NLシリーズ！ファンカデリック/Sugar Shack 74 (1CDR)

ボストンにあるシュガーシャックと言うクラブは、初期ファンカが自分達の新曲を試す場所として愛用していた場所。そのクラブでのでのライブで、正直74年という全く聴く事が出来なかった時期、大変重要です。当時としてはかなり聴きやすいサウンドボード録音です。74年はカサブランカと契約が成立、パーラメントのUp For The Down Strokeがリリースされ、PFunk軍団がそのアルバム収録曲Up For The Down Strokeで世に認知され、いよいよ快進撃が始まる年。ファンカデリックとしてのみならず、パーラメントも、ジョージのイニシアチブの下、動き始めた時なのです。ここでは、やはりそのアルバムからのThe Goose、Up For The Down Strokeがプレイされています。特に後者の演奏は、その曲のヒットもあって、ラストに演奏され、そのアーシーなプレイはスタジオ録音以上のどろどろファンクで必聴。それ以外にもファンキーなLoose Bootyはレアな演奏ですし、カッコよいので目玉。74年はこんな演奏をしていたのか、と驚きのセットリストとそのプレイとなっています。ギターが弾きまくっていますが、どうやらエディーはいないらしく、代わりに高校生マイケル・ハンプトンがプレイ。74年の正確な日付は不明ですが、LandoverのCapitol Centerで彼の初演奏が行われたとされていて、このライブも、彼が参加したての頃であり、初期の初々しいプレイが堪能できるのも最高です。そしてもう一人のギターRon Brykowskiがこの時弾いていますが、それも大変貴重と言えるでしょう。アルバムでは参加していたブーチー勢の客演はありませんが、いつもブーチー、ブーチーと参加を確認しては、ジョージに失礼ですよね。いなくても凄いんです。

Funkadelic 1974 Sugarshack

The Goose
Cosmic Slop
Maggot Brain
Red Hot mama
Loose Booty
Up For The Downstroke