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サンタナ / Fillmore West 1971 (2CDR)

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上質サウンドボード録音、71年のライブとして最高峰のセトリ、初期サンタナのナンバー・ワンのタイトルです。「Incident at Neshabur」、「Conquistador Rides Again」の2曲の完璧さ。グレッグの荒々しいロッキッシュ・ボーカルの「You Just Don't Care」、しっかりグレッグ主体のバンド演奏となっている「Fried Neck Bones and Some Home Fries」、オルガンが前に出たクール・ファンク「Waiting」。「Gambo」はかなりギターが暴れまくっており、ツインギター、両者共に絶好調だとわかります。「Shades Of Time」、「Savor」も卒なくこなしつつ「Jingo」へとスリリングに流れていくカタルシス。そして唐突と始まる「Perusuation」のダンス学園カーニバル、ここでのテンション超高めです。「Soul Sacrifice」は壮絶パーカッションがハゲヤバ。白眉は自信たっぷりに「Batuka」をメドレーに入れず演奏していることです。こればかりはプリンスの「Santana Medley」と比較対象としたい所。そこからの「Jungle Strut」の渾身のギター・プレイには脱帽です。そしてジミヘンもまたプリンスも、この時のギターに到達点を感じるはず、のマイルス・デイビスのカバー「In A Silent Way」。サンタナがジャズに傾倒していく、その証明曲です。この演奏は歴史、と言って良いかもしれません。

Disc 1
1 Interview with Carlos Santana
2 Introduction by Bill Graham
3 Incident at Neshabur
4 Conquistador Rides Again
5 You Just Don't Care
6 Fried Neck Bones and Some Home Fries
7 Waiting
8 Treat

Disc 2
1 Gumbo
2 Evil Ways
3 Shades of Time
4 Savor
5 Jingo
6 Persuasion (cut)
7 Soul Sacrifice
8 Batuka
9 Jungle Strut
10 In A Silent Way / It's About That Time

Fillmore West, San Francisco, California
July 4, 1971

Carlos Santana - Lead Guitar
Gregg Rolie - Vocals, Keyboards
David Brown - Bass
Neal Schon - Guitar
José Areas - Percussion, Trumpet
Mike Shrieve - Drums
Mike Carabello - Timbales, Congas, Percussion

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