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NLシリーズ パーラメント・ファンカデリック / Landover 1979 (1BRDR)

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ジョージ・クリントン率いるパーラメント、ファンカデリックの名映像。内容はどれもこれも素晴らしいのですが、古いもののためクオリティが高いものは少なく、途中でカットされコンプリートではなかったり、ノイズが入っていたりしているのもあります。しかしその劣化を抑えるべく今回ブルーレイにし、超お求めやすいNLシリーズにてリリース致します。


78年のアルバムMotor Booty Affairのリリース。ドクター・ファンケンスタインとサーノーズの戦いは水面下で繰り広げられます。そのツアーから、79年2月1日ランドーバー、Capital Centreでのライブです。正確にはMotor BootyツアーではなくAqua Boogieツアーとなっており、エディ・ヘイゼルが参加した日もあったようです。一曲目はCosmic Slop。ボーカルはレイ・デイビス、パーレット、そしてゲイリー・シャイダー。ギターはゲイリーが主体、演奏終盤でジョージ・クリントンが登場します。Givu Up The Funkはファンキーなカッティングで始まりますが、ゲイリーらが歌うとそのサウンドが無くなるのが残念。その分コーデル・モースン、ではなく、ロドニー・"スキート"・カーティスによるベース、ジュニーやバーニー・ウォーレルのシンセが前に出てきます。そしてホーンは歯切れ良いですが、ホーニー・ホーンズではなく、バルティモア・コネクション・ホーンズによるもので、ベニー・コーワンがトランペット、グレッグ・ボイヤーがトロンボーン、グレッグ・トーマスがサックスの編成。またジェローム・ブレイリーは78年に脱退しているので、タイロン・ランプキンがドラム、しかし遜色皆無です、寧ろとてもタイト。ジョージもイニシアチブを取って観客を煽ります。オリジナル・パーラメンツ、レイ、そしてカルビン・サイモン、グレッグ・トーマスもいます。ゲイリーがNight of the Thumpasorus Peoplesのフレーズをギターで入れ、パーレットのガガグガのコーラス、彼女らがここでは意外と上品に聴こえます。78年のファンカデリックの名作One Nation Under a Grooveに収録のジュニーとブーチィー作Cholly (Funk Getting Ready to Roll)、チョーリーはコカインの意ですがここでは人の名前で、「俺たちがファンクしてロールしに行く際には君も連れていきたい、飛べるけどハイになり過ぎないから」と歌います。尚ゲイリーが歌っていてギターを弾いていませんが、後ろでカッティングが鳴っています。マイケル・ハンプトンでしょうか?まさか遅刻して今到着したエディ・ヘイゼル?ラリー・フラタンジェロによるパーカッションも入ります。そしてやはりOne Nation~に収録のInto You。「ドラッグ中毒になりたくない、傷づける何かに関わりたくない、君達の心にあるものが悪いことか正しいことかがわかるまでイライラする夜、今君の中へ」。サビでのレイのシブい低音、パーレット、そしてロン・フォード(ロンは初代サーノーズでもあります)の歌声もソウルフルに絡みます。作者の一人ジュニーもキーボードを弾きながら歌っています。そこから間髪入れずにStanding on the Verge of Getting It Onへ。珍しくオムツを穿いておらずパンツ姿のゲイリー・シャイダー、そしてジョージも再登場、二人同じような白いサングラスでバンドを牽引します。たばこ?からの煙を二人が共有しています。とても仲良しです。ラリーのドラミングが映されています。「皆乗ろうぜ!」とマザーシップが降臨すると示唆しつつ「やりたいことやろうぜBustin' Loose、最高のパーティーをしようBurning Down the House」のコール・アンド・リスポンスがジョージらにより行われます。マイケル・ハンプトンが最高のカッティングを弾いてくれています。そしてラリーがドラム、タイロンがパーカッション、二人がドラム・ソロというかドラム・コンビをしています。とにかく壮絶です。その後即興なのかSkip To My Louの子供向けの歌を凄くグルービーに演奏します。ライブでしか聴けません、驚きです。バーニー・ウォーレルの不思議な音色のシンセのソロからMaggot Brainのフレーズになって行きドラムが入って、いざMaggot Brainの演奏となります。ギターはフライングVを弾くマイケル・ハンプトン。アルペジオのリズム・ギターはゲイリーです。ウジ虫が蝶になったということなのでしょう、ジョージが蝶の恰好をしています。

そしてライブ後半へ。男性が男性器を指す言葉であるMr. Wigglesがプレイされます。78年のMotor Booty Affairの1曲目です。水着姿のパーレット、蛸のようにくねくねしているメンバー、わかめがゆらゆらと、まるでステージが海のようになっています。そしてゴーグルを付けたジョージがラップします「海にいると気が付くことがある。本当の目はリズムの中にある、そしてリズムを見ることがダンサーなのだと。見ることから知覚が生まれる。本物の目を持っている人は気付くのだ。視覚のリズムを知ることがダンサーなのだ。そしてそんな彼が踊るとき、それはいつもザ・ワンだ。更に進むと、沈黙の音が見える。原初の心臓の鼓動は肉眼でも見ることができる。 (おいおい、俺は人気者ジョックだ、ラジカセを持って現場に戻ってきたぜ、おおパパ達やってんなあ、みんな元気かい?)本物の目を持っている人は、すべてがThe Oneにあることに気が付く」。こちらはドクター・ファンケンシュタイン、ジョージ・クリントン側の歌詞。一方「私はミスター・ウィグルズ、回虫、ザ苦悩だ。こちらは私の女、面白い人クスクスと落ち着きない人モジモジだ。(前に言ったよな、ドクター・ファンケンシュタイン、私は決して踊らないって)。私達3人は身体機能をマシンで強化した超大馬鹿者である(回虫を食べろ!)。情事のためにいるあなた達DJ、一方私達が行う場所では空気はないからね。 (ははは)泳いでもいいか? (私は決して踊らない)」とサーノーズが反論します。しかしこのパートもライブではジョージがラップしています。「なら俺達はファンクしてもいいかな?3匹の目が見えないネズミよ、The Oneの回りをグルグルと回れ」。「俺は特別、リズムもある、海の下でも大丈夫、特別仕様だ、お前がそれを引っこ抜こうとしても俺はすべきことがあるから大丈夫さ」。ジョージ、パーレットがそう歌います。「Motor Booty Affair性交活力運動業、これは凄いぜ、マラソンさ、ファンク50ヤード走のように短くない、オリンピック級のクロスカントリーだ」。Pussyと女性器を思わす言葉、Go Wiggleと男性器を応援する言葉、それらをジョージが唱え観客を煽ります。そしてミミズ風コスチュームやクレクレタコラのようなのもステージに登場。パーレットのメンバーが着用していますが、彼女達をジョージはMotor Booty Ladiesと呼んでいます。「Psychoalphadiscobetabioaquadooloop精神異常者が一番ディスコは2番そして有機水その繰り返し、Say!」と観客に超長いヘンテコ呪文を唱えさせます。ファンキーなベースとホーン、変態的シンセ音、皆クスクス笑ってしまう様なコスチュームで演奏しています。でも一人いつも通りの人がいます。オムツ姿のゲイリー・シャイダーです。パンツは脱いでしまったんですね。そのゲイリーがR&Bチャート4週連続ナンバー・ワンAqua Boogie (A Psychoalphadiscobetabioaquadoloop)の演奏へと導きます。サーノーズの声、そして鳥の鳴き声、ステージ上には怪鳥ミスター・ウィグルスが登場します。サーノーズもステージいます。「私はサーノーズ、泳げない、私の足を離せ!関わるな、一人にしろ、水が嫌いなんだ」。「Flash Light」風のギター・カッティングと共に「水面下でブギーだ、ベイビー!」とジョージがサーノーズを攻撃します。「ストロークのリズムが掴めない、なんで呼吸させてくれない、窒息してしまうだろ」それを受けてサーノーズが弱っております。「映画、水中にて、ここに居る人殆どが出演者」パーレットやゲイリーがそう叫びます。そしてMotor Booty Affair2曲目収録のRumpofsteelskinへ。ブラックパワーをセンセーショナルに感じさせ、聴く者をワサワサとアゲムードにさせてくれます。「強い意志の肌を持つお尻。お尻を振ってファンクする、それが性交活力運動。生きる、楽しむ、そんな彼の肌が好き」。ロドニーによる縦横無尽なベースが最高です。マイケル・ハンプトンのリズム・ギターには繰り返しの美学がたっぷり入っています。そしてOne Nation Under A Grooveに雪崩れ込みます。アルバム・ジャケットに描かれている旗が掲げられています。ロング・バージョンともいえる後半の聴いたことのないホーン・フレーズを含む展開、「Say you will」パーレットのコーラス、「グルーブの下に国民は団結せよ、ただファンクのためだけに踊れ、一つの国家で俺たちは活動する、今や何も俺たちを止められない」。観客がそのサビを唱え続けます。そこから「Flash Light」へ。怪鳥Mr. Wigglesもステージに再び降りてきました。ジョージが嬉しそうに歌っています。サーノーズもこのグルーブにはさすがに踊ってしまっています。デビー・ライトの代わりに入ったシャーリー・ヘイデンがジョージに呼ばれ二人でFlash Lightと叫び合います。「くそ、ちくしょう、最早重い腰を上げてジャムするか!」。聴いたことない哀愁ホーン、グルービーなベースが主体のジャム。ジョージは観客へお辞儀してライブ終了の様子。しかしMothership Connectionがプレイされます。ロドニーのベース・ソロ、そこへジョージに呼び出されたバーニーのシンセが鳴り響きます。Swing down, sweet chariotをジョージが少し唱えますが、バックの重厚な演奏にかき消され、演奏が終了します。エンドロールも含め2時間46分、徹頭徹尾Pファンクな最強映像です!

Capital Centre, Landover, MD, USA
February 1, 1979

Cosmic Slop
Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker)
Night of the Thumpasorus Peoples
Cholly (Funk Getting Ready to Roll)
Into You
Standing on the Verge of Getting It On
Bustin' Loose
Burning Down the House
Skip To My Lou Jam
Bernie Worrell Solo
Maggot Brain
Mr. Wiggles
Aqua Boogie (A Psychoalphadiscobetabioaquadoloop)
Rumpofsteelskin
One Nation Under a Groove
Flash Light
Mothership Connection (Star Child)

166min.
Pro-shot

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