
プリンス&ザ・レボリューション / The Last Show Of The Parade World Tour 1986 (2CDR+1DVDR)
¥2,890 税込
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パレード・ツアーの最終公演、そしてプリンス&ザ・レボリューション最後のコンサート。『Septembre』というタイトルが素晴らしい高音質オーディエンスで存在していました。しかしなぜかTokioとプリンス達が叫ぶ部分が巧妙にカットされていたのです。しかしアナログ・ブート『The Last Show Of The Parade World Tour』は同音源ながらそのカットがなく、今回そのアナログ音源をリマスターしてCDR化しました。この横浜球場公演は、パレード・ツアー全体で最大の会場、5万人収容のスタジアムで行われましたが、その録音の質は小規模な会場での録音のように抜けが良く、適度な歓声が親密な雰囲気を漂わせる名音源です。ごく一部欠落している箇所がありますが、完全収録と言っても分からないレベルです。
そして今回その最終公演のオーディエンス映像、そして当時のニュース映像をDVDR化しお付けいたします。映像は当時のハンディ・カメラによるものですからクオリティは低く、「New Position」からだったり、不安定だったり、横浜の街を映してしまったり、真っ黒だったりしますが、ステージとスクリーンを映す、かなり芸達者なことをしています。何よりプリンスとザ・レボリューションのラスト・ライブが日本で行われ、その映像が残っていること、これは奇跡でしかありません。
「I Wonder U」ではウェンディのいち、にー、さん、し!「Delirious」でもあり、かなり日本のオーディエンスを意識したライブとなっているのが何より日本人にとっては嬉しいです。そして映像を観ると、シーラとの「A Love Bizarre」では、プリンスとシーラがかなり仲良く接近状態で歌っています。プリンス自身のマイクをさっと渡してシーラがしっかり声を出して観客を煽る、そんなシーンも映されています。We don't need no music、no we can't singのフレーズ後演奏が静かになり、そこからアイスクリームのシャウトをプリンスが入れる、そのタイミングが絶妙です。「Dance Electric」のフレーズから、ストンプ、そしてハイ、ハイ、ハイ...と日本人を意識したリズム取りをプリンスは行い、「It's Gonna Be A Beautiful Night」のホーン・フレーズも登場。かなりロング演奏となっており、シーラがその中でとても楽しそうに踊っているのが映像だととてもよくわかります。パレード・ツアー前のヒットアンドラン・ツアーで何度かシーラはゲスト参加していますが、この時の来日で彼女とそのバンドは前座を務めています。実はセカンド『Romance In 1600』のツアーで85年9月に既に来日しており、82年には高中正義のツアーでもパーカッションでシーラはメンバーとして参加しています。日本の事情通ということもあっての前座抜擢なのでしょう。尚プリンスの彼女スザンナ・メルボワンは86年ではプリンスの誕生日とその前日のライブ以外レボリューションに参加していません。
「Little Red Corvette」のピアノが映像であるのも嬉しいですが、レア演奏「Do U Lie?」が更に嬉しい!そしてバンドが優雅に絡んでくる辺りは鳥肌です。そしてプリンスの掛け声から「The Ladder」のバンド演奏!これも映像があるのは奇跡!スタジオ・バージョンではザ・レボリューションが演奏していますが、サックスはエディMでした。しかしエリック・リーズのサックス・ソロもやはり素晴らしいです!そしてそのスタジオ・バージョンとは異なるクロージングも最高です。満足げなプリンスの顔、そしてどもありがと、の感謝の言葉...梯を探せ、別々の道を行くようにと示唆しているような歌詞は、ザ・レボリューションの解散を匂わせます。実は「The Ladder」は来日直前の86年8月31日がライブでは初演なのです。そしてスザンナはここに居ませんが、彼女への曲「Condition Of The Heart」もピアノでプレイされているのは感動です。「Under The Cherry Moon」もプルプルしてますがなんとかカメラは捉えています。昔のカメラですから重いでしょうに。「Anotherloverholeyohead」のリサのピアノ・ソロもやはりカメラが固定しませんが、なんとかわかります。「Love Or $」もどうやら寸劇のようなものがジェロームと行われています。でもかなりブラックアウトとなっていて、このファンキーな演奏は音を聴いて映像を想像するしかないですね。「Head」は冒頭こそ映像がないですが、直ぐに入ってきます。プリンスのスリリングな動きに目を奪われますが、ウェンディの的確且つリズムキープ万全なカッティングこそ物凄い。もしかしたらミコ・ウィーバーかも。そして服を脱ぎ始めるプリンス。moreの日本語「もっと」をあらかじめ関係者から聞いていたらしく、もっと!と言って煽ります。そして「Hot Thing」の、どこか二人きりになれる所行こうよ、そこで僕は詩を読んであげる、僕らのお話を作れるはずさ、を僕ら日本人にだけ初披露しています。そして美しい黒髪の人よ、もう帰るのかい。美しい黒髪の人よ、と微妙に歌詞を変えており、日本の女性観客に向けて壮大にプリンスはナンパを仕掛けていたのです。そしてビザール、不思議な、とプリンスはそう呟き悶えます。服を観客に脱ぎ捨てて上半身裸です。そしてそのままマッドキャットを抱えブルージーに奏でるプリンスが超セクシーです。やや長めのイントロから「Pop Life」はプリンスが練り歩きながらポップじゃなきゃと説いて回ります。エリックのフルートソロの映像も入っています。一緒に僕と踊りたい?じゃあ来いよ!と大はしゃぎのプリンスの言葉から「Girls And Boys」は一部元音源で補正してあります。踊るジェロームも映されています。「Life Can Be So Nice」、そして「1999」と無敵のダンサンブル・サウンドが続く一方、刻一刻とザ・レボリューション終末演奏まで、その時が近づいていきます。最後に映されるプリンスの真面目顔...「America」もイントロが少し欠けており、その部分も元音源で補正。そのイントロのギター・カッティングは最高です。「Mountains」のPVで被っていた帽子を被りプリンスが登場。ロッキッシュなギターを弾き入れています。帽子とギターを脱ぎ、オルガンへ。そこから弾きながらバンドに指示を出します。そしてニューホーンズ!と叫ぶと新しいホーン・フレーズが奏でられます。プリンスもI like itと呟き、またWe don't need no musicのフレーズが入ります。ベガス!の掛け声2回後終了。「Kiss」と「Sometimes It Snows In April」は映像はありませんが音のみ収録しています。ウェンディとリサ、二人をプリンスは優しい声で労りつつ紹介し、遂に運命のプレイ、ライブ最終曲にしてザ・レボリューションとして最後の「Purple Rain」となります。プリンスは冒頭で君たちトキオのためだ、と言っています。映像が少ししてから入り、トレンチコートを着たプリンスが映されます。これが最後だと喉を嗄らして歌い、超強烈なギター・ソロを弾いています。しかしその演奏途中に、感極まって、もうこんなギターいらないよ!と白いクラウド・ギターを床に投げつけ、プリンスはそのままステージを後にしようとします。しかしローディーからさっと、どうぞ、と直ぐに別の白いクラウド・ギターを渡され、プリンスは仕方ないなあ、とまたそれを肩にかけてソロを再開させます。更にテンションが高いプリンスのギターが繰り広げられますが、また途中で同じようにギターを投げ捨ててしまいます。プリンスはいよいよステージを後にする、と思いきや、また飄々とマイクがあるステージ正面まで戻って来ます。そしてピアノに座り素晴らしいフレーズを奏でます。タンバリンを振るシーラ・Eの笑顔。大感動の演奏をして、どもありがと!とプリンスが叫びます。シーラと強くハグをし、もう一度マイクの所に戻って叫び声をあげ、本当にフィニッシュ。やり終えた、という安堵の笑みを浮かべるプリンスが居ます。
Parade Tour Finale
Stadium, Yokohama
9th September 1986
Disc 1
1. Around The World In A Day 2. Christopher Tracy's Parade 3. New Position 4. I Wonder U 5. Raspberry Beret 6. Delirious 7. Controversy 8. A Love Bizarre (w/ Sheila E) 9. Do Me, Baby 10. How Much Is That Doggy In The Window? - Lady Cab Driver (instrumental) 11. Automatic 12. D.M.S.R. 13. When Doves Cry 14. Little Red Corvette 15. Do U Lie? 16. The Ladder 17. Condition Of The Heart 18. Under The Cherry Moon 19. Anotherloverholenyohead 20. Love Or $
Disc 2
1. Head (including Hot Thing) 2. Pop Life 3. Girls And Boys 4. Life Can Be So Nice 5. 1999 6. America 7. Kiss 8. Sometimes It Snows In April 9. Purple Rain
DVDR
Parade Tour Finale
Stadium, Yokohama
9th September 1986
New Position / I Wonder U / Raspberry Beret / Delirious / Controversy / A Love Bizarre (w/ Sheila E) / Do Me, Baby / How Much Is That Doggy In The Window? / Lady Cab Driver (instrumental) / Automatic / D.M.S.R. / When Doves Cry / Little Red Corvette / Do U Lie? / The Ladder / Condition Of The Heart / Under The Cherry Moon / Anotherloverholenyohead / Love Or $ / Head (including Hot Thing) / Pop Life / Girls And Boys / Life Can Be So Nice / 1999 / America / Kiss / Sometimes It Snows In April / Purple Rain
4th September 1986
Japanese News
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