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マイケル・ジャクソン / Bad Sessions Definitive Edition Vol.10 (1CDR)

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マイケルの自作曲でアルバムを埋め尽くしたいと思っていたでしょうが、ヒット性のある外部からの提供曲もクインシー・ジョーンズはアルバム候補曲としていきます。

「Song Groove (a.k.a. Abortion Papers)」はクインシー・ジョーンズとの共同プロデュースで、87年にサウンド・キャッスル・レコーダーズでマイケル自身によってレコーディングされました。マイケルが中絶について自身の考えを述べているため、リリースされていれば物議を醸すことになったかもしれません。マイケルはこの曲を正しい形でしっかり作曲しようと、多くの時間を費やしました。

「中絶を経験した女性たちを傷つけたり、罪悪感を抱かせたりしないように、慎重に作曲しなければならなかった…本当によく考えた」。マイケル・ジャクソンのメモより

エンジニアのマット・フォーガーはこう記しています。「しかし、この曲を聴くと、物語を語っているように感じる。マイケルは、この曲のアプローチをどうするべきか、真剣に考え抜いたのです」。

歌詞はネイティブの人でも発音が分からない部分があるそうで、どうやら完成していたとは言えないです。「中絶許可証、命について考えて、僕は子供が必要なんだ」と中絶に反対している内容です。「Abortion Papers」が『Bad』に収録されなかったのは、マドンナが似たようなテーマを扱った「Papa Don't Preach」をリリースしたためだと推測されています。噂によると、当時アルバムの制作チームは、ライバルであるマドンナの真似をしているとは絶対思われたくなかったとのことです。しかしアルバム制作に関わった誰からもその事実は確認されていません。
オリジナルのSong Groove、インスト、アカペラ、そして確かに80年代風という感じの80's Mix。ボコーダー、ゲーム音が入ってとても面白いMetropolis Zone Remix、オリジナルのサウンドを大事にした素晴らしいSWG Extended Mixを収録。

「Cheater」はマイケルとグレッグ・フィリンゲインズの共作です。86年にヘイヴェンハーストで録音されました。結局『Bad』に収録されませんでした。00年に『Invincible』でラッパーのFatと録音したという噂があります。しかしそのラップ入りのバージョンはリークしていません。しかし『The Ultimate Collection』に収録され、プロモーション・シングルとしても「Cheater」はリリースされています。「Cheater (Demo)」と書かれており、未完成だった、と言えます。尚マイケルの11枚目のアルバムのすべきことのリスト、そこに「Cheater」が取り上げられており、Finish完成と書かれているのです。なお87年3月13日から17日にレコーディングされたというバージョンが「Cheater (Demo)」だと思われます。
今回はその「Cheater (Demo)」、そしてインスト。ベースとドラムを前に出したBass And Drums Mixはかなりデモ感があります。そしてアカペラを収録。更にExtended Mixは実は長くなっておらず短くなったエディットなのですが、ロッキッシュなギターが入ってとても『Bad』に収録すべきバージョンになっています。イントロをつけてリンドラム的リズム・トラックを加える等をして伸ばしたExtended Version、いきなりボーカルが入って始まる曲構成を変えたRecondtructed。エフェクトが極端ではなく、キーボードが溶け込んだ形で加えられているAlternate Versionを収録しました。
「Cheater」の歌詞「こんな遊びに俺が一生懸命なのは知っているだろ、CIA内の隔離施設に手紙を書いたりして。警察やお前達のことなんて知るもんか。お前は俺の物、だから金をかけろよ。誰かが言ってる、感じることを放棄しちゃえって。でも頭を吹き飛ばすような刺激こそお前が必要としているものだ。僕は要らないよ、そうお前が言うならお前ってずるい奴だな。やり返してみろ。態度を改めるべきだな」。

「We Are the World」、「Heal The World」、そして「Man In The Mirror」。
これらは、人道的なテーマを掲げ、リスナーに「世界をより良い場所にしよう」と促す名曲です。「Man In The Mirror」はサイーダ・ギャレットとグレン・バラッドとの共作です。クインシー・ジョーンズ(マイケルと共にこの曲を共同プロデュース)は、サイーダを自宅に招き、他のソングライターたちとのミーティングを開くと、次のアルバムの楽曲を一緒に考えてほしいと頼みました。サイーダはクインシーが「ヒット曲が欲しい。それだけだ」と言ったと回想しています。そしてその依頼をソングライティング・パートナーのグレンに持ち込み、サイーダはキーボード奏者として参加します。グレンは、サイーダが鏡を見る男性についての歌詞がある歌を約1年間歌い続けていて、そこから曲作りの着想を得ます。二人は1週間かけてデモを完成させ、サイーダはガイド・ボーカルを録音。その後すぐにクインシーに電話をかけ、月曜日まで待つ必要はないわ、と伝えます。その言葉でクインシーは、すぐに彼女を自宅に招きテープを手に入れます。その4時間後、クインシーはサイーダに電話をかけ、曲の採用を伝えるのです。サイーダとグレンは(サビへと繋ぐ役割の)ミドルエイトを少し長く書き足し、マイケルの要望により、歌詞の一部を修正します。クインシーがウェストレイクにアンドレ・クラウチ合唱団を呼び、ゴスペルボーカルを追加収録しました。
サイーダが歌い、バッキングもキーボード主体でシンプルですが既に名曲として完成している「Man In The Mirror」のデモ、そしてバックサウンドをシンプルに削げ落とし、マイケルがメインボーカルですが、サイーダの歌うパートを増やしたReborn Strippedのファンメイドのリミックスを収録しました。
「Man In The Mirro」歌詞。「人生は一度きり、僕は変えてみたい、そうすればとても気分が良くなるはず、今までとは異なる方に、正しい方に変えるんだ。僕のお気に入りの冬用コート、その襟を立てても、僕の心の中を風が吹く。食べるものに不十分な子供達がストリートにいる。飢餓している状況に目を背けている、僕という人間。夏、無関心。割れた瓶、その口。そして一人の男のSoul。風に任せてお互い従い合う奴ら。行くべき場所を見失っているんだ。だから僕は君達に知って欲しいんだ。僕は鏡の中の男に問うことからから始める。やり方を変えるようにと問いかけてみる。実際こんな明白なメッセージってないよね。もし世界をより良くしたいと思うなら、自分を見つめて変わるんだ」。

1.Song Groove (a.k.a. Abortion Papers) 4:26
2.Song Groove (a.k.a. Abortion Papers) (Instrumental) 4:26
3.Song Groove (a.k.a. Abortion Papers) (A Cappela) 3:48
4.Song Groove (a.k.a. Abortion Papers) (80's Mix) 4:20
5.Song Groove (a.k.a. Abortion Papers) (Metropolis Zone Remix) 3:59
6.Song Groove (a.k.a. Abortion Papers) (SWG Extended Mix) 6:43
7.Cheater (Demo) 5:08
8.Cheater (Instrumental) 5:05
9.Cheater (Bass And Drums Mix) 5:10
10.Cheater (A Cappella) 4:27
11.Cheater (Extended Mix) 4:06
12.Cheater (Extended Version) 6:47
13.Cheater (Reconstructed) 3:59
14.Cheater (Alternate Version) 4:51
15.Siedah Garrett - Man In The Mirror (Demo) 3:54
16.Man In The Mirror (Feat. Siedah Garrett) 5:30

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