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マイケル・ジャクソン / Bad Sessions Definitive Edition Vol.12 (1CDR)

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『Bad』時期のマイケル・ジャクソンとクインシー・ジョーンズは音楽性において対立している部分が多々ありました。まずマイケルはテクノロジーを駆使したシンセサイザーのサウンドを支持、一方クインシーは従来の生楽器の演奏の路線です。「僕たちは喧嘩もするんだ」とマイケルは87年にエボニー誌に語っています。「意見が合わないこともある。もし揉めるとしたら、それは新しいもの、最新のテクノロジーについてだった。僕はこう言ってた。『クインシー、音楽は常に変化しているんだ』と。僕はみんなが使っている最新のドラム・サウンドが欲しい。最新のものを超えたいんだ。」「Smooth Criminal」はマイケルのお気に入りで、リードシングル兼タイトルトラックの候補だったのですが、クインシーはこの曲を嫌い、最終的なトラックリストに載せるだけの力があるとは考えていませんでした。

また流行の音楽という点でも意見が異なっていました。クインシーはラップが将来主流のジャンルになると予測していましたが、マイケルはそうはならないと思っていました。クインシーは、当時ヒップホップ界の大物だったラン・D.M.C.と共に、マイケルが反ドラッグを訴えるトラック「Crack Kills」をレコーディングする計画を立てましたが、頓挫しています。「ラン・D.M.C.をスタジオに連れてきたんだ。ヒップホップの未来が見えていたからね」とクインシーはビルボード誌に語っています。 「そしたらマイケルはフランク・ディレオにこう言うんだ、『クインシーはもうおかしくなって、マーケットを理解していないと思うんだよ。ラップが死んだことも分かっていない』、とこう来たw」。

マイケルとクインシーの対立は、ライブ・バンドでの再録音に反対していたマイケルが、クインシーが録音したテープを、自宅スタジオでクインシーに内緒でシンクラヴィア・サウンドにアレンジし直したことで頂点に達しました。激怒したクインシーは一時的にプロジェクトから離脱することになります。

結局意見の相違を解決し、妥協案に同意したのですが、マイケルとクインシーはアルバム完成へのプレッシャーが高まっていきます。既に2度の延期しており、リリースが数ヶ月遅れていました。そしてマイケルが16ヶ月間のツアーのプロモーションのため、ビデオとペプシのCM撮影を同時に行っていました。そしてアルバム発売の翌週にマイケルのツアーが始まると期日は決められていて、アルバムは87年8月までに完成させる必要があったのです。

今回のVol.12、1曲目「Tod Mi Amor Eres Tu」、意味はAll my love you are君は僕の愛その全て、は「I Just Can't Stop Loving You」のスパニッシュ・バージョンです。そして「Je Ne Veux Pas La fin De Nous」、意味はI don't want the end of us僕たちの終わりは必要ない、で「I Just Can't Stop Loving You」のフレンチ・バージョンです。

「Just Good Friends」は、グラハム・ライルとテリー・ブリテンの作曲で、87年『Bad』のセッション終盤に録音されました。クレジットには記載されていませんが、スティーヴィー・ワンダーが参加しています。アルバムの中で唯一シングル化されていない曲です。よってオフィシャルのリミックスが存在しません。尚クインシー・ジョーンズは「マイケルとスティービー・ワンダーのデュエットはミスだった。」と言っています。ファンメイドのオルタネイト・バージョン、とても心地良いExtended 80's Version、クールなMajor Tourist Edit、スピーディーでビート感のあるDJ Beat Remix、ベースが効いたThe Reworked Bass Mix、そしてスパイク・リーのBAD 25ドキュメンタリーからのレコーディング部分を収録。

「Get It」は、アメリカのシンガーソングライター、スティーヴィー・ワンダーが作詞・作曲・プロデュースを手掛けた楽曲で、彼の21枚目のスタジオアルバム『Characters』の7曲目としてリリースされました。マイケル・ジャクソンがゲストボーカルとして参加しています。。88年5月5日にシングルとしてリリースされ、アルバムからの3枚目のシングルとなりR&Bチャートで最高4位を記録しました。ビルボード・ホット100では80位でした。
マイケルとスティービーは87年に6度目のコラボにして、初のデュエット曲「Just Good Friends」をレコーディングしましたが、その数か月後の9月、マイケルは恩返しとして、CBS/ソニー・スタジオでクインシー・ジョーンズと共に「Get It」にボーカルを入れました。後にスティーヴィーがワンダーランド・スタジオでレコーディング、彼とゲイリー・オラズバルが作曲しています。ここには「Get It」のオフィシャル全バージョン、アカペラ、DJミックスの「The Groovey Reworked Edition」、そしてマイケルのソロ・バージョンを収録。

そして「Bad」のペプシCMバージョンを収録。歌詞は以下の通りです。
「ちゃんと教えてやるから、お前の実力を見せてみろ。満足するまで決して止まらないでくれ。いい気分だ。上を目指して、選択はもう決まっている。限界だとよく言っているけど、お前を止めるものは何もない。お前は真新しい世代だ。そしてペプシがやってくる。俺がヤバい奴だってことは知ってるだろ。全世界が今すぐ答えを出さなければならない。ペプシ流を教えてやる。それはクール。」

カリフォルニア・レーズンという擬人化されたレーズンによるR&Bグループで「Bad」のバッキングで歌うマイケルがフィーチャーされた「I Heard It Through The Grapevine」を収録。

1.Tod Mi Amor Eres Tu (I Just Can't Stop Loving You) 4:10
2.Je Ne Veux Pas La fin De Nous (I Just Can't Stop Loving You) 4:07
3.Just Good Friends (Feat. Stevie Wonder) (Alternative Version) 5:34
4.Just Good Friends (Feat. Stevie Wonder) (Extended 80's Version) 6:46
5.Just Good Friends (Feat. Stevie Wonder) (Majour Tourist Edit) 4:07
6.Just Good Friends (Feat. Stevie Wonder) (DJ Beat Remix) 4:36
7.Just Good Friends (Feat. Stevie Wonder) (The Reworked Remix) 3:57
8.Just Good Friends (Bad 25 Spike Lee Documentary) 1:02
9.Steview Wonder - Get It (Feat. Michael Jackson) 4:32
10.Steview Wonder - Get It (Feat. Michael Jackson) (7" Version) 4:27
11.Steview Wonder - Get It (Feat. Michael Jackson) (12" Version) 6:43
12.Steview Wonder - Get It (Feat. Michael Jackson) (Instrumental) 4:27
13.Steview Wonder - Get It (Feat. Michael Jackson) (12" Instrumental) 6:45
14.Steview Wonder - Get It (Feat. Michael Jackson) (A Cappella) 4:22
15.Steview Wonder - Get It (Feat. Michael Jackson) (The Groovy Reworked Edition) 5:35
16.Get It (Solo Version) 3:50
17.Bad Pepsi Advertising Version) 1:29
18.California Raisins - I Heard It Through The Grapevine 1:11

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