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ロバータ・フラック / 1080P Collection (1BRDR)
¥990
才女、ロバータ・フラックの歴史を俯瞰する素晴らしいタイトルの登場!1080Pのクオリティーを集めたブルーレイによるプロショット映像コンピレーションです(映像を小さくすることで画質を上げたものや、一部微小ですが映像の切れがあります。) まずはセカンド・アルバムリリース頃の70年テレビ番組『Boboquivari』から。ベース、ドラム、そしてロバ―タのピアノと歌。シンプルな構成だからこそ際立つソウル。彼女の本質そのものを聴くことが出来る『First Take』と『Chapter Two』からの初期楽曲のライブ演奏と、ポップなビートルズの「Let It Be」を哀愁たっぷりのソウルフルに崩した歌い方に変えてしまうその妙にはガツンとやられてしまう人は確実に多いと思います。 そして71年モントルージャズ・フェスティバルセカンド・アルバム『Chapter Two』収録「Do What You Gotta Do」のレアなパフォ。73年の「Killing Me Softly With His Song」、そしてスリー・ドッグ・ナイトとの最高のハモリ「Where Is The Love」はオリジナルのダニーも嫉妬しそうなくらいの出来です。 アトランティック・レコード40周年、ロバータのパフォのみ収録。「The Closer I Get To You」、「知れば知る程あなたは私に魅せてくれる。全てを与えてくれるのね、だから私はあなたの虜になった」。ほんの少し音切れがありますが、ダニーの代わりという役を定着させていたピーボ・ブライゾンのシルキーな喉と、円熟さが出てきたロバ―タとの息はぴったりです。 ジョン・レノンの「Imagine」をソウルフルに、そしてレゲエにと優雅に展開させる、92年のEarth Voice Concert。そして93年の来日公演。『Oasis』収録の「You Know What It's Like」のバウンシーなアレンジがオープニング。サックスも入りその種のジャジーさが心地良いです。安定の大名曲「Killing Me Softly With His Song」、そしてピーボはいませんが、83年のジェリー・ゴフィンとマイケル・マッサー作のデュエット10傑曲に間違いなく入る「Tonight, I Celebrate My Love」、イギリスで2位となりました。「今夜愛の儀式を行います、友人から恋人への、あなたと結ばれるの」。デニス・コリンズのボーカルは揺ぎ無く、流石アレサからビヨンセ、ドナルド・フェイゲンと一緒に仕事をしているだけあります。結婚式で定番曲、このバブルの時期に披露されておりました。ロバータの音楽を支えたバリ―・マイルスがいることで、ライブに洗練さが纏います。体が思わず動く「Chinatown」は日本独自企画のカバー披露、ファンクさがある「Prelude To A Kiss」から、ナタリー・コールも後にカバーするマイケル・ラフの「More Than You'll Ever Know」の極上ラブソング、ロバータの出世曲「The First Time Ever I Saw Your Face」のソウルフルなアレンジと飽きさせない展開。特に嬉しいのがジャジーでクールなジャムを含む「Tryin' Times」のプレイ。ファースト・アルバム収録のハバード大学出身ダニー・ハザウェイとリロイ・ハトソン(そしてロバータも)の作曲で、ニューソウルのマナーに溢れています。そしてダニーとの名曲「Where Is The Love」はスローなイントロの演出、生感がありありの大変プロフェッショナルな演奏です。そしてやはりダニーとのダンサー曲「Back Together Again」、そしてこれがまだ残っていた、「Feel Like Makin' Love」のスリリングさも含めた珠玉演奏。ガブリエル・グッドマンの高音の美声が素晴らしいです。これでラストと思わせて、77年の『Blue Lights in the Basement』から「I'd Like To Be Baby To You」をダンサーを入れて披露。ほんの少し映像が止まる箇所がありますがフラストレーションを感じさせる程では全然なく、90年代の優しさたっぷりのロバータ・フラックのマストなライブ映像だと言えるでしょう。 94年『The Oprah Winfrey Show』でのロバータのデビュー25周年のパフォ、ダニーのようにキャスケットを被ったロバータが名曲をメドレーで披露します。 98年『Boston Pops』映画『Waiting To Exhale』のサントラ収録の映画『Tootsie』で使われたスティーブン・ビショップのカバー「It Might Be You」、そして「Where Is The Love」のスローからダンサンブルに展開するライブ・バージョンを収録。 インディア・アリーを見守るようにハモるあたたかーいロバータとの「The First Time Ever I Saw Your Face」、73年の「Jesse」のライブ演奏も収録。 Angelitos Negros Save The Country Ballad Of The Sad Young Men Reverend Lee Let It Be Boboquivari PBS, KCET-TV Studio, Los Angeles (1970) Do What You Gotta Do Montreux Jazz Festival (1971) Just Like A Woman Evening At Pops (1972) Killing Me Softly With His Song Classic Concert Cut (1973) Where Is The Love with Three Dog Night (1973) Killing Me Softly With His Song The First Time Ever I Saw Your Face with the Edmonton Symphony Orchestra (1975) Killing Me Softly With His Song The Closer I Get To You Atlantic Records 40Th Anniversary (1988) Imagine Earth Voice Concert (1992) You Know What It's Like Killing Me Softly With His Song Tonight, I Celecrate My Love Chainatown Prelude To A Kiss More Than You'll Ever Know The First Time Ever I Saw Your Face Tryin' Times Back Together Again Feel Like Makin' Love I'd Like To Be Baby To You Japan (1993) Intro Feel Like Makin' Love Killing Me Softly With His Song The First Time Ever I Saw Your Face Interview The Oprah Winfrey Show (1994) It Might Be You Where Is The Love Boston Pops (1998) Intro The First Time Ever I Saw Your Face with India Arie Jesse Japan Pro-Shot 164min.
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ロバータ・フラック / Video Collection (1DVDR)
¥990
才女、ロバータ・フラックの歴史を俯瞰する素晴らしいタイトルの登場! ハワード大学で音楽を学んだロバータ・フラックは、ピアニストのレス・マッキャンによって見出され(自身のアルバム『Much Less』で「Roberta」という曲を収録させている位の入れ込みよう)、アトランティック・レコードより69年にデビュー・アルバム『First Take』をリリースします。。レスは「ロバータの声は、私のあらゆる感情に触れ、揺さぶり、捉え、突き動かす」と語っています。優しく包み込むような歌声に、クラシック音楽の素養、そしてソウル、ジャズ、フォークを融合させた独自の音楽スタイルで、レスのみならずあらゆる人々を魅了し続けたロバータ・フラック。そんな彼女のプロショット映像集です。 まず最初はロゴが真ん中に入りますが超が付く程素晴らしい映像、ジャズ史上空前のヒット、レス・マッキャンのモントルー・ジャズ・フェスでの演奏「Compared To What」。『First Take』に収録されており、ロバ―タのヒット曲「Feel Like Makin' Love」の作者ユージン・マクダニエルスが作った曲です。「どんな大義でそれを正当化しようとしているの?」とロバータが疑問を呈し、戦争を止めさせるべく歌います。 71年クリント・イーストウッドが監督したサイコスリラー映画『恐怖のメロディ』で、彼女の『First Take』収録の「The First Time I Ever Saw Your Face」が採用され、72年のビルボードチャートでナンバーワンとなり風向きが大きく変わります。更に73年には最優秀レコード賞、74年に「Killing Me Softly With His Song」もナンバーワン、そして最優秀レコード賞を2年連続で取る快挙を成し遂げます(他にはU2だけ))。 このように躍進するロバータですが、それらと前後する時期に寵愛するダニー・ハザウェイと大変素晴らしいアルバムを制作、リリースしています。その頃のライブ映像が『Double Exposure』。まずアレサ・フランクリンのカバー、作曲は彼女の夫ロニー・シャノン、チャカ・カーンがプリンスとの共演でカバーしている「Baby I Love You」。『Roberta Flack & Donny Hathaway』に収録されています。そして『ウエストサイド物語』から「Somewhere」。出世曲「The First Time Ever I Saw Your Face」は、ダニー・ハザウェイのバンドをバックにロバータが美しいピアノと共に朗々と歌います「出会って初めてあなたの顔を見たら、朝日のような、お月様や星々で私の世界を飾ってくれたような、そんな気がした、それまでは暗闇だけの何もない世界に生きていたのに」。そしてファンキー過ぎるダニーの「The Ghetto」のジャム。『Live!』での動く彼らの姿が刻印さいれているということになります。ユージン・マクダニエルスのニューソウルの名盤『Outlaw』にも収録されている「Reverend Lee」はロバータのセカンド『Chapter Two』に収録しています。 尚この時期のライブがサウンドボード録音で楽しめる名盤もリリースされております。 ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイ / Live 1971 - 1972 (1CDR) https://purpletown.buyshop.jp/items/100472016 72年ジャズ・ベーシスト、スティーヴ・ノボセルと離婚(彼との子供はいなかったようですが、後にボビー・ブラウンやマイルス・デイビス等とのレコーディングを行っているバーナード・ライトを養子に迎えています)。その72年のFlip Wilson Showでは(真ん中にロゴが入ります)ラルフ・マクドナルド作、75年にグローヴァ―・ワシントン・ジュニアに提供され大ヒットとなった「Mr. Magic」を既にロバータが歌っていることに衝撃を覚えます。そして73年の『Killing Me Softly』に収録されるレナード・コーエンのカバー「Suzanne」もリリース前に披露されています。そしてマイク・ダグラス・ショウではトラッド曲「Freedom」の感動のパフォも収録。 74年、フェミニズムをテーマにした子供向けTV特番『Free To Be... You And Me』からロバータ・フラックとマイケル・ジャクソンによる「When We Grew Up」のMVも収録しています。「私は自分の見た目が好きだし、あなたは小さくて素敵。わざわざ変わる必要なんてない」。個性を大事にすることを諭します。ロバータの優しさ、マイケルのピュアさをとても感じさせてくれます。 70年代中期のロバータの活躍の裏で、病に苦しむ青年がいました。それが天才ダニー・ハザウェイです。しかし彼は77年ロバータの『Blue Lights In The Basement』収録の「The Closer I Get To You」で復活、その勢いで二人名義のセカンド・アルバム制作へ着手します。79年1月13日、ダニーはプロデューサー兼ミュージシャンのエリック・マーキュリー、ジェイムス・エムトゥーメらとレコーディングセッションを行います。ハサウェイは歌は素晴らしかったが、非合理的な行動を取り、偏執的で妄想的になっているようだったと彼らは語っています。エムトゥーメによると、ダニーは白人が彼を殺そうとしており、彼の音楽と声を盗む目的で彼の脳に機械を接続したのだと言っていたと語っています。ダニーのその種の行いを考慮して、マーキュリーはレコーディングセッションを続けることはできないと判断、セッションを中止し、ミュージシャン全員が家にとりあえず帰ったと述べています。数時間後、ダニーはニューヨークのエセックス・ハウス・ホテルの15階にある自室の窓の下の歩道で死亡しているのが発見されます。 バルコニーから飛び降りたと報じられました。ホテルの部屋のドアは内側から施錠され、窓ガラスは慎重に外されており、争った形跡はなく、捜査官はダニーの死は自殺であると結論付けました。しかし後にダニーの妻や友人は事故死だったと語っています。ロバータはダニーの死に打ちのめされましたが、翌80年『Roberta Flack Feat. Donny Hathaway』に2人で完成させたデュエット2曲を収録しました。マーキュリーによると、ダニーの最後のレコーディングは、マーキュリーがスティーヴィー・ワンダーと共作した「You Are My Heaven」だったと語っています。もう一つの曲「Back Together Again」の後亡くなったという説もあります。 そのアルバムを受けてのライブです。ダニーは天国で見守っています。彼の代わりにこの後女性とのデュエットでヒット曲を連発するピーボ・ブライゾンがロバータの相手をしています。そしてバックコーラスの一人としてソロ・デビュー前のルーサー・ヴァンドロスがいます。 正にダニーに捧ぐ、と言えるライブ、演奏曲もそのアルバムからばかりです。どれも名曲且つここでしか聴けないものが少なくないのでこの映像収録がこのDVDRのハイライト、と言えるでしょう。まずアレサ・フランクリン、マドンナ等のバックコーラスをしているグウェン・ガズリー作「God Don't Like Ugly」のゴスペルとロックの融合が1曲目。好きな男性が実は既婚者だった、その仕打ちを神はお金で解決させるつもりよ、そう強気で歌う、男性への先制パンチ曲です。そして名曲「Only Heaven Can Wait」。「愛は待っても叶うことはない、愛が終わらないと心は癒されない、でも天国だけは愛を待ってくれるの」。先のグウェン・ガズリーが恐らくコーラスでいるのではないでしょうか。スパンキー・アンド・アワ・ギャングをプロデュース、正直あまり知られていないスチュワート・シャーフ作の「Disguise」も隠れ名曲で嬉しい披露です。 72年にリリースしたもののヒットしなかったロリ・リーバーマンのオリジナルを飛行機内で偶然聴いたロバータが取り上げ大ヒットとなった「Killing Me Softly With His Song」。文字通り彼の歌にメロメロになってしまう、という歌をロバータが歌うことでリスナーをメロメロにしてしまったそんな橋渡し。歌詞ではギターを弾くのが「彼」なのですが、ロバータはあえてその歌詞を変えず、心の中では、ピアノを弾く「彼」と思って歌っていた、のではないかと。 「明日も愛してくれるの?」、ダニーとの名曲「Will You Love Me Tomorrow」の返歌、それが「You Are My Heaven」と言えるのではないでしょうか。「朝起きたら天使が僕に、直ぐ近くに天国を見つけるよ、って囁いたんだ。だったらそれは君のことだよね、朝の天国は、ねえ天使?僕の腕の中で、そして人生において戯れている君のことさ。傍にいてくれるなら僕のこの決定を誰も変えらやしれない。僕の恋人、私の天国、今はキザに歌わせて、君は僕だけのものなんだ」。「もし天使があなたに毎朝そう囁いてくれたら、本当最高よ、レアだわ。朝起きたと同時に永遠に愛してくれるって常にわからせてくれるなんて。あなたの愛、心の痛みも私は抱いているからね」。スティービー・ワンダー作、これほどのドリーミーな曲はそうはありません。ダニーの代わりに歌うピーボ・ブライゾン、少し間違えてますが、流石のデュエットの名手、素晴らしいです。 「冬から春へ、暗闇でいちゃいちゃしている恋人たちを見ていたら、したくなるの」。ユージン・マクダニエルス作の「Feel Like Makin' Love」。時折後ろで(特にギター・ソロの部分で)ルーサー・ヴァンドロスが「そんな時は、したくなっちゃうよー」とボーカルで絡んできます。ちょっとうざいけど大変貴重なライブ・バージョンです。 作詞はキャロル・キングの元旦那、ジェリー・ゴフィン、作曲はマイケル・マッサー、結果ホイットニー・ヒューストンの「Saving All My Love For You」のコンビが、絶対の名曲となるべく収録させた「Stay With Me」。「あと一日だけ一緒にいて。それが私の人生に永遠に残るから」。ロバータの気持ちを分かった上での制作に違いありません。 「一緒に住まない?ハッピーになるに違いない」と歌う「Why Don't You Move In With Me」は『Blue Lights In The Basement』収録。 「僕はじっと待っていた、君が居なくて寂しかった。私もよ」。「Back Together Again」はレジー・ルーカス、エムトゥーメ作の心躍らすアーバンなダンスチューン。スタジオ曲ではダニーのボーカルが躍動していて無敵状態ですが、その代わりのピーボも、負けじと頑張って歌っています。そしてロバータが主導権を得てライブ全体を引き締め、クローズへと導きます。ピーボがロバータの後ろから手を伸ばし支えながら、しかしロバータはそれを感じつつも堂々とステージを後にします。 81年Solid Rockでは、夢のデュエット、息がぴったりディオンヌ・ワーウィックとの「Killing Me Softly With His Song」、そして93年のアーセニオ・ホール・ショウでは、今までの珠玉の名曲をメドレーで、そしてその時のアルバム『Set The Night To Music』からスタイリスティックスのカバー「You Make Me Feel Brand New」を披露しています。 Compared To What Voice Of America/Radio Program Groovy Girl! (1970) intro Baby I Love You (Roberta Flack & Donny Hathaway) Somewhere (Roberta Flack) The First Time Ever I Saw Your Face (Roberta Flack) The Ghetto (Donny Hathaway) Reverend Lee (Roberta Flack & Donny Hathaway) Double Exposure (1972) Mr. Magic Flip Wilson Show (1972) Freedom The Mike Douglas Show (1972) When We Grew Up (w/Michael Jackson) Free To Be... You And Me (1974) God Don't Like Angry Only Heaven Can Wait Disguises Killing Me Softly With His Song You Are My Heaven Feel Like Makin' Love The First Time Ever I Saw Your Face Stay With Me Why Don't You Move In With Me Back Together Again Roberta Flack Live (1980) Feat. Peabo Bryson & Luther Vandross Killing Me Softly With His Song (w/Dionne Warwick) Solid Rock (1981) Killing Me Softly With His Song Feel Like Makin' Love Tonight I Celebrate My Love The First Time Ever I Saw Your Face Where Is The Love Making Love You Make Me Feel Brand New The Arsenio Hall Show (1993) Pro-Shot 109min.
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ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイ / Live 1971 - 1972 (1CDR)
¥990
72年4月20日にリリースされ、Billboard 200で3位、R&Bアルバム・チャートで2位、ジャズ・アルバム・チャートでは10位となった名盤『Roberta Flack & Donny Hathaway』。二人は黒人名門音楽校ハワード大学の先輩、後輩です(ロバータはダニーの8歳上、そして15歳でハワードに入学しています)。そのリリース前の71年11月24日のラジオ用ライブ音源がリーク、CDR化致します。オフィシャル級のサウンドボードとなっており驚愕の一言です。 ダニー・ハザウェイの代表作にしてライブ盤『Live』のリリースが72年2月、そしてロバータ・フラックの「The First Time Ever I Saw Your Face(愛は面影の中に)」が全米1位となったのが72年4月と、これらエポックメイキング以前に行われたライブだということがまずあります。ただ71年5月に「You've Got A Friend」、9月に「You've Lost Tha Lovin' Feelin'」を二人の名義でシングルを出しており、それぞれポップで29位、71位となっていました。またダニーの『Live』が71年8月ロサンゼルスのトルパドール、そして10月ニューヨークのビター・エンドからの演奏を収録しており、今回のライブはその面子がバックとなっている可能性は高いです。なぜなら『Live』と演奏が唯一重複する「Little Ghetto Boy」のサウンドがかなり類似しているからです。例えばキング・カーティスのザ・キング・ピンズ時代にジミヘンの派手なギターに対していぶし銀のリズム・ギターに徹していた名手コーネル・デュプリー、彼のカッティングだとわかる心地良いギターが終始聴こえます(『Live』の8月のギターはフィル・アップチャーチでしたが、10月はコーネルで、その時の「Little Ghetto Boy」が彼によるものです)。ただメンバーが一丸となって行われていたバックコーラスがこのライブにはなく、もしそれがあれば他のメンバーも自ずと一緒ということになりますが、それでもアール・デルーエンのコンガ、フレッド・ホワイトのドラム、ウィリー・ウィークスのベース、そしてダニーの歌にエレピと、『Live』と一緒の面子によるまた別の魅力溢れる演奏となっている、そう断言して良いと思います。もしくはバーナード・パーディやチャック・レイニー、エリック・ゲイルら凄腕が『Roberta Flack & Donny Hathaway』に参加していることから彼らの内の誰かがいる、というのもワンチャンあるでしょう。とにかくヒット前夜ながら最高峰のメンバーによる最高のライブが繰り広げられているということだけは間違いないです。 バンドがそういうメンバーだと思ってこのライブを聴くとその尊さで崇めたくなる方もいるはず。72年4月リリース、シングルで5位となった「Where Is The Love」(ラルフ・マクドナルドとウィリアム・ソルター作。元はフィフス・ディメンション提供予定でした)からもう最高の心地良さで、「You've Lost That Loving Feeling」はオリジナルのライチャス・ブラザースやホール・アンド・オーツとは異なる不思議な崩し具合のジャジーなカバーをライブ表現しており、ロバータとダニーならではの演奏世界を序盤から堪能できます。そしてダニーとユージン・マクダニエルズ共作の「When Love Has Grown」でのロバータとダニーの息の合ったデュエットは蕩ける程に爽快。ジェリー・ゴフィンとキャロル・キングが結婚し初の大ヒット作、シュレルズに提供され、初めて黒人女性グループとしてビルボードで1位となった「Will You Love Me Tomorrow」、キャロルも71年2月リリースの『つづれおり』でセルフ・カバーしましたが、ロバータは「今夜あなたは私のもの、でも明日も私を愛してくれる?」と彼女ならではの包容力で歌い切ります。そしてやはりキャロル作の「You've Got A Friend」。『つづれおり』とジェームス・テイラーの『Mud Slide Slim And The Blue Horizon』は同時進行でアルバムが作られ、ジェームスが是非歌いたいのでと収録させたのですが、『つづれおり』が71年2月、ジェームスのシングルのリリースが71年5月29日と、ロバータとダニーのカバー方がちょっと先にリリースしていました。しかしジェームスの方が一位となります。「名前を呼んでくれれば、どこに居ても急いで駆けつける、だって君はそんな味方を手に入れたんだから」。これはデュエットで歌う曲じゃないのかもしれません。ジェームス一人で歌うとヒーローさが感じられます。それでもロバータとダニーの二人の掛け合いは格別で、ヒットしたとかどうでもよくなります。そしてダニーの単独のピアノと歌でのスタンダード・ジャズ「For All We Know」。静謐の中に少しアナログの針音が入ってしまうのですが(マスターがアナログなのでしょう)それがまた雰囲気たっぷりで、やはりこの曲はダニーが一番、それはライブだと尚更理解できて泣けてくる程心に沁み入ります。98年にチャカ・カーンがプリンスとロンドンのカフェ・ド・パリスで演奏したことがありますが、それとはまた違った「Baby I Love You」。アレサ・フランクリン・バージョンに忠実なロバータながら、女性コーラスがない代わりにダニーが絡むというやはり二人の世界となっていてドキドキものです。元はイタリアの曲で63年に英語歌詞でベン・E・キングがビルボード29位、トム・ジョーンズが70年にビルボード14位となった「I (Who Have Nothing)」の悲哀の二重奏的カバーのライブ・バージョンは、二人の悲哀さが圧倒的に迫ってくる名演です。ダニーが次のシングルとなると言っている「Little Ghetto Boy」。そしてラストは、「私のためにありのままのブラックでいてよ」と歌う「Be Real Black For Me」。ダニーとロバータ二人が作曲の中心で、確かに一人で歌うべきでツインはどうかと思ってしまう一方、男も女も関係なく、ブラック・ライブズ・マターを唱えているのだということで、今こそ再評価されるべき二人の矜持だと思います。最高のクロージングとなっています。 ボーナスに72年ドキュメンタリー映像『Doulbe Exposure』からのライブ音源のリッピングです。やや経年劣化的ジリジリと音が入りますが、しっかり全体の演奏が聴こえるサウンドボード録音です。「Baby I Love You」以外被りがなく、「The First Time Ever I Saw Your Face」や「The Ghetto」の二人の代表曲が演奏されているのが嬉しいです。 1.intro 2.Where Is The Love (Roberta Flack & Donny Hathaway) 3.You've Lost That Loving Feeling (Roberta Flack & Donny Hathaway) 4.When Love Has Grown (Roberta Flack & Donny Hathaway) 5.Will You Love Me Tomorrow (Roberta Flack) 6.You've Got A Friend (Roberta Flack & Donny Hathaway) 7.For All We Know (Donny Hathaway) 8.Baby I Love You (Roberta Flack & Donny Hathaway) 9.I (Who Have Nothing) (Roberta Flack & Donny Hathaway) 10.Little Ghetto Boy (Donny Hathaway) 11.Be Real Black For Me (Roberta Flack & Donny Hathaway) WPLJ Radio, A&R Studios, New York City, Nov 24th 1971 12.intro 13.Baby I Love You (Roberta Flack & Donny Hathaway) 14.Somewhere (Roberta Flack & Donny Hathaway) 15.The First Time Ever I Saw Your Face (Roberta Flack) 16.The Ghetto (Donny Hathaway) 17.Reverend Lee (Roberta Flack) Double Exposure (filmed in 1972)
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ヴァリアス・アーティスツ / Motown Returns To The Apollo (1DVDR)
¥990
85年に行われた『アポロ劇場50周年記念コンサート』を2時間21分、 日本語字幕が入るため、曲間のMC、ビル・コスビ―のコメディアンのネタがわかるのが嬉しいです。 まずデバージの「Rhythm Of The Night」で幕開け。ジョージ・マイケルの「Careless Whisper」をスモーキー・ロビンソンも歌い素晴らしいデュエットで観客を早くも魅了します。続くはマンハッタンズ、76年のアメリカを含む各国でナンバーワンとなった「涙の口づけ」、55年のポップ17位となったザ・キャディラックの「Speedoo」、64年ポップ4位、後に沢山のカバーを生む「Under The Boardwalk」、そして60年ポップ16位の「The Magic Moment」をザ・ドリフターズが歌います。 その後テンプテーションズが登場、71年の『Solid Rock』収録のアップテンポなファンキ―・チューン「Superstar」、そこへフォートップスも現れロックさを加味した「Something About You」を歌います。しかし彼らはテンプスの「Papa Was A Rolling Stone」も君らの歌だが下がってくれとステージをジャックして歌ってしまいます。テンプスはならばとフォートップスの初のポップ20ヒット(11位)「Baby I Need Your Loving」を歌いステージを奪還。わかったよと今度はフォートップスが「I Can't Help Myself」、テンプスがポップで8位となった「I Know I'm Losing You」を歌って、その2曲が混ざり合う感じで演奏が終わり2組は仲直り。最後ベリー・ゴーディJr.が曲提供をしモータウン・サウンドの原型となったソウルのパイオニアの一人ジャッキー・ウィルソンの「Higher And Higher」をアリ・オリ・ウッドソンが中心に歌って大団円となります。 そして初期にレーベルのトップ・スター達が集結したモータータウン・レビューズをダイジェストながら流し、それをここで再現するんだとスモーキーがビルに語ります、まず登場するのはレーベルの女性スター第一号メリー・ウェルズの62年スモーキーがプロデュースでポップ7位のヒットとなった「Two Lovers」を披露。そして67年ハード・ドライブ・ロックなポップ4位のフォートップスの「Bernadette」、65年ポップ8位マーサ・リーヴスのグルービーな「Nowhere To Run」、そして声のピッチを上げて子供声にしてのリトル・スティービー・ワンダーの「Fingertips」(モータータウン・レビューの7分のライブ演奏からの音源が両サイドに収録されてリリースされ、ポップR&B1位の大ヒットとなりました)をシングルのようにライブ演奏して観客を沸かせます。ミラクルズの59年の「You Can Depend On Me」ではビル・コスビ―の変な踊り、続くポップで8位の「Goin' To A Go-Go」でも変な踊りは続きます。 スターサーチでウィナーとなった「Over The Rainbow」をサム・ハリスが、そしてナイル・ロジャースがギター、ロッド・スチュワートが歌のオーティス・レディングの「Dock Of The Bay」はカッティングが入ってファンクさがあり面白いアレンジです。 デューク・エリントンのピアノ・プレイの映像からスティービー・ワンダーがピアノの「Sir Duke」のバンド演奏は最高の演出。そしてビリー・プレストンがピアノ、ジョー・コッカーとパティ・ラベルの白熱の歌の共演「You're So Beautiful」は大盛り上がりとなります。 そしてミュージカルのステージとなり、主役級しか入れないコーラスラインに、ドラマ『Fame』で有名なデビー・アレンの華麗なダンス、マリリン・マック―の29年映画『On With The Show』等で使われた「Am I Blue」での美声、ベッシ―・スミスで有名な「Gimme A Pigfoot」をジェニファー・ホリデイが、「Don't Leave me This Way」のカバーでオリジナルを超えるヒットとなったテルマ・ヒューストンはダイナ・ワシントンの「What A Difference A Day Made」を歌います。そしてアフリカ系アメリカ人初のミス・アメリカとなったヴァネッサ・ウィリアムスは「ばら色の人生」、彼女は後の92年「Save The Best For Last」でポップ、R&B共にナンバーワンの大ヒットを生み出します。ボビー・ブランドの「God Bless The Child That's Got His Own」(神は自立できる子供こそを助ける)をデビー・アレンが歌い、大団円を迎えます。 続くはニュー・エディションのポップ4位の「Cool It Now」、華麗なダンスに注目です。スティービー・ワンダーとボーイ・ジョージ、バックにはスモーキーら重鎮がコーラスでの「Part Time Lover」はボーイがちょっとアウェイさを感じさせますが健気に乗り切ります。 サザン・ソウルの雄アトランティックのウィルソン・ピケット「In The Midnight Hour」、名コンビ、バート・バカラックとハル・デビッドの曲を初めて歌ったR&Bシンガーのチャック・ジャクソンの「Any Day Now」、ビリー・プレストンがピアノ、歌うはプリンスも影響を受けたリトル・リチャードで黒人霊歌「Didn't It Rain」を披露。 そしてグレゴリー・ハインズが名タップダンサー、テディ・ヘイルを偲び踊ります。「Joy Joy Down In My Heart」はリトル・リチャード、メイビス・ステイプルス、そしてアル・グリーンとリレーで歌われ、ニュージャージー聖歌隊も雪崩れ込んでの大ゴスペル大会となります。そしてパティ・ラベルが前に出ての涙ながらの「You'll Never Walk Alone人生ひとりではない」(サッカークラブのサポーター達に歌われ人気を博しています))の大熱唱が圧巻です。 アマチュア・コンテストで優勝した時の曲と演奏後に、そうMCをするサラ・ヴォーンの「Body And Soul」。アドリブをボーカルで行った最初の人がサラですが、彼女が観客の一人だったのよと紹介したのがかのビリー・エクスタイン(ビバップ、即興演奏、つまり演奏を楽しむための音楽、それを作り出した立役者です。アート・ブレイキー、チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィス、そしてサラ・ヴォーンを世に送り出した人物)で、彼と二人で「Dedicated To You」を。「もし私があなたのために本を書くとしたら、私に名声と富をもたらすわ。その本は私の心そして私のようなもの。だからあなたにそれを捧げるわ。もし僕が絵を描くとしたら、君の愛らしさを表現するよ。僕の芸術は僕の心と僕自身。君にそれを捧げよう。あなたの愛は私の道を照らす灯台だから。あなたと一緒なら人生はただ一つの天国の場所になるかもしれないと知っているから」。歌って二人はキス。 そしてジェームス・ブラウンが「Please Please Please」でのマント・ショウ。テンプテーションズのリード・ボーカル、デヴィッド・ラフィンの兄ジミー・ラフィンが66年夏にリリース、ポップ7位のヒットとなった「What Becomes Of The Brokenhearted」をルーサー・ヴァンドロスとボーイ・ジョージがデュエット。 そして僅か6歳で弾けるようなタップを披露するサミー・デイヴィス・Jr.、ピアノの上でタップするバック・アンド・バブルス、ムーンウォークのエッセンスが既にあった感のティップ、タップ&トゥ、ジェームス・ブラウン、そして何よりプリンスのダンスネタが詰まったベリー・ブラザース等、古き良きダンス映像、そしてサミー・デイビス・ジュニアが登場し、名タップダンサーがステージで披露しますが、特にジミー・スライドの滑るようなダンスがとてもムーンウォーク的です。そしてやっぱり切れが一番良いのがサミーです。 コモドアーズは84年1月21日に49歳の若さで肺炎で亡くなったジャッキー・ウィルソン、そして4月1日にはマーヴィン・ゲイもこの世を去り、モータウンの仲間だった二人を追悼、「Nightshift」を披露します。ジャッキー・ウィルソンへの思いはライオネル・リッチー脱退後加入したJ.D.ニコラスが歌です。それを受けてエル・デバージがジャッキーの「Lonely Teardrops」を披露。そして飛行機事故で亡くなったオーティス・レディングの「Try A Little Tenderness」はビリー・プレストンが、銃殺されて亡くなってしまったサム・クック、彼の「You Send Me」はサムの高校時代の同級生だったルー・ロウルズが披露。そしてマービン・ゲイへの想いをウォルター・オレンジが「Nightshift」で伝えると、それを受けてルーサー・ヴァンドロスが「How Sweet it Is」を歌います。 いよいよフィナーレが近づいてきました。スティービーがテクノロジーが進化して便利になったのになぜ憎しみ合うことは無くならないのか、とMCをすると「Love's In Need Of Love Today」をジョージ・マイケルとプレイします。「今日、愛は愛を必要としている、もう待ったなし、愛を送ってください」。そしてフィナーレ曲はフォーリナーの84年のナンバーワン曲、「I Want To Know What Love Is」。なぜこのロック・バラード曲が選ばれたのでしょう。愛とは何なのか、わかったようでわからない、ある種哲学的な歌詞が理由でしょうか。オリジナルではニュージャージー聖歌隊、『ドリームガールズ』のエフィ役だったジェニファー・ホリデイが参加しているから?とにかくとても素晴らしいクロージングで、ダイアナ・ロス、そしてパティ・ラベルが登場し、更に出演者が歌い繋いでいきます。 Intro El Debarge - Rhythm Of The Night George Michael & Smokey Robinson – Careless Whisper Manhattans – Kiss And Say Goodbye The Cadillacs - Speedoo The Drifters - The Magic Moment The Drifters - Under The Boardwalk The Temptations – Superstar Four Tops - Something About You Four Tops - Papa Was A Rolling Stone The Temptations – Baby I Need Your Loving Four Tops - I Can't Help Myself The Temptations - I Know I'm Losing You The Temptations - Higher And Higher Motortown Reviews - Martha Reeves and The Vandellas, The Contours, The Supremes, Marvin Gaye, Little Stevie Wonder, The Marvelettes, Mary Wells, Smokey Robinson and The Miracles Mary Wells - Two Lovers Four Tops - Bernadette Martha Reeves - Nowhere To Run Little Stevie Wonder – Fingertips Smokey Robinson - You Can Depend On Me Smokey Robinson - Goin' To A Go-Go Sam Harris – Over The Rainbow Rod Stewart – (Sittin' On)The Dock Of The Bay Stevie Wonder – Sir Duke Joe Cocker & Patti Labelle - You're So Beautiful Debbie Allen – Tall, Tan, Teasin' Marilyn Mccoo - Am I Blue Jennifer Holiday - Pigfoot And A Bottle of Beer Thelma Houston– What A Difference A Day Made Vanessa Williams - La Vie En Rose Debbie Allen - God Bless The Child New Edition - Cool It Now Stevie Wonder & Boy George – Part-Time Lover Wilson Pickett – In The Midnight Hour Chuck Jackson - Any Day Now Little Richard - Didn't It Rain Gregory Hines – Tribute To Teddy Hale Little Richard, Mavis Staples & Al Green - Joy Joy Down In My Heart Patti Labelle - You'll Never Walk Alone Sarah Vaughan - Body And Soul Sarah Vaughan & Billy Eckstine - Dedicated To You James Brown – Please, Please, Please Boy George & Luther Vandross – What Becomes Of The Broken Hearted Sammy Davis Jr., Buck & Bubbles, Bill Bojangles Robinson, Nicholas Brothers, Berry Brothers, Coles & Atkins, Peg Leg Bates & Little Buck, Sammy Davis Jr. & the Will Mastin Trio Bunny Briggs, Chuck Green, Gregg Burge, Ludie Jones, Jimmy Slyde, Sandman Sims, Harold Nicholas, Sammy Davis Jr. Commodores – Nightshift El Debarge - Lonely Teardrops Billy Preston - Try A Little Tenderness Lou Rawls - You Send Me Luther Vandross - How Sweet It Is Stevie Wonder And George Michael – Love's In Need Of Love Today Diana Ross And All Members – I Want To Know What Love Is Pro-shot 141min.
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NLシリーズ アニタ・ベイカー / Greek Theater 1990 (2CDR)
¥1,490
ジャズ・フュージョン寄りの女性歌手、作曲者、その元祖と言えるアニタ・ベイカー。この心地良さ、その源は、後のフォロワーも真似出来ない、リアルな声とサウンドがあるから。そんな彼女の4枚目Compostions時のツアーから、当時の来日直前に行われたGreek Theaterでのライブを大変上質なオーディエンス録音で収録。出世作Sweet Loveを収録したRapture、アルバムタイトル曲が素晴らしいGiving You The Best I Gotの大ヒット、名曲揃いのCompositions、80年代から90年までの名盤3枚からのベストセレクションのセットリストで迫ります。それぞれの曲を結構崩して歌ったり、バックコーラスが異なったり、ライブならではのアレンジとなっているのが聴き所です。 *尚Rulesの最後で音切れ、You Bring Me Joyが途中で終了します。ご了承ください。 1990-09-22 Greek Theater, Los Angeles, CA Disc 1 Sweet Love Been So Long Mystery Same Ole Love (365 Days A Week) Good Enough No One To Blame No One In The World Rules Lonely Disc 2 Talk To Me Giving You The Best I Got Watch Your Step talk Fairly Tales Caught Up In The Rapture You Bring Me Joy (Imcomplete)
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NLシリーズ アレサ・フランクリン / Radio City Music Hall July 6, 1989 (1CDR)
¥990
60年代、70年代とポップチャートでも数多くのヒット曲を放ったアレサ・フランクリン。ディスコ・ブームで低迷が続くも、どっこい80年代はFreeway Of LoveやI Know You Were Waiting (For Me)のナンバーワン・ヒットとソウルの女王の威厳はそのままでした。そんな時期の伝説のRadio City Music Hallの二日目の公演をほぼ完全収録したタイトルです。音質は伝説のテーパーによるもので大変臨場感のある最高級オーディエンス録音。ピーボ・ブライゾンがゲストというのも豪華です。ロバータ・フラックとのデュエットでヒットした愛のセレブレーションをアレサが歌うという贅沢さ。一方ジョージ・マイケルの代わりにピーボがI Know You Were Waiting (For Me)をアレサとデュエット。これもある意味贅沢です。80年代のヒット曲のライブ・アレンジ、他にも往年の名曲もこの時ならではのアレンジで歌います。ヒット曲という点では最も充実しているライブではないでしょうか。 Radio City Music Hall New York City, NY July 6, 1989 01 Jumpin' Jack Flash 02 (You Make Me Feel Like) A Natural Woman 03 It's My Turn 04 I Never Loved A Man (The Way I Love You) 05 Rock Steady 06 I Say A Little Prayer 07 Chain Of Fools 08 Something He Can Feel 09 Respect 10 I Knew You Were Waiting (For Me) * 11 Tonight I Celebrate My Love * 12 Try To Remember 13 Freeway Of Love 14 Say That You Love Me Again * w/Peabo Bryson
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NLシリーズ アレサ・フランクリン / Radio City Music Hall July 5, 1989 (2CDR)
¥1,490
NLシリーズ アレサ・フランクリン / Radio City Music Hall July 5, 1989 (2CDR) 60年代、70年代とポップチャートでも数多くのヒット曲を放ったアレサ・フランクリン。ディスコ・ブームで低迷が続くも、どっこい80年代はFreeway Of LoveやI Know You Were Waiting (For Me)のナンバーワン・ヒットとソウルの女王の威厳はそのままでした。そんな時期の伝説のRadio City Music Hallの初日の公演をほぼ完全収録したタイトルです。二日目には未収録のSay That You Love Me Againのオープニングが収録されています。音質は伝説のテーパーによるもので大変臨場感のある最高級オーディエンス録音。ピーボ・ブライゾンがゲストというのも豪華です。ロバータ・フラックとのデュエットでヒットした愛のセレブレーションをアレサが歌うという贅沢さ。一方ジョージ・マイケルの代わりにピーボがI Know You Were Waiting (For Me)をアレサとデュエット。これもある意味贅沢です。80年代のヒット曲のライブ・アレンジ、他にも往年の名曲もこの時ならではのアレンジで歌います。ヒット曲という点では最も充実しているライブではないでしょうか。 Radio City Music Hall New York City, NY July 5, 1989 Disc 1 01 Say That You Love Me Again 02 Jumpin' Jack Flash 03 (You Make Me Feel Like) A Natural Woman 04 It's My Turn 05 I Never Loved A Man (The Way I Love You) 06 Rock Steady 07 I Say A Little Prayer 08 Chain Of Fools 09 Something He Can Feel 10 Respect Disc 2 01 I Knew You Were Waiting (For Me) * 02 Tonight I Celebrate My Love * 03 Try To Remember 04 Freeway Of Love 05 Say That You Love Me Again (Reprise) * w/Peabo Bryson
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NLシリーズ ホイットニー・ヒューストン / The Remixes (1DVDR)
¥990
ホイットニー・ヒューストンの大ヒット曲をリミックス、それらをミュージック・ヴィデオにした映像集。全8曲。 1.Love To Infinity Megamix 2.I'm Everywoman ETV Bonus Mix 3.Heartbreak Hotal ETV Bonus Mix 4.I Wanna Dance With Somebody Krazytoons Remix 5.Million Dollar Bill Freemasons Mixshow Edit 6.I Will Always Love You Hex Hector Remix 7.It's Not Alright, But It's Ok Remix 8.My Love Is Your Love Thunderpuss Remix
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NLシリーズ ロバータ・フラック / Sheffield 1984 (1CDR)
¥990
サウンドボード?ライン録音?とにかく素晴らしいサウンドで迫るロバータ・フラックの84年10月22日のイギリス、シェフィールド公演。Killing Me Softly With His Songの美しきこと。もちろんこれだけではありません。ディアンジェロもカバーしたユージン・マクダニエルズ作のFeel Like Makin' Love、バート・バカラック作曲の82年のヒットMaking Loveが歌われているのは素敵の一言。カッティングが心地良いI'm The Oneのミドル・ダンサー、ダニー・ハザウェイとのThe Closer I Get To Youではもちろんダニ―はいませんが、その代わりの男性ボーカルもなかなか素晴らしく、最高のデュエットになっています。そしてマイケル・ジャクソンも歌っているThrillerのアウトテイクのCarouselをロバータが歌っているのは衝撃です。他にもThe First Time Ever I Saw Your Faceの出世曲も含め名演としか言えない、そんなライブ録音となっています。 City Hall Sheffield, UK 22nd October 1984 01 I Keep Forgettin' 02 Killing Me Softly With His Song 03 Feel Like Makin' Love 04 River 05 Jesse 06 The Closer I Get To You 07 I'm The One 08 Making Love 09 Carousel 10 The Water Is Wide 11 The First Time Ever I Saw Your Face
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NLシリーズ アレサ・フランクリン/Antibes Jazz Festival 1970 Special Edition (1BLDR+1CDR)
¥1,490
レディソウル、そのものというか女王というか、アレサ・フランクリンの絶頂期、70年のAntibes Jazz Festival。今回フランスでの放送映像からブルーレイにプロショットで収録。そしてCDRにはその時のラジオ音源、音質は最高のサウンドボードで映像よりもバンドの演奏がくっきりと分離した素晴らしい音質なのですが、しかしそれには頭2曲が未収録、それを加え、映像には入っていない、Tighten Up、Put On A Happy Face、A Brand New Meがラジオ音源にはあり、それらをしっかり収録して完璧なセットに限りなく近づけています。映像は日にちは不明とされていましたが、高確率でラジオ音源と同日の7月21日だと思われます。映像でアレサの観客を引き付ける様に卒倒され、そして音源で彼女の声量、そのボーカルの素晴らしさからソウルの何たるかを知る。名曲が犇めくセットリストで文句なしですが、後半にはアレサ自身でピアノを弾いて歌っていて、観客の方を向き鼓舞する様は是非映像の方で。これがアレサのベストライブ、是非可能な限り最高な形となったこのアイテムでお楽しみください。 Aretha Franklin Antibes Jazz Festival July 21, 1970 Bluray There's No No Business Like Show Business Come Back Baby Satisfaction Respect (You Make Me Feel Like) A Natural Womann I Say A Little Prayer Eleonor Rigby Sweet Sweet Baby (Since You've Been Gone) Doctor Feelgood You Send Me Spirit In The Dark Mix version CDR 1.Intro 2.There's No No Business Like Show Business 3.Come Back Baby 4.Satisfaction 5.Respect 6.(You Make Me Feel Like) A Natural Woman 7.I Say A Little Prayer 8.Eleonor Rigby 9.Sweet Sweet Baby (Since You've Been Gone) 10.Tighten Up 11.Put On A Happy Face 12.A Brand New Me 13.Doctor Feelgood 14.You Send Me 15.Spirit In The Dark Aretha Franklin - vocals, piano Donald Towns - trumpet John Wilson - trumpet Charles Horse - trumpet Clay Robinson - trumpet Chancey Outcalt - trombone Rene Pitts - trombone Louis Barnett - saxophone Miller Brisker - saxophone Donald Walden - saxophone Charlie Gabriel - saxophone Leslie Harvey - guitar Truman Thomas - organ Ted Sheely - piano Melvin Jackson - bass Hindel Butts - drums Evelyn Green - backing vocals Almeta Latimer - backing vocals Wyline Ivy - backing vocals
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NLシリーズ!アレサ・フランクリン/Respect Stockholm And Me (1CDR)
¥990
1.Don't Let Me Lose This Dream 2.Soul Serenade 3.Night Life 4.Baby, I Love You 5.Groovin' 6.(You Make Me Feel Like) A Natural Woman 7.Come Back Baby 8.Dr. Feelgood (Love Is A Serious Business) 9.Since You've Been Gone (Sweet Sweet Baby) 10.I Never Loved A Man (The Way I Love You) 11.Chain Of Fools 12.Respect Live at Konserthuset, Stockholm, Sweden, May 2nd 1968 アレサ・フランクリンの最高傑作、大定番と言える音源をリマスタリングしてのリリース!68年のツアー初日ストックホルム公演!音源の凡そ半分しか収録されていないショート・バージョン、音のよれが前半にあるバージョン等とは異なるマスターを使っての素晴らしいサウンドボード録音となっています。67年にアトランティックに移籍してから彼女の人気は突如全開となりますが、サザンソウルというカテゴリーにおいてオーティスと並びアレサは直ぐにそのトップに上り詰めます。68年はほぼ彼女の代表曲が揃い、且つ『貴方だけ愛して』、『アレサ・アライヴズ』、『レディ・ソウル』、『アレサ・ナウ』なんてどれもこれも素晴らしい名作が矢継ぎ早に2年弱の間に立て続けにリリースされている、そんな絶頂時期。プリンスのバックの女性ボーカルたち、ロージー・ゲインズとか、RAD、テイマー、シェルビーJらはこの時のアレサをきっと神と思っているでしょうし、自分の指針としているでしょうし、その頃の名曲をカバーして歌い、アレサを超えることは出来ないと嘆いてもいるはずです。68年のライブとして、時期的にはオフィシャルで『パリのアレサ・フランクリン』がありますが、音質が決して褒められたものではなく、内容も最高!とはしない向きもあります。なのでこのストックホルム公演が黄金の68年を補完する意味で重要になってくるのです。マストとしか言えないアイテムの降臨。60年代後半こそ彼女の絶頂期とするのなら、このライブもその過渡期であるだけに聴き逃せるわけがありません。
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NLシリーズ!アレサ・フランクリン/The Jamaica World Music Festival 1982 (1CDR)
¥990
82年11月26日のジャマイカ・ワールド・ミュージック・フェスティバル。ピッチ調整をしたサウンドボード録音のカセット、そしてマスターには無い別のサウンドボード音源は特にラストのセットで使われ、よりこのライブを楽しめるものとなっています。この頃はルーサー・ヴァンドロスがプロデュースしたJump To Itがヒットしており、ラストにそれがしっかりプレイされているのが嬉しいです。そしてアレサの珠玉の名曲もこの時期ならではのとてもダンサンブルな歌い方と演奏で繰り出されるので堪りません。 November 26, 1982 Bob Marley Performing Arts Center Freeport Zone Montego Bay, Jamaica "The Jamaica World Music Festival" 01 announcer talk 4:10 02 Instrumental intro & announcer 1:56 03 > Hold On I'm Coming 4:29 04 Love Me Forever 3:56 05 It's Your Thing 4:16 06 Make It Up To You 7:22 07 talk by Aretha over intro to "Golden Moments Medley" 0:50 08 Daydreaming 2:48 09 > Rock Steady 2:44 10 Say A Little Prayer 2:24 11 > Respect 2:38 12 I Hurt Myself (I'm Guilty) 4:04 13 Ain't No Way 6:06 14 instrumental outro to set & announcer [most of this track from alt. source - levels change for a few seconds] 1:36 encores: 15 band Intro 1:07 16 Because of You 5:13 17 Jump To It 6:24 18 > announcer & Jump To It Finale 1:31 19 announcer & crowd noise 2:39 66:22 Aretha Franklin & the Aretha Franklin Orchestra H.B. Barnum conducting the orchestra Back-up Singers: Sandra Dance, Estelle Brown, Margaret Branch & Cousin Brenda
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NLシリーズ アニタ・ベイカー / Wembley Arena 1988 (1CDR)
¥990
チャプター8から脱退し、83年にThe Songstressのソロ・アルバムをリリース。続く86年のRaptureからSweet Loveがヒットし、続くサード・アルバムGiving You the Best That I Gotでいよいよ彼女のジャズ、フュージョン・マナーのボーカル・スタイルの完成形を提示、その頃の88年10月21日のウェンブリー・アリーナでのライブをエアチェックのサウンドボード録音で収録。嬉しいのがトップ10ヒットとなったサード・シングルLead Me Into Loveのプレイ、そしてクラブ好きならば、Perriというグループのヒット曲I'm The Oneで、とてもダンサンブルなナンバー。アニタのバンドのコーラスにいるため披露されていますが、このライブ・バージョンはかなりレアです。そしてマイケル・ジャクソンのAnother Part Of Meをファンキーにカバーしているのも白眉です。もちろんセットリストを見ればわかって頂けると思いますが、アニタ自身のヒット曲はほぼ網羅してます。アニタ・ベイカーの魅力満載のライブ! Wembley Arena London, UK 21st October 1988 FM Broadcast 01 - Sweet Love 02 - Been So Long 03 - No-one In The World 04 - I'm The One (performed by Perri Sisters) 05 - Lead Me Into Love 06 - Watch Your Step 07 - God Bless the Child 08 - Caught Up in the Rapture 09 - Another Part Of Me 10 - You Bring Me Joy 11 - Giving You the Best That I Got Vocals: Anita Baker Musical Director/Guitar: Ray Fuller Keyboards: Darnell Smith Drums: Rayford Griffin Bass: Sekou Bunch Percussion: Bill Summers Saxophone: Everette Harp Keyboards: Dean Wyatt Background Vocals: Perri Sisters (Lori, Darlene, Carol, Sharon), Gina Taylor
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NLシリーズ!アニタ・ベイカー/London 1986 (1CDR)
¥990
チャプター8という80年代前半の名盤でのリードシンガーとして既にライトなダンサーからしっとりのバラードまでヴァーサタイルなスタイルを獲得していた歌い手アニタ・ベイカー。そんな彼女がいよいよスターダムへと駆け上がる600万枚越えの超名盤Raptureをリリースした86年の最強に充実したライブをサウンドボードでリリース!ファースト・ソロからの絶対名曲Angel、ソウルとクールネスが心地よいRapture収録楽曲群、そして観客も待望しまくるSweet Loveまで、アニタの柔軟なヴォーカルと洗練されたバンドの演奏力が心地よく耳をくすぐります。シャーデーもいいけど、アニタもね。 London, UK HMV Hammersmith Apollo 1986-07-27 01 Baby, why you treat me so bad 02 Feel the need 03 Mystery 04 You bring me joy 05 You're the best thing yet 06 Watch your step 07 Angel 08 Same ole love (365 Days a Year) 09 Sometimes 10 Caught up in the rapture 11 Been so long 12 Sweet love
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NLシリーズ!ロバータ・フラック/Yomiuri Land East (2CDR)
¥1,490
ロバータ・フラックの85年7月28日、読売ランド・イーストで行われたLive Under The Sky出演時のライブを極上のステレオ・サウンドボードにより収録。85年のLive Under The Skyは放送映像が存在しますが、そこではロバータ・フラックのライブは収録されておらず、この音源はFM放送からエアチェックされたもの。82年のグローバー・ワシントンJrのJust The Two Of Usを横目に見つつ生み出された傑作I`m The Oneと、マーカス・ミラー、クインシー・ジョーンズら豪華プロデューサーによる88年のOasisのオリジナル・アルバム、その間の未リリース空白の中で行われたライブ。ブラコン然とした清涼感を感じさせる演奏ですが、上記のアルバムからの曲は一切演奏されず、70年代の代表曲を多く配した、親しみやすいライブとなっています。かのナベサダも実はいますよ。 Live Under The Sky, Yomiuri Land, Tokyo, Japan. July 28, 1985 Disc 1 1.Keep Forgettin' 2.Love Was Never Meant For Me 3.Killing Me Softly With His Song 4.Feel Like Makin' Love 5.I Can See The Sun In Late December 6.Set Free 7.Gentle On My Mind Disc 2 1.Suzanne 2.River 3.Love Light In Flight 4.Where Is The Love 5.The Closer I Get To You 6.One On One 7.Whole Truth 8.The First Time Ever I Saw Your Face 9.If I Am Still Around Tomorrow (cut)
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NLシリーズ!名盤!アレサ・フランクリン/Montreux 1971 Upgrade (1CDR)
¥990
ブラック・ミュージックを代表するキング・オブ・ソウル、アレサ・フランクリンの71年6月12日のモントルー・ジャズ・フェスティバルでのサウンドボードライブがアップグレードされてリリース!名盤フィルモア1971と同時期ですからキングピンズのキング・カーティス、事故前のコーネル・デュプリー、ダ、チーチーチーのバーナード・パーディら当然の最強の面子、そして涎が出ているのも気が付かないほどのテンションの高さと孤高なソウルフルさで満ち溢れた演奏が堪能できます。Respectからもう卒倒物の素晴らしさ。Natural Woman、Bridge Over Troubled Watersと白人の歌でさえもそのメッセージは一緒とばかりにゴスペル・フィーリングで歌い上げ、黒人に夢と希望を与え続けた喉を誇らしい程に魅せつけるアレサ。絶頂期でもありますが、そういう時期とは無関係にアレサという人は常に真摯に歌を歌い続けている、妥協皆無の人だった、そう思わせてくれる演奏がここにあります。 Montreux Jazz Festival Casino De Montreux Montreux, Switzerland 6-12-71 SBD/FLAC 1. Soul Serenade (Inst.) 2. Respect 3. Natural Woman 4. I Say a Little Prayer For You 5. Call Me 6. Brand New Me > > Share Your Love With Me 7. Don't Play That Song (You Lied) 8. Bridge Over Troubled Water 9. Dr. Feelgood > > Spirit in the Dark > Reach Out & Touch Somebody's Hand The Band: Aretha Franklin: vocals, piano King Curtis: saxophone Cornell Dupree: large brass Jerry Jemmott: bass Truman Thomas: organ Bernard Purdie: drums