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マイケル・ジャクソン / Bad Sessions Definitive Edition Vol.9 (1CDR)

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アルバム・タイトル曲「Bad」は86年10月にレコーディングしています。しかしそれより前に曲として完成していました。作曲はマイケル、プロデュースはクインシーとマイケルです。まず最初「P」、もしくは「Who's Bad」という仮タイトルが付けられていました。Pはプリンスの頭文字、そして誰がBadだって?という意味になります。

「クインシーはマイケルを説得したんだ、もし君とプリンスが一緒に仕事をするなら、今がその時だ、「Bad」だと。君たちが団結するという気持ちならね。クインシーはマイケルとプリンスを自宅にディナーの招待をしたんだ。彼らが会う前に、電話が鳴った。ハーイ、Q、プリンスはもうそこに居る?マイケルからだった。クインシーは、まだだよ、プリンスは来てない。電話が切れて5分後、また電話が、今度はプリンスからだった。ヘイ、Q。マイケルはそこにいる?いないよ。オッケー。二人が交互に確認する、こんなのが20分続いたんだ。どちらも最初に行きたがらなかったんだよ。クインシーはマイケルに言った、もう来ちゃえ、こんなこと止めよう。彼はマイケルを分かっていたからね、ずっと一緒だったから。でもプリンスのことは知らなかった。マイケルは2秒後に現れ、その後ドアベルが鳴った。プリンスが入ってきた。皆が座ってディナーするために話をして。プリンスが、質問があるんだ、歌詞について聞きたい、って言って。クインシーがもちろん。なら...ここは誰が歌うんだい? 」。タヴィス・スマイリー

「その曲の最初の歌詞は「お前のケツは俺のものだ」(ケンカの吹っ掛け言葉)だった。だから僕は「誰が誰に歌うんだろう?君なら絶対に僕に対してそう歌わないだろうし、僕も君にそうは歌わない」って言ったんだ。つまり、問題が起きたってことさ」。プリンス、クリス・ロックに、97年

「Bad」の歌詞「お前のケツは俺のものだ、きっちりそのことを分からせてやる。表へ出てこいよ、俺がお前をどう思っているか、傷付けることになるが、撃ち殺したりするわけじゃないから。今から3つ数える、その間にお前が出来ることをやってみな、それでも口には気をつけろよ、お前のやり方はわかっている、次になにをするかって。限界はないって、皆が言っているのは俺に対してなんだ、実際そうだ。でも友よ、お前は何も見えちゃいない。俺がやり終えるまで待ってりゃいいんだ、なぜなら俺がBadだから。世界は直ぐに答えないとな、もう一度言ってみろよ、誰がBadだって?」。

「プリンスはマイケルが「俺はBad(強い、不良、すげぇ、ハゲヤバ)だ」と歌う度胸があるとは信じられなかった。マイケルには何もBadなところがない、という感じで。そしてそのことでマイケルを許すことが出来なかった。プリンスは、マイケルと一緒に歌うつもりはないと言っただけでなく、スタジオに行って、こうあるべきだと思ったものを録音し直し、マイケルに送った。「いや、そうじゃなくて、こうあるべきだ」という曲を。それで終わりだった。でも、そのやり方こそがプリンス」。スザンナ・メルヴォワン

「Wouldn't You Love To Love Me?」の歌詞「僕の大きな茶色の瞳を見つめて。何を考えているのか教えてよ。本当に僕を愛しているの?それともただ時間を作りたいだけ?それでも別に構わないよ。ただ少しだけ一緒にいてほしいだけだから。君の瞳を見ればわかるよ。本当に、本当に僕を愛しているってこと。君は僕を愛するということこそ欲しているんだろ?そうだろ?僕を愛したいと思わないの?ねえ?僕と二人きりで過ごしたいと思わない?僕を君だけの人にしたいと思わないの?僕はそんなに手に入れにくい人間じゃない。ただ君にわかってほしいだけなんだ。ベイビー、僕はまだ準備できてない。君に僕のすべてを捧げることを。君をからかいたいわけじゃないんだ。ただ君を興奮させたいだけなんだ。君を喜ばせられるって分かってるよ、君の声が擦れる程に、パーティが終わるまで」。

「Who's Bad」と題されたデモ、そしてプリンスが86年9月18日にマイケルに送った「Would't You Love To Love Me?」、そしてAIで作ったスニペットですが、マイケルが歌う「Would't You Love To Love Me?」を収録しました。

「Crack Kills」はランD.M.C.と共に制作され、86年11月4日から87年1月11日までウェストレイク・スタジオでレコーディングされました。ランD.M.C.がフィーチャリングされる予定でしたが、彼らのラップ・パートは作られず、もちろん録音もされませんでした。スタジオでマイケルと一度だけしか彼らは会ったことがありません。

「確かに存在するよ。ボーカルも入っている。思っていたよりも完成度が高い」。ジョー・ヴォーゲル

それ以来、このタイトルはマイケルとの複数のコラボレーターによって何度も取り上げられ、93年のメキシコでの証言の際にも存在を確認しています。00年代に、「Crack Kills」の歌詞カードがオンラインのオークションに出品されたことがあります。ボットレルによってメモのリストが公開され、その中の1つには「Crack Kills」(リストでは単に「Rap Song」となっています)が87年1月にウェストレイクで制作されていたことが示されています。以下がその歌詞です。

Crack kills your mother, your father
Your sister, your little brother
Crack kills the baby, it's shady
Not maybe, it's such a loser
Crack kills the winners, the sinners
It's such a loser, it's this to take you
I'm how far, and you all know
Who you are, crack kills

クラック・コカインは君の母親、父親を殺す、君の仲間だって殺す、恋人も殺す。予想を超えて来る、絶対に最低なんだ。クラックは勝者も罪人も共に殺す、最低なんだ、こんな目に遭わせるのがクラックだ。僕はどこまで行くんだ、君達皆は知っているんだろう、自分が誰なのか。クラックはまた何かを殺している。

残念ながら「Crack Kills」はリークしていません。ここではAIや他の曲から作られたDJミックスを収録しています。まずComplete Version AIは最もしっかりと作られていて、かっこいいサウンドですが、音質が少し硬質でデモっぽいです。そしてそのインストも収録。ミドル・バラードに仕上げたCreated with Udio AI、変則なリズムで面白いFanmade AI Songは入れてないはずのラップが少し入ります。そして歌詞を無視して作ったDemo 1、歌詞を使って作ったDemo 2、そしてランDMCのラップ「Crack」を使って、マイケルの「Cheater」と時期は違いますが「2Bad」を混ぜ合わせてとてもスリリングに仕上げたFeat. Run DMCを収録しました。

哀愁さのあるサビメロがフックさたっぷりの「Throwin’Your Life Away」は、86年12月15日から87年1月4日までヘイヴンハーストで録音されました。ビル・ボットレルとの共同プロデュースで、アルバム『Bad』に収録される予定でしたが、未収録となりました。しかし88年のツアーで再び取り上げられています。09年にアルバムの収録曲の候補だったとされるマイケルによるメモが存在します。今回は「Throwin' Your Life Away」のスニペット、そして87年のバージョン風に作られた音源を収録。88年のバージョンはリークしていますが、後のタイトルに収録します。

「Al Capone」をお蔵入りにして「Smooth Criminal」の制作に集中させたであろう87年のレコーディング。マルチトラックを入れ替えてデモっぽく仕上げているEarly Demo、幾つかのスニペットを集めて作った1987 Alternate Demoを収録、共にファンメイドです。そして87年時期と推測しての収録、Original 2nd Demo from 1987、Demo 1986/1987、Rare Demo 1987、Demo 1987、これらは全てスニペットです。

マイケルは「Smooth Criminal」を、40年代から50年代のマフィアや犯罪映画から着想を得て作りました。そして「アニー、大丈夫?」のフレーズは、心肺蘇生法(一般にCPRとして知られています)の講習で用いられる訓練方法のことを指しています。レスキューアンという練習用マネキンがあり、受講者はCPRを行う前に、「Annie、大丈夫ですか?」と尋ねて、意識と反応を患者に確認する練習をします。『Bad』のレコーディング中、マイケルはCPR講習を受講していました。

「アルバムを作るたびに100曲近く、あるいはそれ以上の曲を書くので、それらをアルバムに収録させるのは暗号を解読するようなものだよ。「Smooth Criminal」はもしかしたら収録されていなかった、そんなギリギリの曲だ。」
–『Michael Jackson's Private Home Movies』03年

「Someone Put Your Hand Out」 は「Someone Put Your Hand Down」というタイトルだった、という説があります。87年にデモが作られており、その音源が流出しています。後にテディ・ライリーと90年2月から91年10月まで『Dangerous』用に作られたバージョンとは異なる、ミディアム・スロウのとても心地よいサウンディングになっています。歌詞も異なります。以下がそのデモの歌詞です。

「毎日痛む、孤独な心が。心の奥底から泣いている。嘆き悲しんでみよう、痛みを耐えて生きれるから。涙は悪いことじゃない。ああ、感じている(感じている)、心は君のためにある(心は君のためにある)、誰か、僕の魂を救って、どんなやり方でもいいから、今すぐ、ほら。誰かが手を差し伸べてくれる。あなたの愛を乞う。僕はただ手を差し伸べるだけ、あなたの愛を必要としている僕の心。僕を夢中にさせる言葉を言ってよ、さあ。毎日、僕に希望を与えて。見えないけど、言葉なら君に言えるよ、どんな言葉でも。傷ついているし、効果もない、でも心は君のためにある、誰か、僕の命を救って、そうさ
何でもいいから、今すぐ教えて。この心の痛みから僕を救ってくれ、僕の心の痛みを聞いてくれ、僕は本当に嫌だって言えるんだ、ああ、嫌だって
あとどれだけ耐えられる?ああ!」

「Someone Put Your Hand」のデモからのスニペット、そしてその流出したデモ、そのインスト、そして「Liberian Girl」等をサンプリングした80's Mixは90年のテディとのバージョンを使っていますが、ジャジーさがあるのと『Bad』に入っていたら面白いと思い、あえて収録しました。

1.Who's Bad (Demo) 2:44
2.Prince - Wouldn't You Love To Love Me #3 6:15
3.Wouldn't You Love To Love Me (AI Version Snippet) 1:00
4.Crack Kills (Complete Version AI) 3:29
5.Crack Kills (Instrumental) 3:30
6.Crack Kills (Created with Udio AI) 5:26
7.Crack Kills (Fanmade AI Song) 3:21
8.Crack Kills (Demo 1) 3:09
9.Crack Kills (Demo 2) 2:48
10.Crack Kills (Feat. Run DMC) (Fanmade) 4:38
11.Throwing Your Life Away (Snippet) 0:35
12.Throwing Your Life Away (1987 Version) 3:51
13.Smooth Criminal (Early Demo) 4:21
14.Smooth Criminal (1987 Alternate Demo) 3:09
15.Smooth Criminal (Original 2nd Demo from 1987) 0:37
16.Smooth Criminal (Demo 1986/1987) 0:14
17.Smooth Criminal (Rare Demo 1987) 0:36
18.Smooth Criminal (Demo 1987) 0:35
19.Someone Put Your Hand Out (Bad Demo Snippet) 0:15
20.Someone Put Your Hand Out (Original Demo) 6:30
21.Someone Put Your Hand Out (1987 Demo Instrumental) 6:30
22.Someone Put Your Hand Out (Fanmade Demo) 6:13
23.Someone Put Your Hand Out (80's Mix) 5:50

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