NLシリーズ Pファンク・オールスターズ / Houston 1984 (1BRDR)
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Pファンクの名映像。内容は素晴らしいのですが、古いもののためクオリティが高いものは少なく、途中でカットされコンプリートではなかったり、ノイズが入っていたりしているのもあります。しかしその劣化を抑えるべく今回1080Pのブルーレイにし、超お求めやすいNLシリーズにてリリース致します。
82年キャピトル・レコードとジョージ・クリントン、Pファンク・オールスターズ、二つの名義で契約、Loopzillaがまずヒット、そしてAtomic DogがR&Bチャートで1位となる大ヒットとなりました。その後ジョージはセカンド・ソロYou Shouldn't-Nuf Bit Fish、そしてPファンク・オールスターズ名義でUrban Dancefloor Guerillasを共に83年発表、更なる攻勢をかけていたヌビアン・ナッツ・ツアーより、84年4月1日サミット公演を収録。 一曲目はFunkentelechy、しかしラスト1分弱しか収録されていません。続くCosmic Slopはロン・フォードがゲイリー・シャイダー、そしてマイケル・ハンプトンを紹介、二人のギターバトルが繰り広げられます。ゲイリーはおむつを穿いていません。ドラムはデニス・チャンバーで鋭い叩き方でかっこいです。One Nation Under A Grooveでゲイリーはオムツ姿で歌います。コートを着て隠していたんですね。そしてスリリングに(Not Just) Knee Deepへ流れます。後半はPsychoticbumpschoolのホーン・フレーズを含むファンク・ジャムとなります。そしてUrban Dancefloor GuerillasのA面1曲目Generator Popのライブ演奏。ゲイリーの快調なボーカルとキャメオ・マナーなエレクトロ・ファンクが絶妙な踊り出さずにはいられません。デニスのドラムソロからYou Shouldn't-Nuf Bit FishのA面一曲目収録Nubian Nutのライブ演奏。ファースト・シングル、ソウルチャート15位まで上りました。ジョージのラップがライブでも結構はまっていて、レイ・デイビス、ロバート“ピーナッツ”ジョンソンらが哀愁コーラスで絡むのもPファンク印でグッドです。マイケル・ハンプトンによるギター・カッティングは心地良いです。短髪のジョージ・クリントンが観客の方に向かって盛り上がっています。そしてYou Shouldn't-Nuf Bit Fish収録のQuickieのライブ・バージョンもギター・カッティングがとてもリズミカルでファンク度が増しています。「応急処置をしてくれる彼女」どんな処置なのでしょうか。ゲイリーの声とジョージの声がかなり一緒に聴こえます。ブラックバードがスリリングなギターを魅せます。レイの低音もダンディに響きます。トロンボーンはグレッグ・ボイヤー、サックスはグレッグ・トーマス、そしてポリス姿の太っちょがトランペットのベニー・コーワン、3人のPファンク・ホーンズもスリリングです。マイケル・ハンプトンのカッティング、ジョージが機敏なダンスをする瞬間も!Let's Take It to the Stage風の演奏です。スライのThank Youのフレーズが入ります。プリンスよりも前からこのような引用をしていたんですね。ブラックバードもカッティングを入れてます。 Up for the Down Strokeもジョージが歌います。そのまま流れるようにUndisco Kidd、そしてキーボードがクールに奏でるザップのMore Bounce To The Ounceの進化系Pumpin' It Upへ。Urban Dancefloor Guerillasからの曲ですがこの時期しかプレイしないでしょ、の曲が多いのが嬉しいです。そしてギターはなんとエディー・ヘイゼル!マイケル・ハンプトンと同じピンクの衣装なのでスルーされてしまうかもですが、エディがなぜかこの曲で登場しました!またこの曲が素晴らしいんです!Urban Dancefloor Guerillasにエディはクレジットされていますから、作曲、ギターのリフ、絶対貢献しているんです。とにかくこの演奏を聴いて観てください!レイ・デイビスの低音からのGive Up The Funk。ゲイリーはもうほぼ裸とオムツでほぼいつもの通りに歌っています。Bootzillaのフレーズも入ります。Night Of The Thumpasorus Peoplesをしっかりプレイして、ついに来ました、ジョージ・クリントンのソロ名義で大ヒットしたAtomic Dogのライブ・プレイ!改めてこの曲がPファンク陣営が一丸になって作っていたんだ、それがわかる演奏です。後半からはもうこれぞファンクの洪水的な展開となります。絶対この当時のテンションは侮れません。というか絶頂期よりも切羽詰まって凄まじいです。そしてジョージはこれで終わりと安心したかのようなFlash Light。ソロになろうが、名前を変えようが、女性コーラスがいなく男所帯のバンドであっても、この名曲が演奏されている限りPファンクは永遠です。
Funkentelechy
Cosmic Slop
One Nation Under A Groove
(Not Just) Knee Deep
Generator Pop
Nubian Nut
Quickie
Let's Take It to the Stage
Undisco Kidd
Pumpin' It Up
Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker)
Night Of The Thumpasorus Peoples
Atomic Dog
Flash Light
Pro-shot
79min.
Summit, Houston, TX
April 1, 1984
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レビュー
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