特別価格！プリンス/ONA Buffalo Complete Edition (5CDR)

アフターショウのサウンドボードを含むONAツアー初期バッファロー公演のベスト・コンピ！

プリンスのキャリア史上最もプロフェッショナルなショウとして定評のあるワンナイトアローン・ツアー。その最初に行われたUSツアー、その初期にあたる02年3月8日のメインショウ、そしてその前に行われたリハーサル、更にツアー始まって初となるアフターショウ、これはオーディエンス、そしてサウンドボードの2種を収録したタイトルをスペシャル価格でご提供します。

まずメイン・ショウですが、音質もオーディエンス録音ですがハイクオリティー、初期のライブの代表的音源です。Rainbow Childrenのジャジーな演奏、Muse 2 The Pharaoh、そしてアルバム未収録曲Xenophobiaもバッファロー、ニューヨークと即興で歌い入れるご機嫌な12分の長尺プレイでメイシオも絶妙にホーンを聴かせてくれて正直屈指の完成度高い演奏です。そしてジョニ・ミッチェルのカバーA Case Of UもOne Nite Aloneに収録させているだけあってレパートリー内で素敵なピアノと歌を披露、とてもプリンシーなMellow、1+1+1=3はオハイオプレイヤーズのLove Rollercoasterを含めた観客をステージに上げるトータル13分のアップテンポなファンク。ブルージーなThe Other Side Of The Pillowもこの卓越したバンドだからこそ栄えるプレイ。そしてサイン・オブ・ザ・タイムズからのStrange Relationshipも嬉しい選曲、そしてメイシオがいるからのPass The Peas、そして演奏をストップさせて焦らすSing A Simple songの重厚なバージョン、そしてデルフォニックスのLa, La, La Means I Love You、エリカ・バ・ドゥのDidn't Cha Knowというこんな曲もカバーしているんだと衝撃の演奏、特にDidn't Cha Knowを歌っているのはベースのロンダ・スミスです。素敵な喉を披露、ジェフ・ベックのバンドに今彼女はいますが、彼女に歌わせてもいいかもしれませんね、ジェフ。そしてしっかりとプレイされているWhen You Were Mine、One Nite AloneからのAvalancheの美しい調べ、Rainbow ChildrenからのFamily Nameのファンク、そしてヒット曲Take Me With U、Raspberry Beretもちゃんとプリンスは歌っていて初期の頃はきちんと略さずプレイしていたのがわかります。そしてレアパフォーマンスのSantanaメドレー、そしてピアノセットへ。名曲Adoreは4分も演奏されている素晴らしいバージョン、短いですが美しいNothing Compares 2 U、ホンキーなGirls And Boys、そしてバンド演奏はしないとしていたPurple Rainのピアノ・バージョン、崩して歌っていてブルージー・バージョンとも言え、大変新鮮に聴こえます。儚いFree、みんなのうたStarfish & Coffee、名曲Sometimes It Snows In April、そして静かなI Love U But I Don't Trust U Anymore、そして皆で一つになっていくHow Come U Don't Call Me Anymore、最後はこの名曲Lovesexy収録のAnna Stesia、これぞ大団円の11分演奏。

そしてDisc 4の後半にはこのライブ前に行われたサウドチェックが収録されています。当時NPG Music Clubのプレミアム会員はライブに優先して良い座席が供給され、更にサウンドチェックも何時間も並んで待たされてですが観ることが出来ました。そのシステムがこの初期のONAツアーでもあったのです。あくまでサウンドチェックなので観ている人もそれほど騒いでいません。よって音質はオーディエンスながら大変すばらしいものです。まず後のアフターショウでプレイされることになる Thank You For Talkin' To Me Africa、Thank Youのダウナー・バージョンはプリンスが暗くしてと言ってジャジーに演奏します。プリンスのボーカルもとてもジェントルで、演奏はメンバーは皆真剣且つスムーズです。後のアフターショウ同様4 The Tears In Your Eyesのフレーズ入り。そしてやはりジャジーなThe Work, part 1はボーカルがなくメイシオらホーンとフリーキーなギターと鍵盤系が前に出たバージョンで多分にリハーサル的。しかしこの2曲は共にメインショウ、そしてアフターショウとも異なる展開を持っています。そしてプリンスのトークの後、これは奇跡！プリンスの来日仙台公演でラストに披露されたLast December、ここではバンド演奏でついに披露されています。美しいバッキングと滑らかなファルセット、感動です。リハーサルさがあり、プリンスの指示が入り、観客に歌わせたりして評価しています。トータル10分強ですが、練習を終えた後半でプリンスはかなりきちんと演奏していて、成功したと観客は大喜びしています。最後に、ではまた今夜、と言ってプリンスが去っていきます。

さてツアーが始まって初めてのアフターショウ、最高音質のオーディエンス完全収録が存在していましたが、今回サウンドボード音源が発掘され、そのピュアなサウンドと比較して楽しめる仕様となっております。尚サウンドボード音源の方は残念ながら、ラスト2曲が未収録、そして後1曲は不完全収録となっています。
Thank Youのダウナー・バージョンではまずロンダ・スミスがいません。しかしその代わりに御大ラリー・グラハムがベースです。やはりスライの曲ではラリーがいると重厚さが違います。フルートのような音色がとてもジャジーですが、恐らくメイシオ・バーカーによるものではないでしょうか。14分もの壮絶なジャズ・ファンクでサウンドボード録音ではより個々の楽器の音の輪郭がくっきりとしていてその芸達者ぶりがわかります。ホーンのうねり、ラリーの弾けるベースとプリンスのギター、彼らのファンクネスを是非サウンドボードで堪能してください。素敵なカッティングから始められるいつもとは異なるジャジーな香りのするThe Work Part1は9分以上の素晴らしいバージョン。そしてラリーのファズ・ベースと彼のスリー、フォーの掛け声からスリリングにプレイされるThe Jamはそれぞれのメンバー紹介からプレイされる演奏がとても長く、結果9分にもなっているのは珍しいです。そしてイントロが長く、演奏が始まると今度はプリンスが歌いギターを弾いているPaisley Parkは、パレード・ツアーよりもフリーキーで、この辺りもサウンドボードでオーディエンスの一体感とは別の演奏そのものの良さを楽しむことが出来ます。一度演奏が止められてしまい、観客に歌わせる場面もありますが、またプリンス自身がプレイを再開してくれる様もサウンドボードでは生々しく感じることでしょう。そしてRave In2 The Joy Fantastic収録のBeautiful Strangeはいきなり崩して歌い始めて面を食らいますがスタジオ・バージョンよりもスローですが、ギターに破壊力があり、その緩急もサウンドボードで楽しみたい所です。9分のベスト・バージョンと呼べる名演です。剃刀のようなギターの音色で始まるCalphoun Squareもレア・パフォーマンスで、プリンスも一筋縄ではいかない歌い方とバッキングとのインタープレイを魅せ、文句のつけようのないパフォ。そしてDolphinはただでさえレアパフォーマンスですが、ここではスローバラード・バージョンで、切なくも美しい演奏が楽しめます。6分の完成されたDolphinから間髪入れずThe Rideのブルーズに。ホーンが入った大仰なバージョンで、サウンドボードでは感動させられること間違いなし。There Was A Timeはメイシオ・パーカーがメイン・ボーカルの大変レアな演奏。冒頭はJB'sさながらスリリングなインストが続き、ウッ、ハッとJBのようなシャウトを入れつつメイシオがファンキーな喉を披露しています。正直その様はオリジナルのジェームス・ブラウンでさえ拍手をしてしまいそうな位にファンキーです。残念ながらサウンドボードはこの曲の5分辺りでカットされてしまいますが、オーディエンスでは完全収録ですので、ここからDisc 4で楽しみましょう。更にジェームス・ブラウン・マナーなインストが更に続き、メイシオがバンマスとなってJBズのサウンドを展開させている様が目に浮かびます。プリンスもメイシオ・パーカーだぞ、と煽っています。でもロンダ・スミス、ドラムのジョン・ブラックウェルも呼び出してゴーゴーのようなドラムを叩かせたりと最高のジャムが延々と続きます。そしてラストは今度はラリー・グラハム（そうです、メイシオとラリー、そしてプリンスの3つ巴のとんでもない程すごいアフターショウなのです）、プリンスによるSing A Simple Song、メインショウより贅沢なクロージングとなっています。

Disc 1
1.The Rainbow Children 2.Muse 2 The Pharaoh 3.Xenophobia 4.A Case Of U 5.Mellow 6.1+1+1=3 7.Love Rollercoaster 8.The Other Side Of The Pillow 9.Strange Relationship 10.Pass The Peas 11.Sing A Simple Song 12.La, La, La, Means Eye Love U

Disc 2
1.Didn't Cha Know? 2.When You Were Mine 3.Avalanche 4.Family Name 5.Take Me With U 6.Raspberry beret 7.Santana Medley 8.Adore 9.Under The Cherry Moon 10.Nothing Compares 2 U 11.Girls And Boys 12.Purple Rain 13.Free 14.Starfish And Coffee 15.Sometimes It Snows In April 16.Eye Love U, But Eye Don't Trust U Anymore 17.How Come U Don't Call Me Anymore 18.Anna Stesia

One Nite Alone Tour
Shea's Theatre, Buffalo
7th March 2002

Disc 3

1.Intro 2. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Again) - 4 The Tears In Your Eyes 3. The Work, Part 1 4. The Jam 5. Paisley Park 6. Beautiful Strange 7. Calhoun Square 8. Dolphin 9. The Ride

Disc 4
1. There Was A Time 2. Instrumental Jam 3. Sing A Simple Song

One Nite Alone Tour Aftershow
Tralf, Buffalo
8th March 2002 (am)

4. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Again) - 4 The Tears In Your Eyes 5. The Work, Part 1 6. Prince Talks To NPG Music Club 7. Last December 8. Billy Sparks Talks

One Nite Alone Tour Soundcheck
Shea's Theatre, Buffalo 7th March 2002

Disc 5
1.Intro 2.Thank You (Falettinme Be Mice Elf Again) - 4 The Tears In Your Eyes 3.The Work, Part 1 4.The Jam 5.Paisley Park 6.Beautiful Strange 7.Calhoun Square 8.Dolphin 9.The Ride 10.There Was A Time (Cut)

Soundboard Recording
One Nite Alone Tour Aftershow
Tralf, Buffalo
8th March 2002 (am)