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Musicologyツアー中、最高の演奏が堪能できる正にMusicologyツアーのベストと断言できるタイトルの登場です。CDR4枚組が3つ、その内およそ半分の6枚分はMusiclogyツアーが最高音質のオーディエンス録音で3公演収録されています。この3公演はプリンスのお膝元ミネアポリスのMusicologyツアーをコンプリートで、そして選曲やアレンジの違いも音質の良さからとても楽しめることでしょう。そしてアフターショウですが、確かにプリンスがいない演奏も収録されているものの、16日から18日の夜までほぼぶっ通しでプリンスとバンドは演奏しているその不眠不休且つ3日間の驚異的なライブの後のアフターショウなのでどれも物凄い内容になっています。更に前座音源も収録し、徹底した04年のセレブレーションを堪能できるセットです。
そして第3弾、18日のXcel Energy Center最終公演、Disc 1、2に収録していますが、まずFreedomこれはあのトラッド曲Motherless Childのアコースティック・バージョンです。99年11月22日のスペインのテレビ番組Septimoで演奏されたのが有名ですが、ここでは純粋にプリンス流ブルースという形で披露しています。後半Freedom、Freedomと連呼する哀愁のあるエンディングで、プリンスのブルースと言うならズバリこのバージョンが代表なのではと思ってしまえる位、短いながらレアな名演です。そしてDear Mr. Man、これは素晴らしいです。Sign O The Times後半のドラムソロからThe Question Of Uに行きそうになるのに何かビッグバンド風のバンドサウンドとなって、あの印象的なDear Mr. Manのイントロを入れずに、いきなりプリンスがDear Mr. Manのボーカルを入れて、バンドもいつの間にかDear Mr. Manのオケになっているのです。突然のプリンスの指示なのかもしれません。そして後半ビッグバンド風のサウンドが戻ってきて、そこから一転ロックなWhole Lotta Loveの演奏になります。ちょっとしたマジックを観ているかのように目まぐるしく変わる展開、このアレンジは3公演中最高にキマっている瞬間です。そしてこのマジックはまだ終わりません、何とWhole Lotta Loveの破壊的ギターソロ、そしてジョン・ブラックウェルがファンキードラマー宜しくノリノリになってこの曲は正にケイオスと化すのですが、そんな状態もプリンスのBreak Downの声から少しずつ静かになり、Prince & The Bandのボーカル・フレーズを入れてバンドがファンキーになるのかと思ったら何とWhole Lotta Loveに戻ってしまう、そんな荒業を披露してくれます。とにかくどんな展開になるのか読めません。聴いているリスナーへ矢継ぎ早に華麗な裏切りを見せてくれますね。そしてLet's Work、これもプリンス・バンド史上最高のベーシスト、ロンダ・スミスがスタンリー・クラークのLopsy Luのベースラインを弾いてくれます。これはなかなかのサプライズ、でも後にロンダはツアー中披露するようになりますけども。ミネアポリスはとにかくスペシャルなプリンスを堪能できる最高の場所、その地の最後のショウだけにベスト・ライブとなっています。プリンスの上機嫌さも伝わってくるし。疲れをほとんど見せていないのは本当に凄い(ちょっとボーカルが荒れる部分があるから、疲れているのかな?と。でもそれもアレンジなのかもしれません)。
第1弾はこちら
https://purpletown.buyshop.jp/items/23800819
第2弾はこちら
https://purpletown.buyshop.jp/items/23800841
そしてプリンスとNPGによる18日深夜のPaisley Parkでのアフターショウですが、まずオープニングアクトとしてキップ・ブラックシャイヤーが登場、そしてバックはラリー・グラハム、モーリス・ヘイズ、そしてキーボードでプリンスという大変贅沢なバンド。Dance To The Musicを含むEveryday Peopleだけですがボーナス・トラック扱いでDisc 4の最後に収録されています。女性ボーカルも参加していますがラリーの奥さんTinaでしょう。キップ・ブラックシャイヤーの若々しい歌声、そしてバンドをまとめ、観客を盛り上げようと必死になっています。そこにラリー・グラハムが絡んできて案の定ラリーが観客を一つにしてしまいます。それでもキップはラリーに押されること無くがんばって自己主張したボーカルを魅せてくれていますよ。前半が欠けているようですが、16分ほどのファンキーなジャムは今までとは違うプリンスのミネアポリス人脈をエッセンスにしている点、単なるEveryday Peopleではありません。そしてプリンスとNPGが出てくるのですが、バンド編成は上記のパーソナルも引き続きステージに立っているようです。まずは驚きの一曲目Call My Name。ジャジーなイントロから漸と入る、正直いささかキメのボーカル一発がパンチが無いのですが、それでも観客は驚いたことでしょう。Call My Nameの披露の仕方をプリンスはやはりここぞで持って来ます。7分の演奏で一曲として完成させて演奏されていて、メインのショウでの流れの中にあるより素晴らしいものになっています、つくづく最初の一発が悔やまれます。そしてその雰囲気を持続しての人気曲Joy In Repetitionもジャジーなアレンジでよりしっとりしたシルキーな演奏です。後半はメイシオのサックスソロが秀逸な14分のプリンスバンド・マジックです。そしてプリンスのワウギターで一気にファンクへと。キップもボーカル参加したGirls & Boysです。演奏を始めて5分後にやっとプリンスのボーカルが入ります。Shake!の掛け声を観客に歌わせている間にプリンスがメイシオをここぞと言うタイミングで呼び出すその瞬間は超ファンキーです。そして後半ウィルソン・ピケットのMustang Sallyのボーカルとホーンフレーズが入り14分のクールなジャムが終了します。そしてKnock On Woodでのチャンス・ハワードのボーカルは平凡ですが、プリンスがボーカルのWhat Is Hip?は心なしかテンポ・アップした演奏。プリンスもボーカル・アレンジをそのテンポに合わせて歌っていて、”チッチカー”なんて後半プリンスがスキャットする部分はその疾走感をさらに助長させてカッコ良いです。そしてラテンのリズムでギター・フレーズ(マイク・スコットでしょう)もそれに合わせて清清しく演奏されるSometimes In The Waterはとても斬新なアレンジになっています。マイク・フィリップスがボブ・マーリーI Shot The Shelifのフレーズを吹きますが、その辺からギター・カッティングがスカのリズムを取り始めます。ジョン・ブラックウェルのドラム・パターン、そして優美なレナートのキーボード・ワーク、ブラジル人のレナートがこのジャム全体の雰囲気を作り出しているキーになっています。19分のジャムは明らかにプリンスの当時製作していたジャズ・アルバムNEWSの片鱗を伺わせてくれます。マイルス系の人間をフルに使ってアルバムを作ると言う話もありましたが、レナートの影響なしにジャズは有り得ないだろうことがこの演奏で分かります。ビヨンセのSpeechlessを感動的に吹くアルト・サックスはマイク・フィリップス、プリンスが最後にその名前を呼ぶとやっぱりこの人だったのかと凄いの一言しか出ない、最高のブロウが堪能できます。ぶっちゃけマイク・フィリップスはメイシオより凄い時が時折ありましたが、それがこれでしょう。モーリス・ヘイズがキーボードを担当し、セクシー限定で10人観客から女性をステージに上げるとメイシオの92年のアルバムLife On Planet Grooveの一曲目Shake Everything You Gotがプリンスの観客を煽るだけ煽った後グルービーに始まります。マイク・フィリップスのロジャーばりのトークボックスがスキャットする部分は物凄いファンキー度。こんなに長くスキャットするのはマイクにとって初めてだったことでしょう。トークボックスでプリンスの質問に答えるところなんかドキドキしてしまいます。そんなユーモア性もロジャーゆずりで、ロジャーさえもプリンスはバンドの血と肉にしてしまった感です。このShake Everything You Gotのアレンジは今後も一生聴けないでしょう、こんなジャムをプリンスとバンドは常にリハで演奏しているんだとしたら...言葉は無いです。演奏を止めることなくキップがボーカルのSuperstition、P-FunkのIf Anybody Gets Funked Upで中々良い声を披露している間に突如777-9311のベース・フレーズをプリンスに叩き込まれボーカルを中断させられます。Brick Houseでは何とえっ?俺が取るの?みたいな感じでキップとマイク・フィリップス、チャンスらがボーカルの譲り合い取り合い。何かこのボーカルの混沌ぶりはもろP-Funkですね。それにホーンもいつの間にかP-Funk(Wants To Get Funked Up)のフレーズを吹いているし。マイク・フィリップスのボコーダーに導かれ、チャンスとボコーダーでハモるNo Diggity、とにかくマイク・フィリップス大活躍!ロジャー復活だーでも、ラリー・グラハムもいたんだっけ?プリンスがそれはそれは大げさに紹介し、キップも雄叫びを上げファズ・ベースが延々と鳴り響く中The Jamが仰々しく始まります。とにかくチョッパーブチブチと言うよりバッチンバッチンであまりの力の入れようにラリーに恐怖感さえ覚えてしまう程(まさかプリンスがベース?)。しかし個々のバンド・メンバーをこの曲で紹介するのですが、どいつもこいつもパワー全開、躁病集団NPGとなっています。そしてPurple Rainはギターが無く、ピアノが主体のオルタネイト・バージョン、新鮮。キップの誕生日なんだとプリンスがつぶやいて、誕生日の曲のようにボーカルアレンジを変えています。キップ泣いているかもしれませんね。そしてキーの指示をしながら、何とAdoreになってしまいます。これは絶対04年どころか、最高のアフターショウと言えるものです。セットリストだけではこんな凄いショウだとは分からないものです。常にやっぱりプリンスは進化していたんですね...。
尚第2弾に続いてThe Comboの後半のライブを収録。アイズレー・ブラザーズのようにファンキー、こちらもプリンスの合間では地味になってしまいますが、必聴です。
Celebration 2004ever Vol.3(4CDR)
Disc 1:Excel Energy Centre June 18 2004:
1.Intro 2.Musicology 3.Let's Go Crazy 4.I Would Die 4 U 5.When Doves Cry 6.1999 Intro / Baby, I'm A Star 7.Shhh 8.DMSR 9.A Love Bizarre/The Glamorous Life 10.I Feel For U 11.Controversy 12.A Love Bizarre incl Housequake 13.Keyboard Interlude 14.God 15.Little Red Corvette 16.Cream 17.Freedom 18.Jailhose Rock 19.Raspberry Beret
Disc 2:Excel Energy Centre June 18 2004:
1.Telemarketeers Blues 2.I Could Take The Place Of Your Man 3.Alphabet Street 4.On the Couch 5.7 6.Sign O The Times 7.Dear Mr. Man 8.Whole Lotta Love 9.Prince & The Band 10.Let's Work 11.U Got The Look 12.Hot Pants 13.Soul Man 14.Kiss 15.Take Me With U 16.The Beautiful Ones 17.Nothing Compares 2 U 18.Purple Rain
The Combo at Bunkers Bar And Grill June 14 2004 pt III:
19.The Pride 20.Fight the Power
Disc 3:Paisley Park Soundstage Prince & The NPG Act June 18 2004:
1.Call My Name 2.Joy In Repetition 3.Girls & Boys 4.Knock On Wood 5.What Is Hip? 6.Something In The Water (Does Not Compute 7.Speechless
Disc 4:Paisley Park Soundstage Prince & The NPG Act June 18 2004:
1.Shake Everything U Got 2.Superstition 3.777-9311 4.Brick House 5.No Diggity 6.The Jam 7.Purple Rain 8.Adore
Opening Act Kip Blackshire:
9.Everyday People incl Dance 2 the Music
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