
プリンス / For Your Memories The O9 Aug 18-2007 (4CDR)
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ロンドン9番目の夜はメインもアフターショウもプリンス大活躍の演奏をふんだんに楽しむことが出来る素晴らしい内容です!そして音質もメリハリのある観客の声も比較的オフ気味の高音質オーディエンス!まずメインのショウは、ロンドンでは意外に演奏されないこの曲でスタート、NPGホーンズのみのこの軽やかなイントロ、そしてバンドが突然入ってマイク・フィリップスのボコーダー、少しずつ「3121」の演奏が形作られていきます!そしてプリンスがロンドン!の掛け声で登場しついに歌い始め!マイク、シェルビーとバックがワサワサ盛り上げますが、ロングなイントロの割りにあっさりと終了、「Girls & Boys」、「1999」と続きますが、どれも冒頭に持ってこられてもおかしくない大盛り上がりのアッパーチューン群!アドレナリン大放出のオープニングです!「1999」の終わりで凄いテンションのギターソロを入れるとそこから間髪入れずに「Peach」へ。BB Kingの「Rock Me Baby」のフレーズを歌うレア・プレイがあって、今度はロックとなり「Shhh!」へ。「Musicology」では「Prince & The Band」に行きそうになるのをプリンスがバンドを止め、「Sign O The Time」のカラオケを鳴らし始めて、客電もつけて一気にカラオケセットへと強引になだれ込みます。確かに中盤でカラオケセットを組み込む事自体変則的ですが、長めに披露されてかなりの時間を割いていることが白眉と言えるでしょう。まず「Party Up」もみんなで合唱するくらいだし、「D.M.S.R.」ではなんとメイシオを呼び出して何か吹けと命令し、そしてメイシオも器用にファンキーなフレーズで応対するハプニングも。「When Doves Cry」もプリンスが殆ど歌って、そこから「Head」へ、ここでプリンスが最高のピアノ・フレーズを入れてファンキーに展開します!「Pop Life」もバック・コーラスを入れて長めにプリンスは歌い、そして軽やかなピアノ・フレーズと共に「Raspberry Beret」を歌いますが、プリンスのキーボードは止まらず、その勢いのまま「Sexy Dancer VS Le Freak」のディスコ大会へと雪崩れ込みます!ここでレナートに突然ソロを弾かせたり、とにかくプリンスのバンマスのタクト振りが気持ち良い、インプロ・ライブ!「Controversy」のメイシオ大活躍の演奏までノンストップ、プリンスのマジック・ショウのような目まぐるしく展開する、ついに完成形となった究極カラオケセットを奇妙にブレンドした、フリーキー・ジェット・コースター・ライブ!しかし90分弱のメインショウ、後半のアンコールはあっさりと終了してしまってがっかり... 否、プリンスはそのパワーをアフターショウに残していたのです!
結構アフターショウでプリンスは頭からラストまでステージに上がっていることは決して多くなく、裏方にいることがありますが、この日のアフターショウはとにかくプリンスが前面に出て正にこれぞプリンスによるアフターショウという展開で終始します!そして前述したように臨場感があって音質が良く、結果プリンスのアフターショウとしてベストと言えるものになっています!まずはドラムとマイクのボコーダー、そして妖しげなホーンと、今まで聴いたことが無いイントロから「Superstion」へと気がつくと演奏されている超ファンキーなオープニング!そしてプリンスは人に歌わせず、スティービーも嫉妬するほどアグレッシブなボーカルを披露!こんなロックな「Superstion」は初めて!ホーンもこれ以上なく盛り上げ、マイクもボコーダーでフォローし、メイシオのソロにシェルビーのシャウト、ずばりベストな演奏!プリンスのキーボードが冴えているのがこの演奏の素晴らしさのキーなのですが、続く「Higher Ground」でもスティービーが羨むほどのプレイが続き、プリンスは低いボーカルパートでシェルビーと奇妙に絡むファンクネス120パーセントフルスロットル・バージョン!ここまで15分ノンストップですが、プリンスの冴えるキーボードは続く「A Love Bizarre」で沸点へ!ボーカルもシェルビーと絶妙で、シーラもジェラシー、それは一度バンドを止めてから、あのシーラEとプリンスのプロモーション・ヴィデオさながらのエクステンド・バージョンとなっていて、メイシオらの最高のホーンが入って、ずばりベストの「A Love Bizarre」なのです!これは聴いたらわかります、8分間の止まらないエクスタシー!そしてマーバ・キングがメイン・ボーカルとなりますが、ここでも流麗なピアノ・プレイ、これもプリンスによるもので、ギターがメインのバージョンよりジャジーで美しく、プリンスも時折ハモリでボーカルを入れてきて存在感をアピール!そしてそのピアノ・プレイの素晴らしさを維持しながら、「The Ballad Of Dorothy Parker」!ロンドン21夜中唯一披露された日ですが、ピアノだけのシンプルなバージョンで大変レアですし、やはり美しい。ビル・ウィザースのカバー「Use Me」はホーンが最高のフレーズを奏でますが、プリンスがここでもソウルフルな喉を披露!そしてキーボードのバッキングも完璧にビル・ウィザースのそれを模倣、今までのお座なりバージョンと思っては大間違いのこれぞ8分間の究極R&Bが楽しめます!「Stratus」でジャジーに展開するも、真のジャズは「Satisfied」で!実は演奏こそ「Satisfied」ですが、歌っている歌詞はミュージッコロジー・ツアーで披露していた「The Rules」で、プリンスがいつもより語り歌っています!観客もプリンスのベッドでのルールを聞いて、笑っていて、アットホームですが、ホーンやレナートのここでと言うところで入るソロが最高のムーディーな11分!続くはシェルビーの「Love Changes」、「Baby Love」の2曲のマザーズ・フィネストのカバーでは、プリンスが吼えるようなギターとバック・ボーカルでシェルビーをも圧倒、8月17日のアフターでもプレイしていたMyaもバック・コーラス参加と文句無しのプレイ!そしてラストがスライの「Thank You」、まず最高のギター・カッテイングを弾いて観客を魅了、しかしバンドを止めてしまい、お茶らけます。しかし直ぐに再開、プリンスのギターカッティングがとにかくリズミカル且つ、時折ワウやファズを効かせて変幻自在、そして芸達者にボーカルを入れ、結果若きスライをも怒らせるほどの最高の「Thank You」となっています。そしてホーンもとにかくプリンスに喰らいつくように吹き、途中トーンダウンしても又ゾンビのように、ベースやHey Funky Londonのボコーダーも入って息を吹き返し、プリンスはシャウトの連発!これ以上の躁状態の「Thank You」はありません!ベスト・アフターショウ賞!!ロンドン21夜、一つ選ぶとしたら、とそんな話がありますが、確かにどれも素晴らしい、でもこの日のこのアフターショウをベストとする人がいても、それは絶対に間違いではないです!
そしてボーナスも豪華、まずはBBC Radio 1 Xtraで流された、プリンスのThe Truth、これはこのロンドン21ナイツを意識したドキュメンタリーです。そしてFor Your Memories The O5 Aug-10-2007にも収録されたYam Who Re-Editという、ヴィンテージ機材を使用してぶっとくファンキーなグルーヴにリミックスするDJに厚い信頼があるミックス、ここではメインショウでも流されていた「Head」をミックス、ファンキーに仕上げて収録、クラバー悶絶必死です!しかしやはり今年最高のプリンス・ファンク曲はこれです、そうロンドン21夜以降に突如世に問われる形で流出した「PFUnk/F.U.N.K.」です!キャミール声で終始するプリンス、NPGホーンズ独特のホーン・アレンジ、ぶっといベースを骨格としながらも下手な装飾をしないピュアなファンク、シェルビーもたっぷり絡んだ、踊らずにはいられないベストチューンを最高音質で収録!!何でこんな素晴らしい曲をアルバムに入れないの?良いのです、このタイトルで聴けるんですから!For Your Memories中ベストのアイテム、否プリンスアイテム中最高と呼んじゃえ!音楽ファン大嫉妬のマストタイトルです!
Disc 1 The O2
Jazz Intro (Including Alexander's Ragtime Band/Music! Music! Music!/The Entertainer) - 3121 (Including Alexander's Ragtime Band - Music! Music! Music! - The Entertainer) - Girls And Boys - 1999 - Peach/Rock Me Baby - Shhh - Cream - U Got The Look - Musicology - Sign O' The Times* - Partyman* - Alphabet St.* - D.M.S.R.* - Erotic City* (Intro) - Nasty Girl* (Intro) - Erotic City* (Intro - ) - When Doves Cry* - Head* - Pop Life* - Raspberry Beret - Sexy Dancer VS Le Freak - I Feel For You - Controversy (Including Housequake) - What A Wonderful World (Instrumental) - Purple Rain
* = Karaoke Set
Disc 2
Kiss - Let's Go Crazy
Bonus The Truth BBC1 Xtra - Head(Yam Who Re-Edit) - PFUnk/F.U.N.K.
Disc 3 Indigo2
Intro - Superstition - Higher Ground - A Love Bizarre - Sweet Thing - The Ballad Of Dorothy Parker - Use Me - Stratus
Disc 4
Satisfied/The Rules - Love Changes - Baby Love - Thank You (Falettinme Be Mice Elf Again)
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