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全盛期のライブ！

76年10月31日のMothership Connectionツアーや78年のヒューストンのFlash Lightツアーはビデオが存在します。これは77年のEarthツアーでのヒューストンでのサウンドボード録音のライブです。76年の10月より始まったEarthツアー、77年の1月が金字塔のオフィシャル『P-Funk Earth Tour』で、このライブはそのEarthツアーの終盤12月の公演となります。正確な日付はわかりませんが、ツアーの最終日の公演かもしれません。78年になると例のマザーシップは飛ばなくなってしまうので、マザーシップが飛んでいた現存する最後のライブと言えます（これ以降の12月のライブ音源は存在していません）。よってこのアイテムで最後の78年に他界するグレン・ゴインズの最後の降臨の儀式を堪能できることになるわけです。『P-Funk Earth Tour』がEarthツアーの代表的なアイテムであるからか、77年音源はトレード間でも少なく大変貴重です。冒頭の乱打するドラムソロでわかるジェロームはもちろん、そしてオリジナル・パーラメンツの3人、ホニー・ホーンズもまだこの時点ではいるはずです。この頃のアースツアーは前座にブーチー、そしてメイズを従えてツアーをしていました。しかしここでは更なる前座のBrides Of Dr.Funkensteinの「Birdie」が収録されています。演奏中にHuston！とドーン・シルヴァが言っています。でも実はこの音源、78年では、とも言われています。ブライズが前座で登場するのは78年のFlashlightツアーからと言われており、ファーストアルバム『Funk Or Walk』のリリースが78年なのです。ギターのブラックバードの加入も78年、そのギターソロが確認できるので、78年のHoustonの時の物ではないか、と。それでもオフィシャルで出ているWashingtonでの音源ではありません。因みにブライズ自体既に77年後期にその名前はアルバム『Funkentelechy』で確認できるので、もし77年12月のアース・ツアーで既に演奏していたのかもしれません。とにかくこのいわくつきの音源を聴いてあなたも是非検証してみてくださいませ。

Live In Houston December 1977

Disc 1
1.Announcement - 2.Intro - 3.Instrumental - 4.Dr.Fukenstein / Let`s Take It To The Stage - 5.Red Hot Mama - 6.Undisco Kid - 7.Children Of Production - 8.Mothership Connection / Take Your Dead Ass Home / Bop Gun - 9.Swing Down Sweet Chariot

Disc 2
1.Give Up The Funk / Get Of Your Ass And Jam - 2.Night Of The Tumpasourus Peoples / Music For My Mother -
3.Birdie(The Brides Of Dr.Funkenstein)