Hood Hop Joint 4.Circle Of Love - Slitherstone's Slip Radio Edit 5.Circle Of Love - Slitherstone's Slide Alternate R&B Mix 6.Circle Of Love - Slitherstone's Instrumental 7.Circle Of Love - Slitherstone's Stomp Street Mix 8.Circle Of Love - Slitherstone's Place R&B Club Mmix 9.Get A Job - Main Mix 10.Get A Job - Video Mix 11.Get A Job - Club Mix Edit 12.Get A Job - Club Mix 13.Get A Job - Video Mix 14.Get A Job - Main Mix Instrumental 15.Get A Job - Club Mix Instrumental 16.Jungle Love - Jay & Silent Bob Strike Back Soundtrack 17.Somebody Is Watching Me - Hounted Mansions Soundtrack
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1つのみ!Sale!ザ・レボリューション/First Show Of Second Leg of 2017 Prince Memorial Tour(2CDR+1DVDR)
¥1,690
来日最も待望視されるザ・レボリューションの17年の6月14日ダラス、House Of Bluesでの最新ライブを最高のオーディエンス録音で収録。やはりプリンスの全盛期を知るメンバー、あらゆるその時期のツアーのアレンジも熟知し、そしてアルバム・バージョンの良さも活かした、プリンスだけでは表現できない、通な演奏の連続です。そしてリード・ボーカルはプリンスを崇拝するミント・コンディションのStokely Williamsが担当。プリンスの真似、ではなく、ストークリーの味とプリンシー差の巧妙なブレンドの歌い方で、とてもかっこいいです。セットリストはプリンス・アンド・ザ・レボリューションのベスト、と言えるものですが、特に通だなあと唸らされるのは、今回のパープルレイン・デラックス・エクスパンデッド・エディションに初収録されたOur Destiny/Roadhouse Gardenを演奏していること。これは当然パープルレイン・ツアーでは披露されておらず、リハーサルで練習していることが確認できただけ。しかしその時のプリンスの指示による厳しい練習を覚えていたのでしょう、ウェンディやリサ達が完全に再現しております。Automatic、D.M.S.R.、Erotic Cityのようなプリンスがあまり演奏しない曲もザ・レボリューションならプレイすべきと披露、このアレンジはプリンスでも思いつかない、そんな発見もあるはずです。Snows In Aprilのダウナーなアレンジ、Purple Rainはこんな感じになっているのか等、是非この音源で最盛期のプリンスを知るメンバーの最新演奏を堪能してください。 尚今回スペシャル・エディションとしてなんと17年6月14日のダラス公演のオーディエンス映像が付きます。曲間のMC以外は殆ど完全収録されていて、動く17年仕様のザ・レボリューションをお楽しみいただけます。ウェンディ、リサ、ブラウンマーク、ボビーZ、ドクター・フィンク、そしてストーキー・ウィリアムス。これが真打のプリンス・トリビュートです! The Revolution A Kingdom Without Its Prince... First Show Of Second Leg of 2017 Prince Memorial Tour House Of Blues, Dallas, Texas June 14, 2017 The Revolution: Lead Vocals/Bass Guitar: Brown Mark Lead Vocals/Lead Guitar: Wendy Melvoin Lead Vocals/Keyboards: Lisa Coleman Drums: Bobby Z. Keyboards: Dr. Matt Fink Special Guest Lead Vocalist :Stokely Williams(Mint Condition) Disc 1 1. Intro 2. Computer Blue 3. America 4. Wendy speaks 5. Mountains 6. Automatic 7. Take Me With U 8. Uptown 9. D.M.S.R. 10. Our Destiny 11. Roadhouse Garden 12. Raspberry Beret 13. Erotic City 14. Let's Work 15. 1999 16. Wendy speaks 17. Paisley Park 18. Controversy 19. Mutiny (jam) 20. Controversy (reprise) 21. Austin in the house 22. Sometimes It Snows In April 23. Let's Go Crazy 24. Delirious Disc 2 1. Kiss 2. When Doves Cry 3. Brown Mark speaks 4. Purple Rain 5. I Would Die 4 U 6. Baby I'm A Star 7. Outro DVDR Computer Blue - America Mountains Automatic - Take Me With U Uptown - D.M.S.R. Our Destiny - Roadhouse Garden Raspberry Beret Erotic City - Let's Work 1999 Paisley Park - Controversy Sometimes It Snows In April Let's Go Crazy - Delirious Kiss When Doves Cry Purple Rain I Would Die 4 U - Baby I'm A Star 99min. Audience Shot
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1つのみ!Sale!ジュディス・ヒル/Paisley Park Afterdark 2016 (1CDR)
¥890
やっとクオリティーの高いマスターが登場したのでリリースいたします。ザ・タイムと共にペイズリーパークでライブを行ったプリンスの愛弟子ジュディス・ヒル。プリンスがプロデュースしたファースト・アルバムBack In Timeはマスターピースですが、そのツアーからのサウンドボード音源は今まで存在しませんでした。今回はそのペイズリーパークでのライブのサウンドボード・マスターを入手、CDR化致します。ファンクとソウルの魅力を具現化している最高のステージ、それもそのはず、ジュディスのお父さんPee-Wee Hillがベース、お母さんMichiko Hillがオルガン、そしてチャカ・カーンとも今もプレイしている元ルーファスのトニー・メイデンがギターという、ファミリー・ファンクバンドThe Famがバックなのです。そして何よりジュディスの才能の物凄さは、やはりサウンドボードで聴いてこそです。Back In Timeの収録曲もライブならではのアレンジとなっており、躍動感が半端ではありません。やはり凄かったBeautiful Lifeの熱唱、ダンサンブルこの上ないMy People、マイケルのThe Way You Make Me Feelのカバー、シングルCry, Cry, Cryの自信たっぷりの歌唱、どれもライブ・アルバムならシングルとなりそうなものばかり。ボーナスにテレビ放送2種をサウンドボード収録。 1. Turn Up 2. Angel In The Dark 3. Beautiful Life 4. My People 5. Have A Good Time 6. Love Trip 7. Cure - The Way You Make Me Feel 8. Cry, Cry, Cry 9. Jammin' In The Basement 10. Tony Fly Interlude Paisley Park Jan 29, 2016 Bonus 11. Cry, Cry, Cry (The Late Show with Stephen Colbert Oct 16, 2015) 12. Cry, Cry, Cry (Fox11 Los Angeles Feb 22, 2016)
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プリンス&ザ・レヴォルーション / Purple Music (1CDR)
¥990
遂にパープルレインのデラックス・エディションがリリース!それを記念して、プリンスとザ・レボリューションのアウトテイクスを再リマスタリングしたタイトルの登場です。プリンスが文字通りのスーパースターとなったのはアルバムPurple Rainからであることは異論を挟む余地はないと思います。しかしそのアルバムだけがプリンスではありません。ザ・レボリューション名義になってもプリンスの作曲はプリンス自身が行っていましたし、そのやり方はデビューの頃から全く変わってはいません。プリンスが仲間の助けも借りましたが事実一人で積み上げて来たと言っても過言ではないほどです。ここに収録されているのはIrresistible BitchとMoonbeam Levels以外は全てデモの音質で、未だオフィシャルのクオリティーではなかったアウトテイクスです。しかし今回可能な限りリマスタリングをして音に広がりを持たせたり、音のバランスを整えてのリリースです。このようなアーリーなデモはキャリアを積み上げて結果完成したパープルレインと関係がない、とは決して言えません。そして試行錯誤の過程の曲でありながら、既に曲として成立していて大変魅力のあるものばかりです。しかしオフィシャルとしてリリースされることになったらより完成された別のサウンドになっていたのではないでしょうか。パープルレインのデラックス・エディションのリリースを記念していながら、決してその企画には入ることのないプリンスの裏のサウンドをこの機会にお楽しみください。 A Reconstruciton 1.Turn It Up (Demo Take 3) 5:05 2.Do Yourself A Favor (Demo) 8:39 3.No Call U (Demo Edit) 2:59 4.Feel U Up (Demo Backup Vocal Monitor Mix) 6:38 5.Irresistible Bitch (12 Inch Mix) 4:13 6.Possessed (Demo) 8:48 7.Extraloveable (Demo) 7:40 8.Chocolate (Prince Vocal) 5:48 9.Purple Music (Demo Long Version 1982) 11:15 10.Baby, You're A Trip (Demo) 3:46 11.Moonbeam Levels (Remaster) 4:08