NLシリーズ パーラメント・ファンカデリック / Houston 1977 (1BRDR)
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ジョージ・クリントン率いるパーラメント、ファンカデリックの名映像。内容はどれもこれも素晴らしいのですが、古いもののためクオリティが高いものは少なく、途中でカットされコンプリートではなかったり、ノイズが入っていたりしているのもあります。しかしその劣化を抑えるべく今回1080Pのブルーレイにし、超お求めやすいNLシリーズにてリリース致します。
76年にワーナーに移籍したファンカデリック、一方パーラメントはアルバム Funkentelechy vs. the Placebo Syndromeを77年にリリースしました。その77年12月、正確な日付は不明ですが、ヒューストンのSummitでのライブをプロショット収録。75年に加入したジェローム・ブレイリーのドラムの乱打からDr. Funkensteinが一曲目にプレイされます。バック・コーラスにはパーレットの面々。彼女たちは「ファンクは最高、The Oneで貫いて」と歌っています。ジョージも「The Oneの下に」と唱えて応えます。ここでのドロンボーンは若きグレッグ・ボイヤーだと思われます。そして若くしてガンで亡くなったグレン・ゴインズがおり、彼のギター、ヴォーカルも入ります。超セクシーな女Red Hot Mamaでのエディ・ヘイゼルに肉迫するスリリングなギターは天才マイケル・ハンプトンによるもの。グレンらのボーカル・ワークも最高です。Undisco Kidでは観客を躍らせるバップ・ガンを持って飛翔するゲイリー・シャイダーがいます。ジョージが「女はバッド!最高!」と唱えれば、ブライズらはセクシーに踊りコーラスしアピールします。I Call My Baby Pussy、プリンスがパレード・ツアーでも一部引用していました。実はこのライブではそのフレーズが歌われていませんが、その曲には「呼んでもいないのに彼女のボディが俺の頭の中に這って入ってくる。俺のPurpleな心で感じ考えてメイクラブをする」という歌詞があります。紫という言葉が後のプリンスにも響いていたのではないでしょうか。そしてバーニー・ウォーレルの怪しげなシンセサイザーも特筆。そして「俺たちは共にファンクを作る子供達、ファンケンシュタイン博士の英知によってファンクのクローンが作られた、心のクモの巣を吹き飛ばしてやる」と歌うChildren Of Productionへ。グレン・ゴインズ、そして後にザップに参加するレイ・デイヴィスの低音ボイスを含めた哀愁のコーラス・ワークが素敵です。どんなノイズでも、それがスターチャイルドとその仲間達からのものだと思ってくれ、そう歌うPファンクの代表曲Mothership Connectionとなります。「俺がマザーシップ・コネクションだ、ここに居る!」とジョージとグレンが叫び観客にも「それはパーティーだ、お前たちもそうなのだからそう唱えろ」と鼓舞します。ジョージは勝手にTake Your Dead Ass Home (Say Som'n Nasty)を歌います。しかしバックは気が付かずちょっと混沌としてしまいますが、この強引さもPファンクの味と言えるでしょう。それでもBop Gun (Endangered Species)の歌詞をジョージが唱えた際にはブライズらはしっかり反応しています。そして奴隷達が自由を求め逃亡する手助けをしたUnderground Station、その際の馬車を黒人であるスターチャイルドが乗るマザーシップに例えて唱えられるSwing Down, Sweet Chariotへ。司祭グレン・ゴインズがギターを弾きつつ、「俺も乗りたいよ、お前らはマザーシップが降臨するのを信じるか?」と朗々と歌いつつ徐々に盛り上がっていき、最後にはステージにマザーシップが降臨する、この展開はとてもとても感動的です。そしてそのマザーシップから颯爽と出て来たのはスターチャイルド、ジョージ・クリントンです。かっちょいい!そしてレイ・デイヴィスが「屋根を吹っ飛ばすくらい盛り上がれ」と低音で呟くGive Up The Funk(Tear The Roof Off The Sucker)に。アルバムMothership Connectionで一番ヒットした曲であり、「俺たちはファンクが欲しい、ならばファンクを譲れ、与えろ」と、徳を積むことを推奨している素晴らしいアンセムです。バーニーのシンセ、ホーニーホーンズの嘶き、コーデル・モースンのブリブリしたベース、バックはどれもこれも最高。そしてジョージがゲイリー・シャイダーを呼び出しNight Of Thumpasorus Peoplesのフレーズをギターで弾かせ、ガガグガガと観客に歌わせ、アルバムMothership Connection同様ラストにNight Of Thumpasorus Peoplesの演奏へと雪崩れ込みます。このプリミティブで魂を呼び起こすかのようなサウンドにはただただ体を委ねるしかありません。最後ジョージはマザーシップに戻り飛び立っていくのですが、その途中で残念ながら映像は切れてしまいますが、その後はどうなったか皆さんが想像して頂くことになりますが、ファンクは必ず自由へと導いてくれていることでしょう。この名ライブは是非ブルーレイとして保存しておくべきなのは変わりありません。
Summit, Houston, December 1977
Intro
Prelude
Dr. Funkenstein
Red Hot Mama
Undisco Kidd
I Call My Baby Pussycat
Children Of Production
Mothership Connection (Star Child)
Take Your Dead Ass Home (Say Som'n Nasty)
Bop Gun (Endangered Species)
Swing Down, Sweet Chariot
Give Up The Funk (Tear The Roof Off The Sucker)
Get Off Your Ass And Jam
Night Of Thumpasorus Peoples
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