NLシリーズ パーラメント・ファンカデリック / St. Louis 1981 (2CDR)
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ジョージは自身のレーベル、アンクル・ジャムを立ち上げたもののカサブランカの売却もあって契約が思うように進みませんでした。そんな中、復調したブーツィー・コリンズらラバー・バンドのメンバーらを連れて、パーラメント・ファンカデリックの最後となってしまったツアー、The World's Greatest Funk Tour、またはGreatest Funk On Earth Tour '81を行います。そのセント・ルイス公演をサウンドボード録音ですが、音ヨレ、ヒスがあるものの良好な部類の音質で収録。元のマスターは曲順がいい加減で、可能な限り繋げて再現するリマスタリングをfunksoulmusicによって行っています。をパーレットのコーラスがある「Cosmic Slop」の素敵な出だし、「Bustin' Loose」のジャムからレイをジョージらが呼出し、「Give Up The Funk」の低音ボイスが入って好調に進んでいきます。そしてブーツィーが居るのかWind Me Upのコーラス、そして「Night Of The Thumpasourus Peoples」となります。「One Nation Under A Groove」は後半はあまり聴いたことのないジャムに変化します。「Mothership Connection」はイントロだけの収録でDisc 1を終了。そしてDisc 2はメイシオの煽りで始まる衝撃の「Ahh... The Name Is Bootsy, Baby」。音質が前半悪いですが、演奏が進んで行く内に音が良くなっていきます。ブーツィーのスペイシー・ベースが炸裂、セント・ルイスを盛り上げていきます。「Stretchin' Out」もジャム風で激ファンキー。そして素晴らしいノリの「Standing On The Verge Of Getting It On」、更にパーラメントの『Gloryhallastoopid』収録の激レア演奏「Theme From The Black Hole」は絶妙なタイミングでレイ・デイビスの声が入ってプレイ進行していきます。R&Bチャートで8位となっている素晴らしい曲で、ブーツィーの演奏と同様のハイライトと言えるでしょう。そしてラスト「Flash Light」では「Agony Of Defeet」が差し挟まれるダンサンブルなアレンジです。
そしてボーナスに、ブーツィーがプロデュース、ジョージのレーベル、アンクル・ジャムからリリースされたスエット・バンド、そのオーディエンス録音のライブです!オープニングはアルバムでも1曲目のフリーキーなインスト「Hyper Space」。ブーツィーらしき声が入ります。どこかギャップ・バンド風な「We Do It All Day Long」はメンバーのパーカッショニスト、カール・スモールだと思われます。メイシオのバンド紹介がありますが、レイザー・シャープ、パーレットが居ると思われます。アルバムで最もダンサンブルな「Freak To Freak」のライブ・バージョンが聴けるのは何より歓びです。
Disc 1
Parliament Funkadelic
Cosmic Slop
Bustin' Loose
Give Up The Funk (Tear The Roof Off the Sucker) / Wind Me Up
Night Of The Thumpasorus Peoples / May We Funk You?
One Nation Under A Groove
Mothership Connection (Star Child) (intro only)
Disc 2
Intro / Ahh... The Name Is Bootsy, Baby
Intro / Stretchin' Out (In a Rubber Band)
Standing On The Verge Of Getting It On / Good To Your Earhole
Intro / Theme From The Black Hole
Flash Light
Checkerdome, St. Louis, MO, USA
May 8, 1981
The Sweat Band
Hyper Space
We Do It All Day Long
Freak To Freak
Joe Louis Arena, Detroit, MI
June 7, 1981
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