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フルムーン / Toronto 1972 (1CDR)

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ニール・ラーセン、ハワード・バジー・フェイトン、フィル・ウィルソン、そしてフレディ・ベックマイヤーのバンド、フルムーン。バジーは最高峰のギターリストとして知られ、18歳の時にポール・バターフィールド・ブルース・バンドで腕を磨きました。ニール・ラーセンはフロリダ州タンパ出身。ポール・バターフィールドの素晴らしいドラマー(兼ボーカリスト)であるフィル・ウィルソンと、同バンドのベーシストであるフレディ・ベックマイヤー。71年にバジーはバターフィールドを辞め、スティーヴィー・ワンダーと短期間ツアーを行いました。72年バジーはドラマーのフィル・ウィルソン、ブラザー・ジーン・ディンウィディー(サックス)、フレディ・ベックマイヤー(ドラム)、キーボードにニール・ラーセンを起用。 フルムーンは商業的には失敗に終わったものの、カルト的な成功を収めています。

このコンサートはフルムーンの絶頂期をとらえたこの時期唯一のライブで、素晴らしいサウンドボード録音です(オリジナルバンドとのスタジオアルバムは1枚だけリリースされています)。「The Thrill is Gone」でのバジーのギター・ソロは最高のギター演奏だと言えるでしょう。それだけではなく、既にファンク、フュージョンといったサウンドを具現化していたのには恐れ入ります。尚バジーとニールは、ニール・ラーセンの芽生えつつあるソロキャリアで、4~5 枚のアルバムを一緒に制作しており、そのアルバムはどれも素晴らしいものです。

バジーは、ラスカルズ、ボブ・ディラン、アレサ・フランクリン、エタ・ジェイムス、ブレッカー・ブラザーズ、グレッグ・オールマン、ジェームス・テイラー、ウィルソン・ピケット、チャカ・カーン、オリビア・ニュートン・ジョン、リッキー・リー・ジョーンズ、スティーヴィー・ワンダー、ベット・ミドラー、デヴィッド・サンボーン、デイヴ・ウェックル、ケニー・ロギンス、アート・ポーター・ジュニア、マイケル・フランクス、デイヴ・コーズ、フェリックス・キャヴァリエール、ジェフ・ローバー、スチュアート・ハム、ジェイソン・マイルズ、ボズ・スキャッグスなどのアーティストとレコーディングやツアーに参加しました。彼はスティーブ・ポステルのCDにも参加しています。ニール・ラーセンは、トミー・リピューマ、マイケル・フランクス、リッキー・リー・ジョーンズ、リヴィングストン・テイラー、チャック・リーヴェル、アル・ジャロウ、ジョー・サンプル、リッキー・キックライター、ジョージ・ハリソン、そしてダイアナ・クラールのCDとスタジオワークを再開しています。彼はロベン・フォードとのCDもリリースしました。

Full Moon
1972 Toronto, Ontario, Canada

1. Devil Woman
2. Instrumental
3. Malibu
4. Midnight Pass
5. Instrumental (The Thrill is Gone)
6. Instrumental
7. Take This Winter Out of My Mind
8. Instrumental

Personnel:
Buzzy Feiten, Guitar
Neil Larsen, Hammond B3, Fender Rhodes
Phil Wilson, Drums and Vocals
Freddie Beckmeyer, Bass
Gene "Brother" Dinwiddie, Tenor Sax

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