NLシリーズ パーラメント・ファンカデリック / Landover 1981 (1BRDR)
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ジョージ・クリントン率いるパーラメント、ファンカデリックの名映像。内容はどれもこれも素晴らしいのですが、古いもののためクオリティが高いものは少なく、途中でカットされコンプリートではなかったり、ノイズが入っていたりしているのもあります。しかしその劣化を抑えるべく今回1080Pのブルーレイにし、超お求めやすいNLシリーズにてリリース致します。ブルーレイながら解像度はマスターがビデオでないためか粗さが目立つ部分もあります。
ジョージ・クリントンが財政難とレコード会社の契約によりパーラメント、ファンカデリックを解体せざるを得なくなる81年6月。スライやブーツィーらを連れて行ったザ・グレイテスト・ファンク・オン・アース・ツアーですが、結果その名義でのラスト・ツアーとなってしまいました。その模様を収録した4月17日キャピトルセンターのライブ。オープニングはレッド・ホット・チリ・ペッパーズもカバーする、というかレッチリが思いっきり影響を受けているAlice In My Fantasies。インストですが圧巻、そこからCosmic Slopへの流れも完璧で、それを担うはフライングVを弾くマイケル・ハンプトンです。ゲイリー・シャイダー、レイ・デイビスらボーカル陣も好調。誰の子供なのか不明ですが(ジョージの息子トレイ・リュードではないでしょう)3歳か4歳くらいの男の子が指でPファンクのサインをしてステージにいます。ゲイリーのギターソロで踊るジョージ、彼がMCをしつつチャック・ブラウンのBustin' Looseのフレーズを唱えます。「俺は自由になりたい気分なんだ」と人種偏見もそうなのですが、レコード契約や資金繰り、そういった問題からも自由になりたいとジョージは思っているからのカバー演奏なのでしょう。そこからレイの低音が挟み込まれGive Up The Funk(Tear The Roof Off The Sucker) のプレイに。ジョージもがなりながらボーカル陣の先頭で歌っています。ブーチィー・コリンズのPsychoticbumpschoolやBootzillaのフレーズをホーニー・ホーンズが差し挟むとてもダンサンブルなバージョン。そしてゲイリーのギターでNight of the Thumpasorus Peoplesへとスイッチ。あまり長くプレイされていませんがその分濃厚なプレイです。そしてゲイリーのMCから待ってました、ソウル・シングル・チャー1位のOne Nation Under A Grooveの演奏!ドラムはタイロン・ランプキンではなく、ブーチィーのドラム、フランキー・キャッシュ・ワディ。タイロンはパーカッションだと思われます。あまり崩さず素直な演奏でPファンクとしては聴きやすいアレンジです。ここでもレイの低音のコーラスがとてもファンキーに効いています。演奏が殆どされない部分でも観客は反応、歌っている程の人気ぶり。ベースはロドニー・カーティスかもしれません、最高にグルービーなソロがあります。後半のダークなジャズ的展開もグッド。「(アメリカは)グルーブの下に一つの共和国」。Pledge of AllegianceのOne nation under Godをジョージがモチーフにしているにせよ、アメリカ限定ではなく、世界は、としてよいと思います。それだけこの曲は、そしてこの演奏は皆が恍惚に踊らされるナンバーなのです。Gloryhallastoopid、偉大なる超おバカと唱えるメンバー、そこからTheme From The Black Holeのダンサンブルな演奏へ。79年のアルバムGloryhallastoopid収録曲ですが、そこではサーノーズがスターチャイルドを倒しロバに変えてしまう歌詞となっています。しかしライブではサーノーズが高く変声して少し語るものの、ロバになる所は歌われず、その代わりにホーンが大フィーチャーされワンネーション的なグルーブが感じられるファンクとなっています。そしてジョージはファンクのやり方を教えると唱え、ザップ、スライ、そしてブーチィーの名、そしてBurning down the house、最高のパーティーを開く、と叫んでいます。ブラックバードを呼び出しギターを弾かせ、Call my baby pussyと唱えます。ジョージががなり観客を鼓舞しており、それに応えるようにメンバーはクールなジャムを続けます。今度はレゲエ・ナンバーShockwavesとなりますが、赤い仮面を付けたサーノーズに模した人がいます。ジョージもサーノーズだ、と紹介しています。ただピノキオのように長い鼻ではありません。また多少がなり気味に「ママ、靴を脱いでジャマイカへ、Pファンクは止めて」と歌ってます。普段歌わないし変な踊りしかしないサーノーズ、実はロン・ダンバーでした。尚ゲイリー・シャイダーは別の場所におり彼も一緒に歌っています。エディ・ヘイゼル作のStanding On the Verge Of Getting It On、エディはいませんが「やるべきは今ここ」と鼓舞するパワーは健在で流石のライブ・バージョンとなっています。Good To Your Earholeも歌われ、マリア・フランクリン(マリアはブーツィーとジュニーをジョージに引き合わせた陰の立役者です)が一人スキャットを披露、圧倒的貫禄を魅せます。パーラメントのラスト・アルバムTrombipulation収録のAgony Of Defeetを先ほどのサーノーズ、ロン・ダンバーが歌います。作曲に彼が絡んでいるので歌いたかったのでしょう、すこし強引さが感じられます。「靴を脱いで俺は立ち上がる、それを手にしろ、お前の臭う足と一緒じゃないぜ」。そして突如演奏されるFlash Light。ピノキオの鼻をした真のサーノーズもステージに居ます。正に大団円。まだまだ続きそうな勢いですが、これで確かにパーラメント、ファンカデリックとしてのツアーは終わってしまうのです。
Capital Center, Landover, MD
April 17, 1981
Intro
Alice In My Fantasies
Cosmic Slop
Bustin' Loose
Give Up The Funk
Night Of The Thumpasorus Peoples
One Nation Under A Groove
Gloryhallastoopid
Theme From The Black Hole
Any Funky Jam
Shockwaves
It Ain't Illegal Yet
Standing On the Verge Of Getting It On
Good To Your Earhole
Agony Of Defeet
Flash Light
Pro-shot
83min.
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レビュー
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