ザ・オリジナル7ven - Live In Minneapolis(2CDR)

モーリス・デイ、ジミー・ジャム、テリー・ルイス、ジェリービーン・ジョンソン、テリー・ルイス、モンテ・モア、ジェローム・ベントンにジェシー・ジョンソン。ザ・タイムのオリジナル・メンバーが再結集したザ・オリジナル7ven、実は殆どライブを行っておらず、大変貴重なオーディエンス録音をリリースします。しかもプリンスを挑発するようにご当地ミネアポリス、ステイト・シアターの11年11月5日のライブです。快活な新曲Strawberry Lakeのバッキングでジミー・ジャムがメンバーの名前を連呼し、Get It Upがプレイされます。ザ・タイムの時の名曲をオリジナルメンバーで！正に涙なしでは聴けない最高の演奏の連続。「Jerk Out」もジミー・ジャムとテリー・ルイスのプレイ、そしてカモン、ジェシーとモーリスに呼ばれ飛び出すギター・ソロ、もうこれが真のJerk Outのプレイなんだ、と呆然とさせられる位カッコ良いです。モーリス・デイが中心となっていたザ・タイムのとはアレンジが異なっており、もちろんプリンス作の曲は当然演奏されているのですが、Fishnet、Oak Treeのモーリス・デイのソロ曲、そしてジェシー・ジョンソンのBe Your Man、Can You Help Meが凄まじくファンキーなカッティングとボーカルで披露されていることが素晴しいです。そしてそのジェシーー・ジョンソンがいることからかBlondieのロックなナンバーもプレイされ、ジェシーのギター、更にジミージャム、モンテ・モアのキーボードがフィーチャーされ、オリジナルのザ・タイムなんだと、名前は使えなくても演奏はやはりあの80年代に一世を風靡した彼らのサウンドだと感じさせてくれます。#Trendin'という新曲もプレイされ、新しいサウンドも提示してくれているのも貫禄たっぷりで、単なる懐メロリユニオンとは全く違う、これでもう一度ミュージック・シーンに殴りこんでやる、という気概が感じられます（その後解散してしまうんですけども）。そのオリジナルでプレイされるラスト辺りのThe Bard、Jungle Loveは最強メンバーが繰り広げる強靭且つリアルなバージョンとなっているのは衝撃です。最早世界最強のファンク・バンド、そう呼んでも過言ではなかったオリジナル7venのスーパーライブです。

Disc 1
1.Q-Bear Intro 2.Strawberry Lake Intro 3.Get It Up 4.Cool 5.Wild And Loose 6.777-9311 7.The Stick 8.Blondie 9.Fishnet 10.Oak Tree 11.Jerk Out

Disc 2
1.The Skillet/Jesse Johnson Solo 2.Be Your Man 3.Can You Help Me 4.#Trendin 5.Ice Cream Castles 6.Gigolos Get Lonely Too 7.The Walk 8.The Bird 9.Jungle Love

State Theater, Minneapolis, MN
November 5, 2011