70年代にヒットを連発したラベル。プリンスが関わっているパティ・ラベル、そしてノナ・ヘンドリックス、さらに、サラ・ダッシュもソロとなってからローリング・ストーンズのバックで歌う才女。この3人のBBCの秘蔵映像が再放送され、1080Pのブルーレイでリリースされます。Space Children、Are You Lonely?と激ファンクが続き、パワフルなソウルへと昇華するノナ・ヘンドリックスらによるHollywood、アレサ・フランクリンも嫉妬しそうなパティ・ラベルがフロントとなるYou Turn Me Onのゴスペル、そしてビルボードHot100でナンバーワンとなったLady Mamaladeのライブ・バージョンはもう鳥肌が立つ程のカッコ良さです。そして間髪入れずに圧巻のWhat Can I Do For You?のハイパーなラテンと、普通のレディ・ソウル、グループと思っていたら大間違いのとてもプログレッシブでパワフルなパフォの連続、ヤバ過ぎです。 BBC "In Concert" U.K. 1975-03-08 (first broadcast date) Space Children Are You Lonely? (Can I Speak To You Before You Go To) Hollywood You Turn Me On Lady Marmalade What Can I Do For You? Pro-shot 29min. Patti LaBell : Vocals Sarah Dash : Vocals Nona Hendryx : Vocals Bud Ellison : Keyboards Rev Batts : Lead Guitar Jeffery Shannon : Drums Hector Seda : Bass Guitar Chuggy Carter : Percussion

パティ・ラベル&ザ・ブルーベルズの名で62年にデビュー、アメリカのHot 100で15位のヒットを出しているパティ・ラベル。実は南アフリカのチャートでは20枚程のナンバーワンがあり、ラベル名義での75年のLady MarmaladeはアメリカR&Bとポップチャートで1位、そしてイギリスのチャートでも1位となっているとんでもないヒット曲があります。そしてOn My OwnもR&Bとポップチャートで1位を取っているのです。他にもR&Bチャートでは常連とも言えるヒットがあるパティ、その素晴らしさ、実は楽曲もさることながら歌唱力にこそある、ということを知っている方は少ないでしょう。03年の彼女の誕生日に行われたライブ、溌剌と楽しんで歌っていますが、生き生きとしたヴォーカルはこれぞソウル、と呼べるものです。レディ・ソウルという言葉は彼女のためにある、そう言われても、その通りと答えるしかない、そんな凄いライブとなっています。 May 30, 2003 Concord Pavilion Concord, California 1. Somebody Somewhere > 2. Joy to Have Your Love 3. Love, Need and Want You 4. If Only You Knew 5. Somebody Loves You 6. Way Up There 7. On My Own 8. When You Talk About Love > Love and Happiness 9. You Are My Friend 10. Lady Marmalade 11. Somewhere over the Rainbow 12. Love, Need and Want You