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特別価格!プリンス/Celebration 2004ever Vol.1 (4CDR)

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Musicologyツアー中、最高の演奏が堪能できる正にMusicologyツアーのベストと断言できるタイトルの登場です。CDR4枚組が3つ、その内およそ半分の6枚分はMusiclogyツアーが最高音質のオーディエンス録音で3公演収録されています。この3公演はプリンスのお膝元ミネアポリスのMusicologyツアーをコンプリートで、そして選曲やアレンジの違いも音質の良さからとても楽しめることでしょう。そしてアフターショウですが、確かにプリンスがいない演奏も収録されているものの、16日から18日の夜までほぼぶっ通しでプリンスとバンドは演奏しているその不眠不休且つ3日間の驚異的なライブの後のアフターショウなのでどれも物凄い内容になっています。更に前座音源も収録し、徹底した04年のセレブレーションを堪能できるセットです。

第2弾はこちら

https://purpletown.buyshop.jp/items/23800841

第3弾はこちら

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その第一弾、Disc 1、2の6月16日のエクセル・センターでのメインショウ、やはりミネアポリスの人たちの前では演奏の気合が違います、喜びも違います。そしてアコースティック・セットでのSmoke On The Waterのさわりのフレーズの演奏、これも短めの演奏ですがスライのYou Can Make It If You Tryはアコースティックバージョンでは初めてで、バンドサウンドをかくもシンプルなアコースティック演奏に変えるその手練手管を堪能できます。愛嬌で披露するたいしたことも無い小曲The Ballad Of Jed Clampettでギター遊びをしながらちょっとジャムるよごめんねなんて言ってレイ・チャールズへのオマージュGeorigia On My Mind、What`d I Sayのボーカル・パートをプリンスがスキャットする場面はやはり短いですがハイライト。中々演奏されずみんなが聴きたいと思っているCall My NameもWhole Lotta LoveのONAツアー以上にタイトになった演奏の次にしっとりと演奏されるので絶妙の効果があります。後半で演奏された方がじっくりと堪能できると思うのですが、この裏切りも悪くないです。どこでCall My Nameが来るのか、否演奏しないのか、ファンの中でもこの曲の期待度は高かったと思います。後半のセットは他にアフターショウでプレイされがちなエディー・フロイドのKnock On Woodがメインのショウなのに披露されているのが嬉しいです。チャンス・ハワードはプリンスが観客を煽る役に徹することが出来るように確実にボーカルを取っていて、バンドとのしっかりした関係性がやはりMusicologyツアーでは堪能するポイントの一つと言えるでしょう。そしてホーン・アレンジで生まれ変わったこのツアーの目玉の一つKissは”ブーシャカラカブー”なんてプリンスが叫ぶんで思わずニンマリしてしまうことでしょう。この16日のメインのショウは3日間中最も長尺になっています。
続いてDisc 2の最後2曲とDisc3、4は16日のペイズリーパークでのアフターショウ。前座がチャンス・ハワードも在籍しているカーク・ジョンソンのバンド、カンバセーション・ピースで、ポインター・シスターズのYes We Can Can、ココ・テイラーのThat`s Why I`m Crying、これもなんて通な選曲なんでしょう。女性ボーカルが続きますがStop On Byでもわかるようにシャカ・カーンまんまの女性ボーカリストで、これはB.K.S.のキャスリーン・ジョンソン、シャデーのIs It A Crimeも歌ったりと結構柔軟なボーカルを持っている人。一方Fuky StuffのMaze風の爽やかアレンジやディアンジェロっぽいFeel Like Makin' Love等、バンド自体のブラック通好みのプレイは結構な力量。ウォルター・ジョージ・スコット、トッド・バーレルらメンバーもいつプリンスに引き抜かれてもおかしくないレベルだと思います。

さて初日のアフターショウはこの前座カンバセーション・ピースにNo Diggityでプリンスがギターで参加してから緊張度がイキナリ頂点となります。Knee Deepのプリンスのギターソロ一発入るだけで雰囲気がガラッと変わってしまいます。そしてThe Rideでプリンス自身のアフターショウがいよいよ始まります。レナート、ロンダ、キャンディーが不在ですが、前座から参加しているマイク・フィリップスらのホーンが効果的に入ってジャジーなThe Ride、アコースティック・バージョンでは無いローリング・ストーンズにかなり忠実な演奏、特にマイク・スコットのサックスソロがそのままなのが潔いMiss Youは後半マイク・フィリップスがボコーダーをいよいよ入れ始め、ファンキー・バージョンとなってしまいます。プリンスもギターを負けじ弾きまくっています。そしてこの時が初登場でしょう、ジョニー・ワトソンのA Real Mother For Yaなんて曲が披露されてます。何とボーカルはマイク・スコット!飄々とした歌い方がはまっています。ベースとプリンスのシンコペーションが効いたキーボードが凄くカッコ良い。そしてマイク・スコットのギターも素晴らしい。ここでもボコーダーが効果的に光っています。そしてI Know You Got Soulでやっぱりホーン勢が大活躍、マイク・スコットのギターも前曲に引き続いて好調です。そこにプリンスがファンキーな指示を出してバンドを引き締めます。Sex Machineのオルガン・フレーズが飛び出してくる所等もうニュータイプのJB`sと言って良い程。しかもディスコ・バンドのスターガードの77年の唯一のヒット曲Theme From The Way Is Up(邦題「銀河からの訪問者」)のフレーズも入っていて、後にシェルビーらがコーラスで歌うその何年も前に披露されていました。当時は本当にラップのサンプリング当てクイズより高度かもしれない、と思う程の通な曲でした。ジョン・ブラックウェルの柔軟なドラミングが堪能できるHousequakeのリズムパターンとボーカルをイントロにして雪崩れ込むAll The Critics Love U In MinneapolisもONAツアーから格段に発展したアレンジ。最後に聴けるメイシオのソロ、鳥肌が立ちます。House Partyから徐々にゴーゴーのリズムが鳴らされ始めPrince & The BandそしてアルバムMusicologyの人気トップ曲なのに03年の香港のアフターショウでしか披露されていないあのIllusion,Coma,Pimps & Circumustanceのボーカル・フレーズが登場!と言ってもゴーゴー風のバッキングに反してそれほどノリノリに歌っていないのですけど。それがまたかっこいいので観客は反応し一緒に歌っています。そしてこれまたレア度高し、79年のヒット曲ジャズ・ファンクバンド、プレジャーのGlideのインスト、プリンスが叫んで煽り、チープなキーボード音とすかしたドラム、終始カッティングの嵐でグルーブする壮絶剃刀ファンクが楽しめます。Brick Houseはマイルスの「いつか王子様が」も入りもうジャズ・ロックと化しています。Dear Mr. Manでは強引にマイク・フィリップスにキーボード・ソロを弾かせてさっと軽めに終了、最後はまたもやマイルスの「いつか王子様が」のホーン・フレーズが入る「The Rainbow Children」のインスト、よーく考えてみるとレナートら主要のNPGメンバーがいないのに見事にThe Rainbow Childrenです(ホーンがイントロで間違えてますが)。ジェームス・ブラウンのバックバンドJB'sがライブ前にストを起こして、JBが急遽ブーチィーら若手のハウスゲッターズと言うバンドを飛行機で呼び寄せ代わりのJB`sとして演奏させステージは無事終了、ストが失敗に終わったという有名なエピソードがありますが、プリンスもNPGがストを起こしても、ミネアポリスから呼び出して代わりのバンドはきっと作れてしまえるでしょうね。

Celebration 2004ever Vol.1(4CDR)

Disc 1:Excel Energy Centre June 16 2004:
1.Intro 2.Musicology 3.Let's Go Crazy 4.I Would Die 4 U 5.When Doves Cry 6.1999 Intro / Baby, I'm A Star 7.Shhh 8.DMSR 9.A Love Bizarre/The Glamorous life 10.I Feel For U 11.Controversy 12.Keyboard Interlude 13.God 14.Little Red Corvette 15.Cream 16.Telemarketeers Blues 17.12:01 18.Raspberry Beret 19.Sweet Thing 20.Smoke On The Water 21.Adore 22.Alphabet Street 23.U Can Make It If U Try

Disc 2:Excel Energy Centre June 16 2004:
1.The Ballad of Jed Clampett 2.Georgia On My Mind 3.What'd Say? 4.I Could Never Take The Place Of Your Man 5.7 6.Sign O The Times 7.Whole Lotta Love 8.Call My Name 9.Let's Work 10.U Got The Look 11.Hot Pants 12.Knock On Wood 13.Kiss 14.Take Me With U 15.Purple Rain
Paisley Park Opening act Conversation Piece June 17 2004:
16.Yes We Can Can 17.That's Why I'm Crying

Disc 3:Paisley Park Soundstage June 17 2004:
1.Stop On By 2.Is It A crime? 3.Funky Stuff 4.Feel Like Making Love 5.Bustin' Loose 6.No Diggity 7.Knee Deep 8.The Ride 9.Miss You 10.A Real Mother For Ya

Disc 4:Paisley Park Soundstage June 17 2004:
1.I know U Got Soul 2.It Takes Two 3.(Theme Song From) Which Way Is Up? 4.Housequake 5.All The Critics Love U In Minneapolis 6.House Party 7.Prince And The Band (go go style) 8.Illusion, Coma, Pimp and Circumstance 9.Glide 10.Brick House 11.Dear Mr. Man 12.The Rainbow Children

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