NLシリーズ パーラメント・ファンカデリック / Harlem 1980 (2CDR)
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快進撃を続けてきたものの、いよいよR&Bナンバー・ワンのヒットが出なくなり陰りを見せてきたパーラメントの『Gloryhallastoopid』リリース時期のツアー(Egg Tour、もしくはPopsicle Stick Tourとも呼ばれています)、その一貫として80年の2月終わりから3月にかけてアポロシアターを救済すべくノーギャラで行われていた、そのどれかの日の公演を、サウンドボード録音ですが、粗目の音質で収録。実際この後80年はジョージはライブを行っていないようで、このライブが如何に貴重かわかります。ジューニーがクレジットを貰えないと脱退、ベースのスキートがおらず、ライジ・カリーが代わりの可能性があります。しかしジョージから離れ気味だったバーニー・ウォーレルも呼ばれていますし、ブーツィーの精神状況の悪化やラバー・バンドの名義が使えない問題で79年に解散、そのためメイシオらホーニー・ホーンズがジョージの方に来ているので、彼らは居ます(フレッドはもしかしたら不在かもです)。このライブの目玉は、ロン・ダンバー色が強いパーレットのような軽快ファンク「The Big Bang Theory」がプレイされていること。ホーンのフレーズを含めとてもとてもかっこいいのですが、ビッグ・バン理論と言っているのに歌詞がありません。サウンドこそその理論そのものというわけなのでしょう。「ビッグバンを生み出し、ビッグなダンスを生み出した」ドクター・ファンケンシュタインとお尻にピンを刺すとジョージみたいにパリピに7秒間だけなれる聖なる馬鹿ロバらサーノーズ側との闘いが繰り広げられる『Gloryhallastoopid』ですが、このように侮れない曲が含まれているのです。そして「Night Of The Thumpasorus Peoples」ではホーニー・ホーンズのフレーズが素晴らしいです。「One Nation Under A Groove」もホーニー・ホーンズ効果があり、R&Bナンバーワンの「Aqua Boogie」もノリノリのアレンジで進みます。タイロン・ランプキンとラリー・フラタンジェロらの荒々しいドラムとパーカッションのソロ、
「Mother Ship Connection」はカッティングとホーン、それぞれにアレンジに少し変化がなされていて興味深いですし、メイシオのフルートも入りとてもかっこいいです。更にPファンク系の曲フレーズも目くるめく入って来て、ゲイリー・シャイダーらの「Swing Down, Sweet Chariot」の歌い方も違い、後にザップに行く国宝級低音ボイス、レイ・デイビスの声が凄く目立っており、パーレットのコーラスも含めかなりゴスペル色が増しています。ジャズと哀愁のブレンド「(Not Just) Knee Deep」ではマイケル・ハンプトンの劈くソロも秀逸です。最後にメイシオがパーラメント、ファンカデリックを称えるMCをして、演奏は終わりそうになりますが、アンコールがあります。バスティン・ルースと唱えるファンカデリック・マナーな荒々しいジャムですが、途中でカットされていて残念です。このライブはかなりゲイリー主体で、ジョージはお疲れ気味なのかもしれません。
The Apollo Theatre, Harlem, NY
March 1980
Disc 1
Intro
Cosmic Slop
The Big Bang Theory
Give Up The Funk(Tear The Roof Off The Sucker)
Night Of The Thumpasorus Peoples
One Nation Under A Groove
Aqua Boogie(A Psychoalphadiscobetabioaquadoloop)
Disc 2
Drum Percussion Solos (cut)
Mothership Connection (Star Child) / P. Funk (Wants to Get Funked Up) / Undisco Kidd (The Girl Is Bad!) / Rumpofsteelskin / Party People / Swing Down, Sweet Chariot
(Not Just) Knee Deep
Bustin' Loose / Get Off Your Ass And Jam (cut)
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