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NLシリーズ パーラメント・ファンカデリック / Passaic 1978 (1BRDR)

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ジョージ・クリントン率いるパーラメント、ファンカデリックの名映像。劣化を抑えるべく今回ブルーレイにし、超お求めやすいNLシリーズにてリリース致します。

ファンカデリックのベスト・アルバムの誉れ高いOne Nation Under A Grooveリリース直後の78年11月6日キャピトル・シアターでのライブをおよそ3時間、白黒映像ながらメンバーの顔がとてもよくわかるクリアなプロショット映像にて収録。この日のライブの公式のメンバーが記されているのですが、それよりも多くステージに出ています。コメディアンのジェームス・ウェズレー・ジャクソン(サウンドでもビヨンビヨンとユダヤハープの貢献があります)のメンバー紹介が冒頭にされるので、それを含めこの時のメンバーを類推してみます。ドラムがTyrone Lampkin。リード・ギターとしてMike 'Kidd Funkadelic' Hampton。トランペットがGreg Thomasとジェームスにより紹介され、Bennie Cowanも同様トランペット、そしてサックスであるはずのグレッグ・トーマス、そのGregと同じGreg Boyerを一度サックスと紹介した後トロンボーンと言っています(尚クレジットにはホーンのメンバーが書かれていません)。キーボードがBernie 'DaVinci' Worrellと Walter 'Junie' Morrison、Gary 'Dowop' Shiderをリード・ギターとしてジェームスが紹介。ベースがRodney 'Skeet' Curtis(クレジットにはWilliam "Billy Bass" Nelson Jr.とありますがこの頃は居ないはずです)、パーカッションがLarry Fratangelo(クレジットにはありません)と紹介。Cordell 'Boogie' Mossonも紹介されて実際居ますがコーラスだけでベースは弾いていない様子。紹介はされていませんが、パーレットのDebbie Wright、Jeanette Washington、Mallia Franklinが居ます(クレジットはなし)。更にブライズ・オブ・ファンケンシュタインのDawn Silva(おそらく不在です)、Lynn Mabryのクレジットがあります。一方男性コーラスではRaymond (Stingray) Davis、Calvin "Thang" Simon、Grady Thomasが紹介されていませんがクレジットされています。またRon "the Prophet" Fordも紹介、クレジットもないですが居ます。Clarence "Fuzzy"Haskinsは不在です。

One Nation Under A Grooveの旗を掲げ、タイロンのロールするドラムの中、パーレットの3人が行進するようにステージに入り、メンバー達もそれぞれ位置に付きます。アメリカ合衆国政府を指すUncle SamをもじったUncle Jamの演奏。一曲目として最適と言えますがイントロ的扱いなのが残念。アルバムUncle Jam Wants Youはまだこの時点ではリリースされていないのでまだ未完成だったのでしょう。しかし続くChollyは鋭いカッティングが入る最高にダンサンブルな演奏です。ゲイリー・シャイダーがサングラスをしておらず真面目なコスチューム(しかし下はいつものようにオムツです)、メンバーはチェゲバラのような帽子や軍服を着ていて、白黒の映像ということもありますがいつものPファンクの自由なショウとは様子が違います。このツアーはアンタイ・ツアーと呼ばれ、Anti、束縛や拘束から解放する、の意味があり、そういった軍隊をステージで再現しているのです。ロン・フォードが笛を吹いて、それがどこかメンバー内に厳しい規律があるように感じさせます。ゲイリー・シャイダーも観客に「立て!」と命令口調、徐々に観客が立つシーンが映されています。そしてファンカデリックのファースト・アルバムに収録のI Got a Thing, You Got a Thing, Everybody's Got a Thingをゲイリーが「助け合うため、ブラザーを救うため、一緒となり事を起こす」と歌います(一部映像が切れる箇所があります)。ゲイリーはとてもよく喋り、観客に両手を頭の上に乗せるように何度も指示。その後も観客それぞれ一人ずつにマイクを向け"Shit! Goddamn! Get off your ass and jam!やFunk Getting Ready to Rollと叫ばせたり、かなり一体感のある演奏となっています。そしてCosmic Slop、マイケル・ハンプトンのギターの鋭いこと!パーレットのメンバーが指でPファンクの印を作って振っています。ゲイリーがここでギターを持って歌います。素晴らしきロドニーによるベースライン、レイの低音も最高のバランスで聴こえてきて、そこにホーンの調べ、再びマイケルのギターが入る、流れるように演奏が続きます。そしてジェームスのMCから40分後となりますが、やっと御大ジョージ・クリントン登場。そしてバーニーの軽快なシンセ、レイの低音、Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker)のプレイに。レイ達が歌ってからジョージの番ですが、かなりアドリブで叫んでおり危なっかしい、でもそれがまたスリリングなボーカル・ワークとなっています。ゲイリーもジョージも踵の高いロンドンブーツを履いています(ゲイリーは気が付くと脱いでます)。コーデルのブリブリと鳴るベースがファンキー。尚パーレットは後ろに居て歌わず、ひげが濃いグレイディ・トーマスやロン・フォード等男性主体のコーラスになっています。ゲイリーがNight of the Thumpasorus Peoplesのフレーズをギターで弾き、ジョージがガガグガと歌い、ホーンを呼び出します。ベーシストのコーデル・モーソンが歌に、そしてリン・メーブリーの顔もあり女性コーラスに加わっています。そしてジョージがレイをステージ中央に呼び出し彼にも低い声でガガグガと言わせています。ロンパールームのシンペイちゃんのような帽子、厚いレンズのサングラスをしているカルヴィン・サイモンもコーラスに入ってきました。May we funk youの掛け声の中演奏は終了します。続いてRed Hot Mamaは演奏途中からですが、マイケル・ハンプトンの熱いギターが飛び込んできて超興奮です。I Call My Baby Pussycatのボーカル部分をジョージ達が入れ、後半はスリリングでハードなブラック・ロックが展開されます。そしてレイ・デイビスの低音、ソウルフルなロン・フォード、パーレッツのコーラスで重厚に歌われるInto You。ラリーのパーカッションが入ってStanding on the Verge of Getting It Onへと雪崩れ込む部分は鳥肌モノです。ジョージもまた出てきますがBurning down the houseの掛け声は最初ゲイリーがしています。そしてタイロンとラリーのドラム、パーカッションのバトル、そしてジョージがMaggot Brainについて語りますがプレイされず、One Nation Under a Grooveの演奏が始まります。正に78年秋辺りに6週間ソウル・チャートで一位になっているのでヒットしている状況での演奏となりますが、まだ不慣れな感じを受けます。それでも突き進み徐々にグルーブ感が増していくのでご安心を。リン・マーブリーがかわいい男の子を抱いていますが、彼女がジュニーと結婚、妊娠してブライズを脱退するのが79年、しかも娘が生まれているので、別の子です。「Say you will」のパーレットのコーラス、ゲイリーがとにかく元気で、観客を煽り曲を歌わせます、というかかなりしつこいです(一度演奏を止めようとする辺りで映像が切れます)。また懲りずに観客の中から一人ずつピックアップしては曲を歌わせようとしますが、凄い下手な男性がいて笑えます。「止められない!」と結局25分以上も演奏してしまいました。これで終わっても良いくらいのテンションでしたが、Mothership Connectionへ。イントロが長くジョージがバンドを指示し観客を一体にさせていきます。Burning down the houseのコール・アンド・リスポンスが再び、観客がステージに上がって踊り出しました。やがてメンバーがまた徐々に戻ってきてベニー・コーウェンの哀愁のペット、Swing down, sweet chariotの儀式はマザーシップが降りてきてもおかしくない程のハイテンションで迫ります。そしてFlash Lightへ。サーノーズの登場し踊りを拒否するも、ロンが持つバップガン、というか大きなフラッシュライトをあてられると途端に踊り出してしまいます。そしてその光は観客にも向けられます。グレッグ・トーマスのサックス・ソロも素敵です。そしてマイケル・ハンプトンがカッティングを弾く姿、ファンクを担っている感が全面的に出ております。というかマイケルのカッティングのソロですよ。後ろではロドニー・カーティスが居てグルービーなベースを弾いてます。超絶かっこよすぎ!!「それ行けマイケル!」とジョージもこの時はいつも以上に興奮している様子。そしてロドニーのベースが前に出ます、というかソロです、これもまたかっちょええです。そしてジュニーを呼び出すジョージ。ジュニーは「信じられない」とか言って、ロドニーのベース・プレイを見ながらキーボードを弾きつつMotherという歌をスキャットしています。ジュニーはオハイオ・プレイヤーズから来て実質音楽監督的役割となりますが、裏方感がある人物。このようにライブパフォが映像で残されているのはとてもレアです。今度はジョージはバーニーを呼びます。幻惑シンセが響き渡ります。演奏は永遠に終わらない、というかもっと続いて欲しいと思わせるほどですが、30分弱で終了。まあそれでも随分長くプレイしてくれました。これで終わりにならず、ジョージがもう一回プレイだとOne Nation Under a Grooveをプレイします!ゲイリーの声も枯れ気味。でも演奏したい、聴いてもらいたい、その気持ちが伝わってくる涙が出てくる程に嬉しいプレイです。途中切れる箇所があるのでどれだけプレイされていたか不明ですが、映像は8分位あります。とにかく凄いバイタリティーです。トータル約3時間、画素は荒いですが映像は上質、音も素晴らしいので最高に楽しめます!

Capitol Theatre, Passaic, NJ
November 6, 1978

James Wesley Jackson's opening
Uncle Jam
Cholly (Funk Getting Ready to Roll)
I Got a Thing, You Got a Thing, Everybody's Got a Thing
Cosmic Slop
Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker)
Night of the Thumpasorus Peoples
Red Hot Mama / I Call My Baby Pussycat
Into You
Standing on the Verge of Getting It On / Burining Down The House
Drum and Percussion twins
One Nation Under a Groove
Mothership Connection (Star Child) / Burining Down The House 
Swing down, sweet chariot
Flash Light
One Nation Under a Groove

Bonus : Parliament Concert Ad - June 8 1978 - Madison Square Garden

179min.
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