NLシリーズ パーラメント・ファンカデリック / Richmond & Mobile 1976 (2CDR)
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75年12月15日に発表されたパーラメントの大傑作アルバム『Mothership Connetion』。後の有名な2LPのリリースがあったP-ファンク・アース・ツアーは76年10月27日のニューオーリンズのリハーサル後始まりましたが、この76年4月24日のリッチモンドのライブは、それよりも前のマザーシップ・コネクション・ツアーとなります。やや音にメリハリが少なく、ほんの一部音切れがありますが、録音があることに大感謝の迫力ある良好サウンドボード録音です。
初期のマイケル・ハンプトン主体の「Cosmic Slop」のプレイにまず震えます。「Red Hot Mama」がロックというよりジャズ・ファンク寄せのアレンジで面白いです。パーラメンツのファジー・ハスキンズらのコーラスがソウルフル。スライからのドーン・シルバ、リン・マービーはこの時期に入りました。75年シュガー・シャックでは彼女達は居ません。
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ジョージがマザーシップの降臨のMC、「Do That Stuff」のファンクネス、とにかくホーンが素敵でフレッド・ウェズレーを中心としたホーニー・ホーンズが居るはずです(尚フレッドはバーニー・ウォーレルと同様音楽教育を受けており、JBの曲の譜面を書いたりとJBズの音楽監督を務めていました)。グレン・ゴインズも健在です。「Undisco Kidd」でのジョージのボーカルがだみ声ではなく、周りのコーラスと絡めてとても厭らしく歌います。重厚なベース、コーデル・モースンによるもの。そしてどかどかのジェローム・ベイリーのドラミングもハゲヤバ。「Mothership Connection」はカットがありますが、グレン・ゴインズのマザーシップの降臨の儀式は哀愁のホーンとバーニーの効果音と共にしっかり収録されています。「Give Up The Funk」ではレイ・デイビスの低音が響きますが、グレン・ゴインズらのボーカルも絡んで最強のものに...否それを超えます。なんとジョージがブーツィーを呼び出し、レイの代わりにTear The Roof Off The Suckerのボーカル・フレーズを歌わせ、そこへ本家レイが絡んでもう堪らない展開になるのです!ゲイリーを呼び出してフレーズを弾かせる「Night Of The Thumpassorous Peoples」でのホーンも鋭く、ジョージと共にブーツィーも煽ります。ほぼ最後までプレイした辺りで突然終ってしまいます。ラバーバンドが居てこそホーニー・ホーンズが参加出来た、ジョージとブーツィー両巨頭が重なったそれを記録したベスト・ライブです!
そしてDisc 2はDisc 2は76年秋から始まった最初の大規模のツアー、アース・ツアーより、30分弱ですが76年11月28日Mobile公演をサウンドボード録音で収録。こちらは怒涛のロック&ソウルで迫る「Red Hot Mama」、グルーブ・ファンク「Standing On The Verge Of Getting It On」、同じ76年で同じ面子でも違ったサウンドが奏でられています。
Disc 1
Intro / Cosmic Slop
Red Hot Mama
Let's Take It To The Stage / Take Your Dead Ass Home
Do That Stuff
Undisco Kidd
Mothership Connection (Star Child)
Give Up The Funk (Tear The Roof Off The Sucker) / Get Off Your Ass And Jam
Night Of The Thumpasorous Peoples
The Mosque, Richmond, VA
April 24, 1976
Disc 2
Red Hot Mama
Let's Take It To The Stage / Take Your Dead Ass Home
Standing On The Verge Of Getting It On
Undisco Kidd
Municipal Auditorium, Mobile, AL, USA
November 28, 1976
Parliament
George Clinton – vocals
Fuzzy Haskins – vocals
Grady Thomas – vocals
Calvin Simon – vocals
Ray Davis – vocals
Parlet
Debbie Wright – vocals
Jeanette Washington – vocals
Funkadelic
Glenn Goins – electric guitar, vocals
Garry Shider – guitar, vocals
Michael Hampton – lead guitar
Cordell Mosson – bass guitar
Bernie Worrell – keyboards
Jerome Brailey – drums
Horny Horns
Fred Wesley – trombone
Maceo Parker – saxophone
Richard Griffith – trumpet
Rick Gardner – trumpet
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