プリンス/Victory(2CDR)
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07年伝説のスーパーボウル・ハーフタイムショウ。どんなアーティストでもあんな名演をしたらしばらくは休養するものだと思います。あしたのジョーの最後のシーンみたいに真っ白に燃え尽きた状態だったはず。しかしプリンスは終わりませんでした。そして全く同じ演奏は行わず、曲もアレンジも変え、またライブに望んだわけです。何故あなたはそんなにライブをするの?ブッキングしてしまったからさ。あのキャリアのピーク、スーパーボウルのハーフタイムショウの直後の週末2月10日の3121ラスベガス、しかもそのアフターショウ。流石にバテバテなんじゃない?とにかく聴いてください。疲れているときこそプリンスは元気。昭和の肝っ玉かぁーちゃんを髣髴させるバイタリティーです。音質も良いです、極上のスーパークオリティーオーディエンス録音ですから。関係者しか入れないような場所での録音なのに、です。内容ですが、こんな素晴しい曲を演奏していたとは。マイク・フィリップスがスーパーボウルに関するコメントで観客を騒がした後、しっとりとしたシルキーなジャズ・インストが12分。完全なインプロビゼーションの世界、プリンスもギターで軽やかに弾いています。でも基本はマイク・フィリップスのホーンとレナートのピアノ。超高級ジャズ・ディナー・ショウの様相です。そして次にはシェルビーが登場。初登場のシャーデーのカバーCherish The Day。バックの雰囲気はジャズのまま、レナートのキーボード、コーラのさっぱりとしたドラミング、プリンスの気持ちよいギター、小粋なAOR。でもシェルビーのボーカルはそんな中でもソウルフルなんです、熱いんです。そしてプリンスのブルージーなギターが泥臭く炸裂、Sugar Mama」、ビヨンセの名作B-Dayからのキラーファンキーチューンを劇的にカバーしています。プリンスのお気に入り曲だから、縦横無尽に弾きまくり、がんがんボーカルを入れて来ます。ビヨンセ以上に熱いボーカルを聴かせるシェルビーも凄いです。中年はやっぱりビヨンセでビンビン元気になるのでしょう。ホーンの煽りもファンキーです。ファイト一発。そしてビリー・コブハムのStratus。技巧溢れるギターワークが随所で聴けますが、基本は70年代のニューソウル系インスト、更にマイクがボコーダーで入ると、70年代のハービー・ハンコック風にもなります。そして次にこの静かなホーンの調べは、プリンスがWasted Kissを歌うなんて、これは激レアです。NPGのサード・アルバムNewpower Soulのシークレット・トラック、完全初登場のライブ・バージョンです。次にプリンスのロックなギターが秀逸なMother`s FinestのBaby Love、そしてシャカ・カーンに似せてシェルビーが歌うSweet Thing。プリンスもバックでゴキゲンにコーラス入れています、というか歌っています。アコースティック・バージョンに聴き飽きた人には蕩ける名演ですね。観客全員で大合唱のPlay That Funky Music、そしてThank Youのギター・フレーズ、更にBrick Houseへ行きつつ直ぐにSkin Tightへ。でもいつもはインストなのに、プリンスがファンキーにボーカルを入れているのがとっても新鮮です。そしてLove Rollercoaster。オールド・スクール5連発。プリンスはまたもやシュガーフットのようにボーカルを入れます。そしてブレイク無しにAll The Critics Love U In Las Vegasに突入。グルービーなギターとホーン、畳み掛けるドラミングで筋肉増強したハイパー・バージョンです。そしてこの疾走するバンド状態で快活に3121に。プリンスもノリノリでDon`t you Wanna come?!!!と歌います。そしてこれで終わってもおかしくないのに、狭いステージにシーラEが私も私もと登場。アドレナリンを大噴出させてサンタナのOye Como Va、そしてその後Afro Blueのフレーズをホーンが吹き少しステージを冷ましてくれます。でも直ぐにやっぱり締めはこの曲、Get On The Boat、シーラがいるんだから、この曲やら無いと駄目ですよね、確かに。叩きまくる、一旦リゾルブするのに、プリンスがまたギター弾いて、バンドに活を入れます。ホーンも痙攣気味に吹き、シーラもまた叩く。レナートのキーボードも叩くように弾き、ホーンも刻み気味に走った演奏。バンド全員が躁病患者で即入院。この弾きまくっているプリンスは数日前にアメリカ国民半分の前で演奏しているわけで、それでこの元気とは本当に信じられません。3121ラスベガス中間違いなくベストの内容、そして脅威のハイクオリティーサウンド。ボーナスに07年の2月から3月の3121 Clubで演奏されたスタジオバージョンより濃厚なSatisfiedのサウンドボード6分、そして音質はあまり良くはありませんが、バラード「Somewhere Here On Earth」のライブ・バージョン(このアイテムのリリース当時、Planet Earthはリリースされていません)、そしてGuitarのアコースティック・ライブ・バージョン。これほど快活なギターとボーカルは稀有な珠玉演奏!そして、今テイマーはどこに?彼女がプリンスへ向けたメッセージソング、冷たいあなたと歌う「Ice Cold」のスタジオ曲、そして謎のリミックス「TAC」、テアモコラゾンのハウス・デモ・バージョンを収録。
Disc 1
1.Mike Phillips Intro - 2.NPG Jazz Jam - 3.Cherish The Day - 4.Suga Mama - 5.Stratus - 6.Wasted Kisses - 7.Baby Love 8.Sweet Thing
Disc 2
1.Play That Funky Music/Thank You(Falletinme Be Mice Elf Again) - 2.Brick House/Skin Tight - 3.Love Rollercoaster - 4.All The Critics Love U In Las Vegas - 5.3121(Housestyle) - 6.Oye Como Va - 7. Afro Blue - 8. Get On The Boat
3121 Jazz Cuisine Rio All-Suite Hotel & Casino, Las Vegas February 10, 2007
Bonus
9.Satisfied(Soundboard Live) - 10.Somewhere Here On Earth/Guitar - 11.Ice Cold(Tamar Unknown Song) - 12.TAC(Unknow Remix)
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レビュー
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