
シーラ・E / Music Video Collection 2006 - 2024 (1BRDR)
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シーラ・Eの『Sex Cymbal』後の、ミュージック・ヴィデオを集めたブルーレイです。
まずは古いMVなのでクオリティが1080Pではありませんが、グロリア・エステファンの「No Llores (Don't Cry)」。07年の彼女のアルバム『90 Millas』に収録された情熱的なラテン・ポップです。カルロス・サンタナ、グラミーで最優秀新人賞を取ったホセ・フェリシアーノ、そしてシーラが参加。MVでもキュートな叩き方でシーラは登場しています。
「Glorious Train」はとても高揚感のあるシングル・ポテンシャルがある曲です。MVのクオリティも1080Pではありません。尚10年8月15日にシーラのサンフランシスコのYoshi'sでのパフォーマンスの際に売られていたCDR『From E 2 U』にも収録されていました。
ここからは1080Pクオリティが続きます。そして映像監督はシーラの弟ピートが殆どを担当するようになります。「Mona Lisa」はプリンスの「Get On The Boat」をよりシーラ寄せした快活ラテン・ファンクで、クリスチャン・ラテン・シンガーのルシア・パーカーが参加。
ゴスペルからネオソウル、ヒップホップとあらゆるジャンルを行き来するB. Sladeが素晴らしいアクセントなった「Fiesta」はシーラのパーカッシブで活気のあるグルーブを中心に祝祭チューン。MV中のダンスがとにかく観る者を巻き込みます。
「Lovely Day」は愛する人と過ごすことで、いつもが特別な1日になる、という歌詞のとてもハッピーな曲。MVでシーラが男性と出会うととてもプリンシーなファンクになっていくのが最高です。『Icon』収録。
ここまで13年『Icon』収録曲です。ラテン・ファンクが多いですが、この「Who I Am Now」は今までの人生を振り返り、その培いが今の私が持つ強さを肯定させてくれる、どこかプリンスとの真の決別をも感じさせる美しいバラードです。プリンス時代、ソロとなったシーラの画像、映像が入って素敵な絵画のようなMVとなっています。
『Icon』に続くアルバム制作中の16年4月。プリンスに捧げる曲を制作、それが「Girl Meets Boy」です。シーラによるピアノと少しのストリングスで構成されたとても悲しい曲。シーラもMVの中で泣いています。ヤング・プリンスの笑顔...。アルバムもそのタイトルで作られていましたが、未だリリースされていません。そして21年にプリンスとの長年の関係を描いた伝記映画のタイトルも『Girl Meets Boy』で、上映されると告知されつつも世に出てはいません。
私はまだ少女だった
そして会ったあなたの面影も
少年だった
それでもあなたは私の世界を揺さぶった
そして心の奥底で
私も同じことをしていたと思っている
あなたの愛を私に大量に浴びせた
あなたの愛が雨のように
昨日
私たちの大切な思い出
もしかしてこれは夢?
目覚めたくない
あなたと一緒にいたいの
ようこそ、私の世界へ
あなたが去った
土砂降りの雨
あなたが去ったから
雨が降り注いだ
それでも、私はあなたの世界を揺さぶったわ
そして心の奥底のどこか
あなたも同じように私を揺さぶったの
ただの少女
ただの少年
あなたの愛の雨が私に降った
「Funky National Anthem」の星条旗賛歌と心打つメッセージ、プリンスのレボリューションのライブ・バージョンを再現した「America」も愛国心を感じさせる歌詞と斬新なアイデアのMVです。そして愛しかない「What The World Needs Now」も名MV。ポインター・シスターズの「Yes We Can Can」のカバーですが、オバマの言葉に寄せて左翼活動家アンジェラ・デイヴィスを語らせた「Yes We Can」がカッコ良し。「Everyday People」はフレディー・ストーンが参加していますが、彼の声がスライにそっくり、プリンスのカバーよりスライっぽい「Everyday People」はシーラ主体のエディMも絡むプリンスのバージョンでは聴けない、プリンシーなファンキー展開が入ります。これらは17年のアルバム『Iconic Message 4 America』からのMVです。
私のパーティは並ぶ必要なし「Line」はスヌープ・ドギー・ドッグ参加の真夏に聴き浴びたいナンバー。
プリンスとシーラは11年5月21日のサンノゼ公演を最後に共演していません。その日前座にEファミリーが行うはずでしたが、ラリー・グラハムとGCSに変更となっています。後の30日ツィッターでプリンスとは共演しないとシーラが上げており、12年9月のWelcome 2 Chicago公演でも、共演しない、もう出来ないのよ、なぜならプリンスが...とツイートしています。プリンスがシーラを嫌いになった、ということのようですが、その理由はシーラの自伝『Beat Of My Own Drum』でラブセクシー・ツアー中にステージでプロポーズされた、と書いたから、またプリンスから貰った音楽学校設立の資金の使い道、このような理由があります。ここで20年リリースの「Lemon Cake」の歌詞抄訳です。
あなたが私の唇に残した味、最高
私がすることはあなたのためだけ
ただ接着剤のようにあなたとくっつきたい
もう終ったと思ったのに
あなたのことが忘れられない
彼は私のレモンケーキが大好きだった
レモンケーキを口実に
ロイヤルティーとレモンケーキ
深夜は私があなたと一緒に一番いたい時
オレンジジュース?トースト?
ただあなたを見ている
私が唇をなめる、でもこんなことしない、キスしてくれるまで
ボーイ、プリンス、彼は私のレモンケーキが好きでした
シーラがプリンスにレモンケーキを作ってあげていたと歌っていますが、レモンケーキを作っていたのは実はブレンダ・ベネットの旦那さんで、80年から93年までライトニング・デザイナー、エンジニアを務めていたリロイ・ベネットだと、ブレンダが、更にリロイもそうだと肯定するツィートをあげています。そしてアポロニアのfacebookでのコメントです。
「20年4月21日は、私たちの最愛のプリンスが亡くなって4年目の記念日です。この困難な時期に、私とパープル・レインのファミリーは、プリンスの遺産を守るために最善を尽くしてきました。これは愛情のこもった仕事でした。私たちは誰にもプリンスの歴史を書き換えさせません。プリンスは「Lemon Cake」という曲を書きました。このタイトルは、彼のために焼かれたおいしいケーキに基づいており、パープル・レインでの受賞歴のあるライトニング・デザイナー、リロイ・ベネットからインスピレーションを得ています。彼の悲しい命日の数日前に、なぜ誰かが彼の曲のタイトルを使用するのでしょうか?そして、なぜパープル・レイン・ファミリーは、20年4月21日にテレビ放映されるプリンス・トリビュート・コンサートでプリンスに敬意を表す機会さえ提供されなかったのでしょうか?プリンスのバンド、ザ・レボリューションは、出席して演奏するために文字通り戦わなければなりませんでした。端的に言って、このような扱いと行為は受け入れられません。私はこれらの出来事すべてに心から悲しんでいます。プリンスの遺産が歪められていることに吐き気がするので、文字通り公の場で話すことを余儀なくされました。パープル・レイン・ファミリーは今もなお、彼の遺産を守り続けています。そしてプリンス、あなたを永遠に愛し、守り続けます。 いつも温かいお言葉、そして変わらぬ愛とサポートをありがとうございます。心から感謝しています」。
お付き合いしていたプリンスとシーラが二人きりで何をしていたか、それは二人しか知らないことです。蛇足ですが、パープル・レイン・ツアーの前座はアポロニア6ではなく、シーラが担当しました。共に84年にリリースされていますが、アポロニア6のアルバムよりシーラのファーストの方が売れています。尚先の音楽設立資金の話もアポロニアのツイートからです。
プリンスの「Lemon Cake」という曲は未リークのため歌詞は不明です。しかし録音時期はわかっており、85年4月16日サンセット・サウンド、メンバーはプリンス、シーラがドラム、ウェンディがギター、リサがキーボード、彼らによるジャムセッションです。この日は「Life Can Be So Nice」も録音されています。「Lemon Cake」には翌日に録音される「New Position」のエレメンツが含まれていると言われており、これが独立した曲なのか、それとも「New Position」の初期バージョンなのか定かではありません。もしかすると歌詞はないインストの可能性さえあります。
そして20年4月20日のエリック・リーズのfacebookでのコメントです。
「親友のシーラ・Eとリロイ・ベネットが、プリンスの好物であるデザート、レモンケーキを焼くことについての「会話」を、興味深く読んでいます。あまり知られていませんが、当時私たち全員が彼のためにこのお菓子を作れるように求められていました。80年代後半にPRNと私が締結した雇用契約書の13ページ、第4段落、第2B項には、「本契約に基づき、従業員と呼ばれる当事者は、レモンケーキと呼ばれるお菓子のレシピに精通し、雇用主と呼ばれる当事者(すなわちプリンス・ロジャース・ネルソン)の依頼に応じてこのケーキを作れるようにしなければならない」と書かれています。
プリンスが私にレモンケーキを作らせてくれたのは、一度だけでした。偶然にも、それは過ぎ越しの祭りの週でした。確か87年か88年のこと。そこで、この機会にラビにケーキの祝福をお願いするのもいいかもしれないと思い、誇らしげにレモン・コーシャー・ケーキをプリンスに贈ったのです。なんと彼はケーキをとても気に入り、一時期ユダヤ教への改宗も考えたほどだったのです。よってあの悪名高いヴォルトのどこかに、彼の名曲「The Cross」のリメイク版が眠っているはずです。歌詞が少し変更され、タイトルも……「The Nosh」となって……」。
尚シーラのこれらについての反論は見つけられませんでした。
シーラのMVについての話に戻ります。24年4月にリリースのサルサ・アルバム『Bailar』からタイトル曲を含む4曲のMV、そして「Bemba Colorá 」のみパフォ映像が収録されています。そして『Icon』に収録されていましたが24年に突如リリースされた「Oakland N Da House」のMV、そしてボーナスにエル・デバージとシーラ、そしてツアー&プロダクション・マネージメント兼ベースのレイモンド・マッキンリーの3ピースによるパフォ、シーラはドラムですし、エルもそれほど歌っていないのですが...素晴らしいです。
Gloria Estefan - No Llores (Don't Cry) (2006)
Glorious Train (2009)
Mona Lisa (featuring Lucia Parker and Gisa Vatcky) (2013)
Fiesta (featuring B. Slade) (2014)
Lovely Day (2014)
Who I Am Now (2014)
Girl Meets Boy (2016)
Funky National Anthem: Message 2 America (2017)
America (2017)
What The World Needs Now (2018)
Yes We Can (featuring Angela Davis) (2018)
Everyday People (featuring Freddie Stone)(2018)
No Line (featuring Snoop Dogg) (2019)
Lemon Cake (2020)
Bailar (featuring Luis Enrique) (2021)
Bemba Colorá (featuring Gloria Estefan and Mimy Succar) (2024)
Bemba Colorá (featuring Gloria Estefan and Mimy Succar) (Live)
El Rey Del Timbal (featuring Gilberto Santa Rosa) (2024)
Playa Tequila (2024)
Oakland N Da House (2024)
Bonus : with El Debarge
In A Special Way - Jam - Jam - All This Love
Pro-shot
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